shinefilmさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)

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馬鹿、最高かよお前ら。先生の最後の真剣な言葉は生徒同様真剣に聞き入りました。あんな事言われたらずっと心に残るやろうなぁ。ほんで最後のファーストキッスよ、馬鹿、最高かよお前ら。

野性の少年(1969年製作の映画)

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物凄く淡々と事務的なまでに端正にとんでもなく凄い事やってます。懐かしい、この装飾のなさがトリュフォーって感じがする。

ブルックリン横丁(1945年製作の映画)

5.0

ずっと昔に見た時より数倍刺さって泣きじゃくりました。クリスマス前に見返して良かった。裕福とは言えない家庭で逞しく生きる姉弟。母親は現実に追われ、父親はユーモアに秀で歌手で成功を夢見るも稼ぎは少ない。そ>>続きを読む

ドント・ルック・バック(1967年製作の映画)

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ー僕が言うのは人は死ぬということだ。20年後かもしれないし、明日かもしれない。ぼくも同じだ。だが世界は存続する。それを踏まえた上で真剣に仕事をしてくれ。僕は僕で真剣にやる。だから僕を怒らせるような記事>>続きを読む

じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

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一番笑ったんは授業参観のこの問題解ける人、手ェ上げて〜はいじゃあ、不二家さん言うてペコちゃん出てきたとこ

ビートルズ/イエロー・サブマリン(1968年製作の映画)

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むっっちゃシュール。「ガロ」みたいな世界観やった。おとんが小学生の時、家帰ったら何か知らん女の人がいて、それっきり見たことなかったけど、(祖父の死後に、その人が前妻の子やったと知る事になるのですが)そ>>続きを読む

エリックを探して(2009年製作の映画)

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ケンローチ流ファンタジック・ハートフルコメディ(?)いやぁ、コメディと言うには重すぎるボディブロー効かせるあたりがケンローチって感じで嫌いになれない。途中からカントナどこ行ってん、みたいな苦い展開から>>続きを読む

イカとクジラ(2005年製作の映画)

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あの時父はどこにいたんだろう、ってのが良かった。そう、あの時…。

カイロの紫のバラでお馴染みジェフダニエルズとその後のウディ常連ジェシーアイゼンバーグが親子ってのがまた絶妙なキャスティング。そして似
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ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)

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ー"これは冒涜だ"
ー"いいえ。冒涜とは、心の中にー愛より憎しみが多いことです"

信仰という名の鎖によって自由を縛りつけ、その鎖を解こうとする者は神の下の「正義」によって裁かれる。それぞれの想像力や
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

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原田眞人流とも言える早口高速カット割り演出は作品によっては好きじゃない(俳優が会話じゃなくただ台詞を早口で流してるだけになってる時があるように思う)のだけれど、実際の事故を題材にしてるからか俳優も演出>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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どうせなら大根さんに撮ってほしかったなぁ。俺がやったらこんな美しく撮れないって書いてたけど、美しくなくて良くなくない?
演出が俳優のポテンシャルに追いついてない。エモさってもはや死語なのかもしれないが
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狩人の夜(1955年製作の映画)

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ひゃあ、ちょっと面白すぎた……びっくり、なんだこの映画。今の価値観からすると、突っ込みざるを得ない話の運び方もありつつ、分かりやすいストーリーテリングかと思いきや急にぶっ飛んだ展開になったり、ショット>>続きを読む

スウィート・シング(2020年製作の映画)

5.0

ラナ・ロックウェル=ビリーの健気さ、やさしさ、その眼差しに胸が熱くなります。悪夢のような大人たちから逃れて、3人の小さきアウトローたちを応援していました。"悪いこと?ーしてないよ"

音楽がまた素晴ら
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

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ラストシーンまでの旅路。そして、邦題がとても腑に落ちる。

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

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自由すぎるぜ。リヴ・タイラーとレネー・ゼルヴィガーの可愛さだけでも見る価値ありでしたが、まともな奴は一人もいないし突然叫んだりするノリについていけないからこんな店で働きたくはない。音楽愛要素はハイ・フ>>続きを読む

