ラディッシュさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ラディッシュ

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ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

3.2

三浦春馬氏の遺作となった本作。物語にはハマれなかかったけど、三浦春馬と松山ケンイチは演技は流石の貫禄。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

鮮やかな伏線回収。漫画版、アニメ版、旧劇場版、自分の中で長年ずっとモヤモヤしていた不完全燃焼感を一気に吹き飛ばしてくれた。さらば、全てのエヴァンゲリオン。ありがとう。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

さすがのスピルバーグ作品!めっちゃ良かった。ただ自分的には1961年版派かなぁ

オールド・ボーイ 4K(2003年製作の映画)

4.1

ラストが胸糞すぎる、、しかしどんでん返しに止まらない音楽や映像の使い方はさすがのパク・チャヌク監督。韓国映画のバイオレンスかつエキゾチックな雰囲気に魅入ってしまった。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

トムクルーズの最高傑作ではないだろうか。20代のときから映画スターだった人が現役でなおかつ若い時より体張ってるのカッコ良過ぎる。映画のストーリーとメイキングがシンクロしてほぼ実話なんではないかと感じる>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

庵野監督ってウルトラマン本当に好きなんだろうなと感じる一本。ウルトラマン好きにはたまらないんだと思う。少ししか知らない自分は小ネタは幾つか分かったが、ちょっとハマりきれなかった、、

マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.4

繊細な心情描写、美しい家族愛。わたしはクルドや移民問題について全然知らなかったけど、本作をきっかけに知ることができて良かった。この映画で感動して終わりじゃなく、この問題は現在進行形であるという現実が胸>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

サプライズ出演ばかりの最近のMCUの流れはあまり好きではないが、今回のイルミナティが秒殺されるシーンははっきり言って興奮した。サムライミ監督が良い意味でMCUの世界観をぶち壊したと思う。ストーリーもち>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.9

前作でクリーデンスやクイニーの闇落ちまでを割としっかり描いたのに、今作では大した理由もなくあっさり改心した。世界観は相変わらずワクワクするけど、ストーリーが味気なさ過ぎる

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

素晴らし過ぎる傑作。悪とは何か、正義とは何か見失いながらも泥臭く戦うバットマンがかっこ良過ぎる。暗闇から現れ、恐怖によって悪を退けようとする序盤から、対照的な存在であるリドラーとの戦いを経て、人々の希>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.9

懐かしさを残したうえで、新しいゴーストバスターズだった。亡きハロルド・レイリスに敬意を表した作品でありながら、ストーリー、ファンサ、アクションどれも大満足。キャラの掘り下げが少なく、主人公以外に愛着が>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマンと出会えて良かった。もちろん過去作のキャラ達の再登場は熱い。しかし、本作はそれをただのサプライズとせず、明確にトムホスパイダーマンの成長のきっかけを与える存在にしていた。後半以降のストー>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.4

スパークスブラザーズの勢いで鑑賞。歌パート長過ぎて、ストーリーはシンプルなのにテンポは悪い。冒頭とラストの歌は鳥肌モノ。

スパークス・ブラザーズ(2021年製作の映画)

4.0

スパークスのことも、洋楽のことも知らない自分でも楽しめた。エドガー・ライト監督の我慢できずに自分も喋り出しちゃうところのオタク感好き。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.7

デルトロ先生の描く世界観や色遣いは本当に見惚れてしまう。ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェットハマり役過ぎる。

モービウス(2022年製作の映画)

3.6

ツッコミ所は多め、アクションめちゃくちゃかっこいい、古き良きアメコミ映画の感じが好き。
最後のはちょっといらないかも、、マーベルどこに向かうんだ、、

恋のいばら(2023年製作の映画)

3.6

リベンジポルノというシビアなテーマをコミカルに描き、後半ではそのテーマも二転三転するという、、さすが城定監督
主人公ふたりの心情の描き方、映像の美しさ、丁寧で繊細な作品。

