financierさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ重かった。
韓国という国の土台の危うさと、国民の団結力に心が震える。
これほどの熱量があるからこそ、近年に目覚ましく発展したのだろうと思わせる。

ジャーナリズム、教会、民主化を望む気持ち
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.6

またファムファタールものを観てしまった…!
視点がファムファタールや囚われた男からズレてるところが、やや目新しいような、そうでもないような。
相関図はそれこそマンガ的。
独特の空気が素敵。雰囲気は★4
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鉄くず拾いの物語(2013年製作の映画)

-

ドキュメンタリーみたいな画面と流れだなぁと思っていたけど、ほとんどドキュメンタリーみたいなものらしい。
ロマというヨーロッパの国々の福祉から漏れる存在。

日本は皆保険だけど、漏れる人がいない訳じゃな
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バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)

3.3

ファムファタール×ブカレスト×情けない僕の自分探し+スピリチュアル

警官の血(2022年製作の映画)

3.6

原作が好きなので観ようか迷っていたけど、
韓国作品なら大丈夫かな~と視聴。

原作とはほぼ別物として面白かった。
心理描写が薄いから、最後の方はちょっと急な感じもする。
重いのと軽いのがふわふわ絶妙で
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.7

班長好き。
重戦車みたいなマブリーのアクション好き。
カン氏こわい。

社会からそう離れず、わりとはっきりバイオレンスながら、コミカルさを忘れず説教臭くもない、良きアクション映画でした。

フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い(2005年製作の映画)

3.5

ちょいちょい出てくるエヴリンお母さんが良かった。
ずっとフォーブラザーズでいて欲しかった。

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)

-

この映画を発表できるロシアという国は、さぞかし開かれた民主主義国家なんだろうナァ………!

曲・オケがすごく良い。さすがロシア。
それ以外はなにも“救い”がないん……!
「よろこびがない~…」
うーー
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

良かった😋

長回しアクションは極まってて、ぬるぬる動くゲームみたい。
クリヘムの芝居も良かった。

登場時点で死亡フラグ立ってる人は、敵はもちろん仲間も死んじゃうのが悲しい。

子供たちはずっと荷物
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

-

処理場の建屋のCGと同じくらい、
いろいろ説得力がないのと、
やりたいところだけやったみたいな、
状況、背景、キャラクターそれぞれにチグハグ感を感じてしまった。

ヤクザと家族を面白く観たので期待しす
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

ひとつの物語の全部を観ずにスコア付けるのは難しい~。
一番立ってるキャラはスポットな気がする。

アップになる🕷️たちはみんな動きに個性が盛り盛りですてき。
パヴィトル君かわいい。吹き替えでヒングリッ
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在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.2

ものすごく好きだった。
台詞少なめだけど説明不足ではない。
台詞がなくても何が起きてるのかわかる。
何をしようとしているのか、どんな人なのか伝わってくる。
ただし序盤は人の記憶のように断片的で、シーン
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.6

エリー、グッドジーニアス
ポール、ジャストグッドボーイ

青春映画なんだけど、盛り込んだ小ネタからすると若者向けじゃない気がする。

アメリカの、弾力がなくてグラニュー糖がじゃりっとして、そして歯にく
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

-

<この映画を観て半月、思い返すと《シャキ・シャキ》という音が頭に溢れる…。怖い😭>

筋が通ってるような通ってないような、
縫い目が布の下にあって見えないような。
リアル寄りの幻想?夢想?だった。
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.6

歌と伝えたいことは好き。
場面の切り替わりや話の飛び方は優しくない。

エンドロールまでみないといけない!!
エンドロールはデザート。

差別意識からくる、恐怖を裏返した憎しみの強さ深さを堪能できる。
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ジュリエッタ(2016年製作の映画)

-

ボタンの掛け違え。
外国、欧州の映画だなあって。
アートいっぱい。インテリアと衣装が印象的。

ヒート(1995年製作の映画)

3.7

面白かったけど、後半一時間はずっとねっとりした負け戦描写で、見ているのが辛かった。
だってヴィンセントより、ニール&クリスの方が応援したくなっちゃう作りだから…!
シャーリーン、かっこいい。