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

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村の人たち仲良すぎ羨ましい。フェリーニのアマルコルドを思い出す。隣人とすら顔を合わせないようなドライな暮らしの現代で、誰かが何かをやらかしたら村人総出で見に行くとか助けるとか開かれてて良いなぁ。ぼくも>>続きを読む

トムボーイ(2011年製作の映画)

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今となっては人と性の複雑さを理解できる(理解しようとする)ようになりましたが、あの年齢だったら同じような反応だったんだろうと思う。そしてそれを自分に置き換えた時、世界はなんと残酷で恐ろしくて、木の下で>>続きを読む

「僕の戦争」を探して(2013年製作の映画)

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天気の良い昼間に観るの最高だった。何とも素敵な作話。男2:女1という映画における黄金法則ではありますが、禿げた太り気味のおっさんと実は妊娠している若い女と家出少年という色恋に直結しないような不可思議な>>続きを読む

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

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普段はガチャガチャした突飛なカット割りやテクニックだけの映像って全然好きじゃないのだけれど、これはもう庵野さんの執拗なまでのこだわりを感じられて面白かった。平田満に飲まれるビールの気持ち悪さたるや。こ>>続きを読む

The Recorder Exam(英題)(2011年製作の映画)

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"はちどり"の卵とでも言うべき珠玉の短編。リコーダーのテストを巡る少女のささやかで切実な想いたちがたった一言で片付けられてしまう幕切れに唸る。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

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資本主義の名の下に、素晴らしき発展を遂げた高度経済成長の裏側で、沢山の無実の人々が犠牲にあった。日本という国ーまたはー企業が大きく発展していくためには"その程度"の犠牲は仕方ない、と見過ごされ目を背け>>続きを読む

ばちらぬん(2021年製作の映画)

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多分作品の半分も理解出来てないけど、そこにあった想いを、歴史を、記憶を、死を、そして生まれてくるものを、引き継ごうとする監督の熱く静かな情熱に打たれました。沖縄の風景もカメラワークも心地良かったです。

僕たちは変わらない朝を迎える(2021年製作の映画)

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恋愛じゃなく恋愛ごっこにしか思えなかった。傷つく傷つける恥かく事もしないで感傷や音楽に浸りたくはない。俳優ではなく演出と脚本が全く合わなかった。死ぬ気で、とか本気で、とか台詞であったけど、そんなもんじ>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

5.0

シビレました。ジャック・ブラックが本当最高にイカれてて元気貰える。そして実際に演奏している生徒達が皆チャーミングでイカしてる。これは10代で観るべき映画だったぜ。

ディーバ(1981年製作の映画)

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サントラのレコード、アメリカ盤持ってたんすけどジャケが好みでなく(何でかあのハゲのグラサンがメインになっててー色味は好きなんですが)フランス盤ようやと見つけられて買ったっちゃ。PROMENADE SE>>続きを読む

ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター(1970年製作の映画)

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ラブジェネレーション、カウンターカルチャー、ヒッピームーブメント。今から50年程前に若者だった人達は60年代という時代に何を見たのか。今この無菌パックされたような時代に生きる若者からすると羨望するよう>>続きを読む

VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

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愛すべき変態たち。VHSしかない映画観たくて買った際に、ビデオを入れてガコン、キュルルーとなる音と見終えて巻き戻さなきゃいけない不便さに懐かしさを感じ、愛着あったけど、引越しの際に処分しちゃった。。画>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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レディプレイヤー1はわりに興奮して観た記憶があるんですが、これはどうも…。CGの派手な映像だけで、全くワクワクドキドキ出来なかった。タイカワイティティが悪役に徹してましたが、主人公の友達の行動など所々>>続きを読む

セロニアス・モンク/ストレート・ノー・チェイサー(1988年製作の映画)

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彼の音楽そのもののようにモンクはやはり謎に満ちて、そしてユニークだった。ぶっきらぼうに鍵盤を叩いて、ピアノと戯れているように演奏する様はやっぱり凄い。クルクル回るモンク。たくさんの猫ちゃん。長年躁鬱に>>続きを読む