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.9

無知という恐怖。ベトナム戦争下における善悪がめちゃくちゃになった異様な空間で、主人公も徐々に狂っていくという話なんだと思う(多分)。
士官学校で徹底的に軍人(命令を聞くだけの存在、または無知な子供)と
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の白黒の映像がカラーに色付いていく演出がカッコ良すぎる。ともに流れるメインテーマ、そしてオペラ座に入り乱れる様々な人々。最高のオープニング。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.3

キューブリック作品は個人的にはけっこう好きでしたが、さすがになんじゃこれってなりました。夫婦円満の秘訣はセックスだというお話。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

製作陣の映画制作にかける情熱が、そのまま登場人物たちに投影されたような作品。ふざけた内容だし、コメディなんだけど、映画撮影を絶対に続行し続けるために全員で身体を張る姿にカッコよささえ感じる。
後半の怒
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

フルスピードな映画。原作の長い戦いを一本の映画に収めたことで、話は当然トントン描写に進む。だからこそ、展開と映像にスピード感が生まれ、まるで本物のバスケの試合を観ているかのような感覚になれる作品。曲の>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

耳の聴こえない女性ボクサーの何気ない日常の一コマを切り取った映画。しかし、聴覚障害者の映画ではない。彼女の周囲との温かいつながりや、努力を描いた紛れもないボクサーの映画であった。耳が聴こえないことはそ>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この作品において、主人公は多くの問題を抱えている。それは彼女が「性的趣向を持たない」ことに起因している。一般的に映画では、この問題を乗り越えてじぶんらしく生きることをゴールとしていることが多いと思う。>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

4.1

生々しすぎる。妊娠を恐怖の対象とする切り口の映画。妊娠期間ごとに分けられたパートによって逃れられない妊娠の恐怖、緊張感を我々に投げかけてくる。
観た後の何とも言えない余韻、これこそ映画体験の醍醐味でも
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

ストーリーはいつも通りシンプルです。白人酋長系で自然保護を訴える一面もあります。
今回は少々露骨に捕鯨批判を入れてきたりなど、ジェームス・キャメロンの政治的な思想が作品にけっこう色濃く出てるかと感じま
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キューブリックが鬼才と呼ばれる由縁。エログロ盛り盛りの残酷描写の数々を、どこかお洒落に描いてしまうというやばさ。まじで狂気的です。主人公が元通りになったと自分では思ってるけど、これからは権力者の犬に仕>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

バリー・コーガンって本当にすごい俳優。まだ若いけど、一気に作品のふいんきを一つ上に押し上げてる。本当に狂気的。
登場人物の誰にも感情移入できない不快感。死を目の前に、崩壊していく家族たち。生き残っても
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透明人間(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ怖かった。存在を示唆するだけで一向に姿を見せない透明人間。けれど、現れる瞬間は盛大に恐ろしく現れた。何もない、何も起きていない空間をここまで怖くできる製作陣の技量に感服しました。これは面白>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

3.6

前半の徐々にサイコパスが出てくるのも怖くて良かったが、終盤のプロレス展開も大好き。

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.9

レクター博士が魅力的すぎる作品。クラリスも相当優秀であるはずなのにレクターの前では子供のような扱いを受けてるのえぐいよ..

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.6

美しく広大な自然が広がっているのに感じる閉鎖感。ガーランド監督の作品の美しさと不安の共存する映像すごい好き。

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

これ生まれ変わりってレベルじねぇぞ。まんま乗り移ってるやん。なんで娘だけ何回もこんなことになるの?って思っちゃった。
こんなに何度も生まれ変われるなら、死ぬことに対する重みが薄くなる。今ある命の尊さが
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

男の害悪さをハリウッドザコシショウばりに誇張し過ぎた作品。ここまでやったら男がどんだけ自分勝手か分かっただろ!と言わんばかりのパワー系ホラー。はっきり言って大好きです。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こんなん泣きます。
夫におかえりを言えない北川景子と、妻にただいまを言えない桐谷健太の対比がたまらなく切ない。

マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.8

超壮大な地獄巡り映画。内容が意味不明すぎ!でも目を離せない不思議!やっぱりストップモーションアニメや特撮が私は好きだ。