私の部
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マッドバウンド 哀しき友情(2017年製作の映画)

3.6

エンドロールでしっかり余韻を味わいたい作品。
複数の登場人物がモノローグするので、中盤まで話の芯を掴めずにいた。
胸くそシーンが多すぎて大変しんどい。

彼が愛と共にありますように。

君と歩く世界(2012年製作の映画)

3.6

マリオンコンティヤールだいすき。

二つの筋がある映画だけど、アリの方が主人公なので、マリオンさん演じるステファニーは薄め。
でも心打たれたのはマリオンさんのシーン。

アリは悪い性根の持ち主じゃない
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

-

🔨
そんなにバイオレンスじゃなくて良くない??
けど、そうじゃないと他のありえんところがもっと際立っちゃうのかな。
なにより、どう見ても20年経過してる容姿じゃないのがいまいち。いいとこ3年から5年。

暁に祈れ(2017年製作の映画)

-

独特の雰囲気に溢れる、しっかり映画なんだけど、脚色が少なめなのかピークというピークがない。
そんなストーリーのなさが人生っぽいのかもしれない。良かった。

なぜだか『素晴らしき世界』が観たくなった。
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ハングリー・ラビット(2011年製作の映画)

3.5

ずっとハラハラ系の音楽。

ジェイソンステイサムとかドウェインジョンソンが「国語教師」だったら、嘘やん!ってなるけど、ニコラスケイジだと違和感ない。

ハミングバード(2013年製作の映画)

3.4

ステイサムさんの「いつもの」ヤツじゃなかった。
あんなに弱ったところを見せるなんてずるい。

「ハミングバード」をネタとしてあんまりうまく使えてないし、ヒューマンというには浅くて、アクションと言おうに
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夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.9

信仰は彼女たちを助けただろうか、救っただろうか。
院長の行動は過ちだっただろうか。
最善以外、すべてが誤りとは断罪したくない。
今の価値観で唾棄することも、適切とは思えない。
過剰に自罰的な、そうする
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

3.4

題材はかなり好きで、筋書きもおおよそ好きなヤツなんだけど、お題に対してフランス映画味がいまいちフィットしない感じ?
登場人物たちの行動の荒唐無稽さが気になってしまう。

ピエールニネさんの神経質そうな
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355(2022年製作の映画)

3.5

見栄えがいい。
けどなんとなく、人間関係にぎこちなさを感じちゃった。

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

-

メロウなメロディに乗ったメランコリックで、A25らしい、モヤつきを抱える羽目になる雰囲気系SFだった。
リリィ・シュシュのすべて、あれは辛くてやな映画だったなぁ…。

映像とか流れはひたすらきれい。
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.8

内容忘れてまた観ちゃった😌

ダサかったりおとぼけだったりなところもなんだか可愛く、主役たちがかっこよく見えちゃう。

マシューマコノヒーさんは、優しい顔してるときより冷たい顔や、ヒヤリとしている顔の
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

-

こういう悪ノリ系コメディそんなに好きじゃないってわかってるのについ見てしまった。
想像通り。
役者豪華。

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.7

前半、ドキュメンタリーみたいに生っぽく、
かつ、他人の(本物の)セックスをみているみたいで、
とても苦手だった。

中盤以降は普通に映画なシーンが多くて、
ちゃんと観れた。途中でやめないで良かった。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.6

画面の流れが好きだった。
笑いの方向性は相変わらずだけど、しみったれてなくていい。
(この監督にしみったれた作風のものが作れる気がしないのは、そう)

皮肉や嫌味や冷笑のあとに手厚めのフォローが入るの
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

みんなが知ってる世界で、始まりと終わりは古典的で、中身は現代風で楽しく観ました。

ゲームをやったことがない私でもあのキャラもこのキャラも、あの音楽、SE、場面、知ってる~となる不思議な体験。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

とても疲れた…!
こんな環境嫌すぎる。
でも本人が選んだ訳じゃなく、どこへも行けない…くるしい…。

色々なことが重なって…のように見えるけど、
こんな環境じゃなくても好きになった子が思い通りじゃなき
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