ゆこさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ゆこ

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(1961年製作の映画)

3.0

マルチェロ・マストロヤンニは村上春樹の男主人公みたいな性格の役が多いな...私の観た映画が偏ってるだけなのか? 淡々とした性格でさも自分は善良な小市民ですというツラをする、女好きでしかも何故かモテモテ>>続きを読む

霊幻道士(1985年製作の映画)

3.9

なんてくだらなくて面白い映画なの
だんだんキョンシーも女幽霊も愛おしくなってくる 籠に乗ってるシーンの幻想的な雰囲気超好み
複数人でドタバタやるテンポとか頻度がどことなくハリウッドのクラシックミュージ
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真夏の夜の夢(1959年製作の映画)

3.5

物語の妖しさと人形劇の不気味さの絶妙なマッチング
最後の花散る演出良いな〜 バンビとファリーンのI bring you a songみたいな 円満の象徴
エンディングもバグパイプ的な音楽でシェイクスピ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

す〜〜〜いすい観れますね〜 爽やかな後味
登場人物がボケ担当も含めてみんな完璧すぎる...こんな超人のみの会社この世のどこにあるんだ... その中でもベッキーが一番親近感持てて可愛い 泥臭く一生懸命頑
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街の灯(1931年製作の映画)

4.0

最後のチャップリンの子どもみたいな笑顔が眩しい... 花売りのお嬢さんのどちらとも取れない曖昧な表情があってこそ輝く 巧いなぁ チャップリン作品の中で一番好きかも

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.3

素晴らしいパリの街並みを眺める90分の観光ツアー 3点を美しきパリに、0.3点を優しいアントワヌに

天井桟敷の人々(1945年製作の映画)

3.8

バティストのパントマイムが最高すぎるな 真面目故に滑稽でどこか物悲しいキャラクターがなんとなくチャップリンを思い出させる
・霧の立ち込める決闘日の朝の画の素晴らしさよ
・「壊れたオルゴールのよう 同じ
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P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

3.3

ボートの上であんな芸人みたいな転び方する?笑
この年末年始でアイルランド旅行に来てるのでそのために観ました🇮🇪 ギネス湖楽しみ!

チャップリンのゴルフ狂時代/のらくら(1921年製作の映画)

3.4

チャップリンは本当に空いた時間にサクッと観られる良質な小品が多いな
顔が整ってるから小綺麗な格好してるとハンサムね
人の球でゴルフすな笑

パワーズ・オブ・テン(1968年製作の映画)

4.0

めっっっちゃくちゃ面白い
遠ざかっても近づいてもそこには宇宙が広がっている しかもさらにまだ見ぬ景色が潜んでる
9分間飽きることなく画面に齧り付かせる手腕 いつかイームズチェア買お

ロベール・フローレイの「摩天楼交響曲」(1929年製作の映画)

3.1

時代が時代だけにモサダサいビルばっかで特撮のミニチュアタウンみたい こっちが本物なはずなのにね
摩天楼の上半分だけ映されてもあまり楽しくはなかったかなー死んだ街みたいに活気がなくて やっぱり水墨画と一
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午前の幽霊(1928年製作の映画)

3.2

よく分からん中毒性があるな〜
ナチスにサウンド版デストロイされたって字幕がなんとも言えない気持ちにさせるね そんな時代から100年も経ってない事実が怖い
なんで帽子最初は3つで最後は4つになったんやろ
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大いなる幻影(1937年製作の映画)

3.4

軽妙なテンポとギャグで綴られるWWⅠ
ポアルディウ大尉が格好良いのなんの あの余裕は大佐くらいの貫禄でしょ 正直ジャン・ギャバンなんかよりも超絶好み
フランスの戦争もの観てるとラ・マルセイエーズを皆で
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.0

イギリス映画はくどくどうるせ〜な〜〜コンディションの悪い時に観るべきではない
田舎の閉塞感と家族の重たい愛情がしんどい...ルーシーのピュアで情熱的なところがヘレナ・ボナム=カーターの野生的なお顔によ
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(1929年製作の映画)

3.5

古い映像で当時の街並み観るの大好き芸人
雨が降ってる街のショットってあんなに種類豊富に撮れるんだな 昔の機材で雨の中撮影するの大変そう
なんか当時のアメリカとかドイツとかの映像と違って、若干落ち着いた
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これがロシヤだ/カメラを持った男(1929年製作の映画)

3.3

90年以上も前の映像をなんの違和感もなく令和の私たちでも受け入れられるのがすごい 時を超えるセンス
古い映像観てると、今私が観てるこの映像のこの瞬間は二度と自分では体験できない世界なんだなと思い知らさ
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ビバ!マリア(1965年製作の映画)

3.3

くだらな過ぎて逆に面白いわ笑
笑顔でダイナマイト爆破すな B.B.の顔が都会的すぎて物語から浮きまくってるのウケる 一番好きなキャラは寡黙で力持ちなおじさん ノートルダムの川流しの哀しさよ...
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鬼火(1963年製作の映画)

3.8

己が身が一番可愛いから他人を愛せない人間の末路 自分の芯が無い癖に理想だけは高いから現実とのギャップについていけなくなるし、周りにも後ろめたくなるんだよね 人間の不器用さは愛おしい 唯一死だけが疲れた>>続きを読む

