けいさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

けい

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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

かっこいいアクション映画はこれまでいくつも見てきましたが『ジョン・ウィック パラベラム』段違いにアクションが美しい.....吐息と綻びが溢れるようなワクワク感。

主席たちの「静」とアクションの「動」
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.9

「もしも自分以外の人間がビートルズを知らない世界だったら」
その設定だけからは、想像できないほど温かくてキュンとする、悪者がだれも出てこない優しい作品。
最近見たラブストーリー?コメディ?中では1番か
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

高らかに夢を掲げる高校生と
なりたかった自分と現実とのギャップに悩む31歳。
過去のしんのが現在のシンノスケさんに向かって「今の自分になってもいいなって思えるような姿でいてくれ」と。
この台詞は、壁に
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.5

「ジャニーズ主演の青春キラキラ映画」と思わないで欲しい。
音楽で交じり合う友情、
セッションのシーンでは生き生きとした青春を感じる。

三木監督は、やっぱり青春の輝きと儚さを描くのが上手いし、
中川大
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.6

クドカンの悪ふざけ、
神木くんの高校生ノリ、
長瀬くんの馬鹿馬鹿しさ
全てがいい感じに掛け算されてる。

天国地獄、輪廻転生などの設定を面白おかしく昇華させる中に、自分が生きたい世界ってなんなんだろう
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楽園(2019年製作の映画)

3.6

素晴らしい作品。
ただ、2度は見たくない。
それほど見る人の心を締め付ける。

陰鬱で閉鎖的な限界集落、
心を濡らすような雨、
不安を煽るピアノBGM。
全てが暗い気持ちへ誘うが、皮肉にも田園風景、山
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.5

「カメラを止めるな!」でおなじみの上田慎一郎監督の新作。

開始10分で引き込まれて、「これから何か面白いことが始まっていくだろうワクワク感」が詰まった作品。
演じることはいわばを「虚構」を作り上げる
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

3.9

正直見る前までは、前作のスター級のキャストに比べて若手キャストメインだったのでそんなに期待していませんでしたが...

めちゃめちゃおもしろい!!!!!

見終わったあとの高揚感と劇場のドアをちょっと
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.2

蜷川実花の解釈した太宰治像。

小栗旬の色気、沢尻エリカの妖艶さ、宮沢りえの包容力..他にも成田凌、千葉雄大、瀬戸康史...キャストの素晴らしさを語ろうとすればきりがない。

道端の花、祭りの風車、雪
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

10/4公開「ジョーカー」「ジョン・ウィック」「HIGH&LOW」の強者揃いですが、今作こそ劇場で見るべき映画だと思う。
なぜなら、今作の実写化の素晴らしさは、劇場という空間にある。
「世界は音楽で溢
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.9

「孤高の天才」「学園一のイケメン」を演じることより、「普通」を演じることが何よりも難しい。
そんな「普通」を魅力的に演じる蒼井優、池松壮亮、井浦新、松山ケンイチ、ピエール瀧、佐藤二朗が一堂に会した。こ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

久々に映画館で味わった没入感。
感想が出てこない...

フィクションのはず、虚構のはずなのに、アーサーの感情のスイッチが、多くの人の本能の扉を叩いてる気がした。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.8

40年以上前の映画とは思えないほど、色彩が美しく、音楽の使い方が挑戦的。

バイオレンスで非道なシーンも多いが引き込まれる魅力的な作品。

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

とっても優しくて温かい映画。

この空気感や温かさが邦画の良さであり、こういった作品に出会うために邦画を愛してるのかもしれません。

この映画のMVPは矢本悠馬くんだと思います。

多くの映画・ドラマ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

本格派のサスペンススリラー面白かった!!
やっぱり東映は「孤狼の血」とかこういう系得意ですね。

捜査の手がかりの掴み方、なつめとハルマの人間関係の変化や序盤の伏線回収が良くできてました

「盲目の元
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

最高のコメディ映画!

テンポも良くハッピーな展開で誰も傷つけない三谷脚本最高!

緊張と会話のバランスで言ったら、「記憶喪失」のおとぼけ総理の「政治コメディ」という最高のバランス。

慣習やしきたり
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.6

さすがはディズニーの圧倒的なクオリティと映像美。

美しい起承転結と、ところどころの笑いでとてもテンポは良かったですが、突出して面白いわけではなかったです。
比較対象が他のディズニー実写だとどうしても
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.4

笑、恋、愛、切なさ全て詰まった不朽の名作

ラブコメディというと語弊あるけど、後世にまで受け継がれるべきラブストーリー。この作品にインスパイアされて生まれたラブストーリーがいくつあるのか。

オードリ
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イソップの思うツボ(2019年製作の映画)

3.2

ちょっとカメ止めの「大どんでん返し」の文脈や「あの『カメラを止めるな!』を撮った上田慎一郎監督」の宣伝文句が先行しててどうしても比較されてしまうのは酷だなぁと思います。

井桁弘恵さんという新進気鋭の
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

大スクリーンのグランドエスケープ...圧巻!!

初恋ロスタイム(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

板垣君の顔面美と吉柳さんの天真爛漫さを楽しむ青春キラキラ映画
題して、『君に肝臓をあげたい』

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.8

2人の芝居がうますぎる

特に笑いのニュアンスを伝えるのって、
間、言い回し、テンポ全ての歯車が噛み合ってないとできない業。
ずっと見てられます

劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

3.7

『平ジェネforever』が平成ライダーを愛してくれた人に「ありがとう」を伝える映画だとしたら、
『OverQuartzer』は製作者が平成ライダーに「お疲れ様」を伝える映画

歴史の捉え方が面白かっ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

【ピクサーの底力】
あれだけ完璧に終わらせた3からわざわざ続編をつくるチャレンジからのスタート

しかし、高すぎるハードルは難なく超えてきた...

「本当のトイストーリーをまだ知らない」
いやいや、
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.6

これは香取くんに脱帽した...

今までSMAPのスター香取の部分しか知らなかったけど、白石監督のもとこんなに汚くて人間臭いクズになれるとは...

やっぱり白石監督すごいね
人間の奥底にある欲や怒り
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.1

【これは映画か!?】
政府や官僚社会についてここまで生々しく描いた作品ってありましたか

現実に起こっめいる問題とリンクしていて、フィクションであってくれ!と思いつつもそのシーン一つ一つから現実を紡ぎ
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