ラディッシュさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ラディッシュ

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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.6

パート1で作ったフィアーストリートという映画の基盤をしっかり踏襲しながら、13日の金曜日的な雰囲気に仕上げた作品。

めちゃくちゃ面白い!キャンプ場というホラーの定番な舞台をしっかりとパート1の設定や
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.4

ジュブナイル+ホラーというよくあるテーマの映画で、スラッシャーに追われながら謎を解いていくという流れもその手の映画によくある平凡な展開かなと感じていました。しかし、後半は雰囲気がガラッと変わって、展開>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.8

ホラーにおけるスタンダードな型をめちゃくちゃ突き詰めて、最高に面白くした作品。多彩な驚かし方や、雰囲気の作り方も素晴らしく、怖いシーンもたくさんあります。一方で、家族愛などのヒューマンドラマパートもし>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.6

ジェームス・ワン監督による直球ホラー。ややこしいギミックとか、変化球的な世界観とかではない本当に純度100%なホラー映画になってます。
いろんなジャンルのホラーが制作されまくってる時代だからこそ、こん
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エスター(2009年製作の映画)

3.5

当時11歳だったイザベル・ファーマンの演技が本当に凄すぎる。序盤の怪しい雰囲気が漂う子供の演技、だんだん明らかになっていく狂気的な性格の演技、そして終盤の実は中身が大人であると判明してからの演技。全て>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

圧倒的に力強い作品。復讐のために戦う前半から、終盤の血を守るために血を絶つ戦いへとシフトしていく流れが見事。

ヴァイキング文化を感じさせる音楽や世界観が魅力的なのはもとより、エガース監督の得意とする
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

クズ男が行く最強に自分勝手なロードムービー。
誰かに頼って、居心地が悪くなったらまた逃げてを繰り返す平坦なストーリーがずっと続くので、正直けっこう退屈だった。

しかし、終盤の展開には思わぬ右ストレー
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劇場総集編 SSSS.GRIDMAN(2023年製作の映画)

-

今回は総編集版のため、さすがに駆け足だった。のでアニメ版の話にはなってしまうけど、やはり最高な作品。
特撮作品である電光超人グリッドマンの設定を踏襲しつつ、数多くの名作特撮作品やロボットアニメのオマー
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.2

名作「遊星からの物体X」の続編であり、前作でロブ・ボッティンにより特撮のみで創り上げられた素晴らしいクリーチャーたちを、現代の発達したCG技術でどのように再現するのかというのが期待されていたのだろうと>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

4.2

全然関係ないけど、前作の邦題「遊星よりの物体X」をリメイク版である本作で「遊星からの物体X」にしたのなんか好き。
寄生してくるエイリアンより、人間の疑心暗鬼が怖くなる作品。一番演技の上手かった俳優は
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族だからこそ理解し合えないという怖さ。家族だからこそ言えないという怖さ。娘の死をきっかけに家庭内という小さく閉鎖的な空間を舞台にして少しずつ壊れていく家族関係。非常時にも関わらず協力もできないし、お>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

やばい村ホラーだけど、来訪者たちも非常識すぎて途中から「さっさとやっちまえ!」となってしまった笑
とはいえ、やっぱり怖いですこの映画。当たり前に狂気的な行動をする村人たちを見ていると、自分のもつ常識
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アス(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

クローン人間の恐怖という古典的なホラー題材のチョイスが秀逸。ジョーダン・ピール監督らしく貧困格差や人種差別の問題を踏まえているが、本作もしっかりとテーマとホラーがシンクロしていて面白い!
それどころ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.7

白人による黒人搾取という差別問題に、間接的に踏み込んだ本作。センシティブなテーマ、ホラーという題材を背負っていながらコミカルでどこか笑えてしまう。また、社会問題を取り上げているにも関わらず作品にきれい>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ジェームス・ワン監督はやはり天才だった。あまりにも最高すぎて2021年でぶっちぎりに好きだった映画。
冒頭のどんな世界観やねん!ってなるプロローグから、前半のバイオレンスで陰鬱としたホラー展開。そして
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2012(2009年製作の映画)

3.4

映像の迫力が段違いの映画。エメリッヒ監督のディザスター映画では1番好きです。
裏切りや貧富の差など、終末を前にした人間の嫌な部分がけっこうしっかり描かれてて面白かった!