ピクニック(1936年製作の映画)

3.4

なんでこんな短時間で惹かれ合うねんと思うけど、終わり方が良かったので最終的には良い映画だったなあとなる
さんさんと降り注ぐ日差しの中愛する人たちとのびのび自然に戯れた時にアンリエットの感じた気持ち、よ
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成功争ひ(生活法)(1914年製作の映画)

3.1

ステッキで距離とって安全確保しながら喧嘩すな笑
カメラを追う形で街中疾走するシーン良いね◎
こんな長さの短編でも分かる運動神経の良さ

ヴェニスの子供自動車競走(1914年製作の映画)

3.0

映りたがるな笑 落ち着きのない子供か
相手を煽る癖に反撃されそうになると即逃げるのがチャップリンだな〜
平日にサクッと観られる易しい短編となるとチャップリン作品強いね

偽牧師(1923年製作の映画)

3.8

最高のギャグを目一杯浴びられて幸せ
歩き方だけでチャップリンて分かるのって本当すごいことだよな
クリスチャン一家の警戒心の無さはもしかして皮肉ってるのかな?
というかチャップリンは何をして投獄されたん
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キッド(1921年製作の映画)

3.5

小綺麗にまとまっててお手頃感覚
子役の子可愛すぎ問題 チャップリンて女性とか子供に対して、たとえ大切に思ってる対象だとしてもちょっと雑でデリカリーに欠ける扱いすることが多いけど、今回もそれが光ってた
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ニースについて(1930年製作の映画)

3.0

ニースの土地・建物というよりはそこで生活する人々に焦点を当てたコラージュ作品
古い映画で一般人が出てるシーンとか観ると、ここに出て来る人の大半は亡くなってるんだろうなあとか考えてしまう フィルムの中で
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.2

恥ずかしながらThe Beatlesをほとんど知らない人間だが、最初から最後まで痺れっぱなしだった
ボヘミアン・ラプソディもそうだったけど、自分のちっぽけな世界から引っ張り出して新しい価値観を与えてく
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山猫(1963年製作の映画)

3.0

くぅ〜〜〜豪華絢爛で冗長な映画
インスタ用に彩度上げて加工しまくったみたいな画が延々と続く
世間からの期待を一心に背負い旧時代とともに添い遂げることしか許されない伯父と、時流にのり合理的に生き抜くエネ
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汚れなき悪戯(1955年製作の映画)

3.5

たくさんの愛に溢れていて涙が止まらなかった
素朴なマルセリーノの歌が余計に沁みる
キリストと12人の使徒の話をなぞってるんだろうけど、自分にキリスト教の知識が無いのが悔やまれるな
荒涼とした大地と厳格
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茶碗の中の嵐(1937年製作の映画)

2.0

ヴィヴィアン・リーだから観た映画シリーズ 彼女の魅力をもってしてもカバーし切れなかったが...
どう考えても税金未払いで罰金払わない老婦人へガティが一番の元凶じゃね? それに対する市長の対応は公人とし
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セッション(2014年製作の映画)

3.1

密度が濃いのか薄いのか分からない映画 終わり方が受け入れられない部類だ〜
フレッチャー程じゃなかったけど、鬼っぷりが部活の顧問を彷彿とさせて気分が悪くなった あとLGBTを絡めた悪口言う奴にロクな奴は
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制服の処女(1931年製作の映画)

3.4

お堅い女子寄宿学校に入学することになったマヌエラの恋と青春の物語
甘酸っぱい日々というよりは、未熟故の痛々しいほどの一途さや憧憬と恋愛の混同による滑稽さなど、結構現実的な醜さが描かれてる
思春期の女生
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海外特派員(1940年製作の映画)

3.3

ギャグはめちゃ寒かったけどあまりにもプロパガンダ色が強くて笑った、そんな作品
ヒッチコックのギャグなんでこんなに冷めるんやろな〜 でも唯一フィッシャーが立派な人って褒められてそれは少数意見だねって自虐
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風雲のチャイナ(1933年製作の映画)

3.0

知識と教養のあるイェン将軍があんなに箸の使い方が下手なわけないだろう...!!

キャット・ピープル(1942年製作の映画)

2.5

う〜んB級映画 サクサク観られただけマシってかんじ
イレーナは人間にとって害だし、アリスや医者に当たるのも分かるけど、一番クズなのはお前の旦那のオリバーやで 奥さんの真剣な悩みを会社の同僚女性にペラペ
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未完成交響楽(1933年製作の映画)

3.4

シューベルトがやたら女にモテてて謎 ボダっとした見た目と控えめな性格で、どうしてこういう展開になるのか分からん
だけど、そんなストーリーの違和感も凌駕する音楽の良さで全てが許されてる
芸術で秀でた才能
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

2.6

デクスターのママが理想の人間すぎて、エリックのクソガキさによる不快感を中和してる
周りの大人たち、エリックに対して優しすぎない?
なんだかんだ言ったけど、泣きながら観てました

三つ数えろ(1946年製作の映画)

2.5

ぼんやり観てたら終わってたシリーズ
やけにオサレなセリフを吐きまくってるのがちょっと痛い
マーロウとビビアンが惹かれ合った理由もあんまり分かんないし、なんだかんだ主人公無双だし、ボギーはこういう役柄が
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