婦系図(1962年公開、大映製作)を観た。婦系図は映画で何作も出ていたため、一番観たかった作品ではなかったよう。
とはいえ、ストーリーは面白く、翻訳家と芸者とのラブストーリー。「私たち何の因果で芸者>>続きを読む
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初キートン映画。
これもたまたま南北戦争の最中の話だった!
話の内容は、北軍のスパイに盗まれた機関車ジェネラルと好きな女を取り戻すべく追いかける主人公の話。主人公の小柄な体型も相まってドタバタコメデ>>続きを読む
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ちょうど南北戦争について書かれている本を読んでるので、ベストタイミングだった。
序盤
黒人差別も描かれていたが、それ以上に南部の理想的な生活が描かれていた。黒人は白人に忠誠を示していたし、白人は貴族と>>続きを読む
お金は簡単に手に入らない。
そして妻のいい勉強代。
急に電気を消して全部暗くなったり、ふすまが登場して会話を盗み聞きできたり、日本ぽい音楽になったり、演劇的なシーンが何箇所かあった。
日本人俳優は>>続きを読む
字幕が、黒背景に白文字の字幕でおしゃれ
人の影が、人間では何者でもない感じがして奇妙さをだしていた。
顔のせいか、主人公がkemioに見えてしまう。
幽体離脱なのか幻覚なのかがよくわかなかったけど、調>>続きを読む
ジャックタチらしい、綺麗で近代的な建物がやっぱりすばらしかった。
ガラスの反射で映るエッフェル塔、
壁越しに、隣の家と繋がっているかのような演出。ネオン配線の矢印。円になってる道路、メリーゴウラン>>続きを読む
ロマンチック。
スパイの娘と直属の上司?のラブストーリー。
頭部が意味ありげに映し出されたり、酔っ払って目が覚めたとき、主人公がグルグルと回って見えたり、車に乗っているシーンはまさにヒッチコックといっ>>続きを読む
最初はB級映画なのかなと思ったけど、
古いSFのセットが、雰囲気良くて、レトロで素敵だった。
言語学者の娘がファッションもスタイルも全て可愛かった。そりゃ皆キスするわ。
目に見えない透明な敵は、言語>>続きを読む
川に椿が流れるシーンがきれいだった。さやのない刀という、自分のリミッターに対して、最後まで引っかかる様子で、でも自分を自制できる賢い侍という印象だった。
日本版のモノクロミュージカル?時代劇でありがながら、日本の耳になじんだ曲調のミュージカルだった。
傘屋の娘の話。食べるものもないのに骨董品を買ってしまう父親。
傘をくるくるして、一人ずつ顔が見え>>続きを読む
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序盤は金のない脚本家と、無声映画の元大女優の話で、金のない脚本家は金取りに追われ、大屋敷に迷い込んだ。それが元大女優の家だった。
あまりにも年上で、過去の栄光にしがみついているみじめな女性の誘惑から>>続きを読む
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前情報なしでみたので、ちゃんと物語を理解はしていないが、看護婦と女優の話である。
喋らない女優と、翻弄される看護婦。別荘で二人で療養する。しかし、女優に自分の秘密を夫に手紙で書かれ、激怒する看護婦。>>続きを読む
見終わった後にヘルツォークの作品だと言うことを知った。
映像も、壮大な自然のせいなのか癒される感覚もあった。
BGMがない分、笛の音がものすごくいい。
植民地を作っていった支配者はこういう風な感じな>>続きを読む
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最初のジュテームというセリフがまさにフランス映画で気分が上がった。
マイルスデイヴィスの音楽が良い。
刑事のセリフと写真が浮かび上がってくるところが、決定的でクライマックスを感じた。
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西ベルリン、東ベルリンと絡めて、男女の性や生、なぜ生まれてきたのかを、元は2人であった仮定にしてアニメーションで描かれている部分も、統一感に繋がっていた。
主人公の半生が、ライブの音楽によって回想され>>続きを読む