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.7

意味深なシーンの数々、急激な展開、狂気的な演出など初めて観たときは意味不明としか思わなかった作品。なのに、また観たくなるし、いつの間にか好きになってしまう不思議な魅力のある映画。

ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.3

前作敵であったシュワちゃん演じるターミネーターが味方(細かく言うと同一人物ではないかもだが)として出てくるというだけで胸熱だが、T-1000の圧倒的な強さとさまざまな能力が魅力的すぎる。
バイクアクシ
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ターミネーター(1984年製作の映画)

3.7

予算も限られていたらしいけど、未来や現在をまたにかけた壮大な世界観に説得力を持たせつつ、一本の面白いエンタメ作品を作り上げた監督はやっぱり天才だ。

メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヴィルヌーブ映画の主人公はやっぱり母親ですよね。
他とは一線を画すUFOや宇宙の存在感は、恐怖を通り越して神々しさを感じる。
時間が順序的ではなく、同時進行的に進むストーリー構成とその意味が徐々に明ら
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.9

歴史の闇を反映したホラー映画はやはり面白い。
主人公たちの個人的な過ちと台湾における負の歴史の対比が素晴らしい。過去の過ちを忘れずに後世に繋ぐという訴えを強く感じた。舞台となる学校の雰囲気や演出が恐怖
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フラクチャード(2019年製作の映画)

3.6

鑑賞した当時、シャッターアイランドを観たばっかりだったのでオチが見えてしまったのが残念だったけど、それでも父親側に感情移入して信じてしまいそうになった。かなり本格なサスペンスだと思う。最後えぐいよ…

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.9

どんでん返し映画といえばコレというイメージ。終始不気味な雰囲気が流れ、終盤には怒濤の伏線回収がえぐい。
説明をしすぎていないので、鑑賞後どこがどうなっていたのか考えれるのも楽しい。あそこもそういうこ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

超人気シリーズの三作目。
いや、面白かった。舞台はついに西部開拓時代へ。二作目同様にいろんなキャラクターのカメオも面白い。これまでの作品ではタイムマシンを使用し、その時代の人々に介入することで未来を
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

超人気シリーズの二作目
やはり面白い。未来の世界も滑稽で笑えるし、一作目の登場人物がカメオ的にちょこちょこ出てくるのも面白い。
ビフは最後に肥料をくらうシーン大好き。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

超人気シリーズの一作目。
ここまでくると言うまでもないが面白い。自分の親世代に子供が介入して仲を取り持とうとする話だが、最後は父親が自らの意思で未来を変えるというのも良かった。
ビフが肥料をくらう
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.7

世界観はスピルバーグ監督の前作「A.I」の世界観に似ている。犯罪を事前に予知し、罪をまだ犯していない人を逮捕する。という合理的だが倫理的には問題なシステムが一般的である世界において主人公が殺人を犯すこ>>続きを読む

AI崩壊(2020年製作の映画)

3.6

邦画でハリウッド的な試みをした本作。いろいろと惜しいところもあるが、世界観も面白かったし、展開もなかなか良かったと思う。こういう作品が今後も積極的に作られていってほしいなぁ

A.I.(2001年製作の映画)

3.6

キューブリック監督の死により、途中からスピルバーズ監督にバトンタッチした本作。だからなのか、スピルバーグ作品のいつものワクワク感とキューブリック的なダークな世界観が混ざり合ってこれまた面白い世界観が作>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.8

色んな意味で映画の歴史を塗り替えた名作。なかなか姿を現さないサメと、恐怖を増幅させる音楽。現在に至るまでのサメ映画量産ブームを作り出した正に原点にして頂点な作品。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

ドラえもんでお馴染みのジャン・レノが演じる殺し屋が幼少期のナタリー・ポートマン演じるマチルダを守る映画。
殺し屋としては一流だが、どこか大人になりきれないレオンと、大人びたマチルダの関係性が面白い。ス
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

塀の外で雨を全身で受け止めるところは鳥肌ものの名シーン。そこからの展開も秀逸すぎる。生きる希望を持ち続けるというヒューマンドラマでありながら、他方からみても非の打ち所がない名作中の名作。

終末の探偵(2022年製作の映画)

3.6

多くの作品で名脇役を演じてきた北村有起哉さんだが本作ではめちゃくちゃ魅力的な主人公だった!
全くもって洗練されていない泥沼アクションが最高すぎる!名作ロング・グッバイを思わせるハードボイルドな演出も味
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

関係ない話してる時にカメラ目線で商品の宣伝し出す奥さん役の人怖過ぎる笑
序盤の不自然な言動や伏線を「なるほど」とさせてくるリアリティーショーの絶妙な説得力が面白い。
決められたレールから抜け出して自由
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

リチャード・カーティス脚本作品は突拍子がないけどじっくり考えされる。途中まではタイムリープ系ラブコメなのに最後には自分の人生や家族を重ねてしまう。
自分の平凡な人生が実はドラマチックでかけがえのないも
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