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主人公のピアニストはあくまでも惨劇を至近距離で見続けた人間。何か行動を起こすわけではなく、ただ生き延びる。それだけし続けた。
残虐さが見るに耐えないところが多かった。
ピアノを聴いて助けてくれたドイ>>続きを読む
ついに完結となったエヴァ。
綾波がポカ波すぎてちょっと違和感。
ゲンドウのターンで涙が出そうになった、、、。
ついに終わったんだなと、寂しい気持ち。
これからエヴァを追うことはないのか、、
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意外なことにロマンス映画でもあった。
スリを行う時のカメラワークには、こちらもワクワクさせられた。この映画が、スリを行うことの善悪がメインのテーマではなく、主人公の弱さに惹かれるヒロインと、また、ヒロ>>続きを読む
とにかくテンポがよかった。
ダレることなく、話が進んで、
シンプルにいい映画なんじゃないかと思う
久々に観たけど、やっぱり一番好きな映画。
美女だけでなく、建物や、緊張感のある不思議な空間。美しかった。
妄想、まやかしは、誰もが持っているもので、
暗示させるようなものがありつつも、空想の中は世界>>続きを読む
1と3が好きな作品だったけど、2はみたことなかったので鑑賞。
傷だらけのライムというだけあって、みていてつらかったし、田舎特有のダサさを思い出して嫌な気持ちになってしまった。
女性達の悩みは1.3と違>>続きを読む
ローマ帝国に支配されてる時代の話。キリスト教がここまで支持される理由がわかる。あくまで全てを救うというわけではなく、自分ができる助けをしてあげる。辛い現実には、必要だったのだと感じた。
船って当時手動>>続きを読む
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最初、何故トラヴェスが話せないのか不思議だったけど、終盤で理解が出来た。
父親らしくしたいといって、父親とはどういうものか調べて、スーツを着て迎えに行ったところが、素敵だった。
受話器で話すシーンが>>続きを読む
それぞれどんな人間性をもっているのか、理解するのが難しかった。それもまた戦争だったからということなんだろうけど。
ヨノイは日本の精神を重んじるあまり、西洋の文化に驚いて倒れたのかと思ったけど、セリアズ>>続きを読む
ロリータという少女に魅せられた男の話。
一見紳士な男性で、父性のようで性的なようで、どう捉えていいかわからない愛。徐々に周りの男への嫉妬や疑いが止まらなくて、依存していた。
でも、ロリータが思春期特有>>続きを読む
農薬と砂煙が潔く舞っていてみていて気持ちよかった。
絵に描いたようなブロンズ美女がヒロインで、これはどんな人でも虜になってしまう。
外見が醜いというだけで、この仕打ちとは、あまりにも残酷だった。
見世物にすること、それは見世物にしてる人間がいるからなのである。人間の、奇妙なものを見る目や醜いものを下に見る嫌な面が多く、みるのも辛か>>続きを読む
愛する人のために、身を引いたり、助言したり励ましたり守ったり、
ここまで大切に想ってくれる人がいるのは憧れる。最後の告白、ストレートでよかった。
テオは兄は不幸だったといってた。その過去や生きている様子を、かつてゴッホの手紙を届けていた配達員の息子が、ゴッホの周囲にいた人間の話をきくことによって展開されていく。
テオの兄に対する気持ち、どんなに>>続きを読む
白のトーンがかかっていて綺麗で、とにかくどの場面を切り取ってもお洒落で驚いた。
建物も料理器具も近未来なのに、違和感がなく、惚れ惚れする世界だった。勝手に肉が裏返るフライパンが面白かった。電源コード付>>続きを読む
園子温の映画はヒミズとヒソヒソ星くらいしかみたことないけど
どの作品も役者が素晴らしい。
悪い人は詐欺師だけど、騙される人も悪さも、綺麗事じゃなく表れてるのが印象的だった。主人公のなんだかんだ身勝手な>>続きを読む
前知識なしにみて、30分間は、「?」しか出てこなかっけど、楽しかった、、。まさに「作り上げる
」を鑑賞した。
絵の上に五千年後の絵が描かれていて、自分達と違って、時間に囚われてないって言ってたのがよかった
こういう岩とか砂とかってデジタルで保存とは違って、生身の人間の動きが研究でわかるんですね