kwrさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.3

悪くないんだけど、ちょっと映画の作りがクラシカルすぎるかな…。
それがレトロ感があって逆に良い、という評価になる人もいるだろうけど。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.6

『風の谷のナウシカ』に続いて映画館にて鑑賞。
どメジャー作品だからか客層のマナーが非常に悪い。
『ナウシカ』に比べると映像技術の進歩というか、単純に画面がめさんこ綺麗になってて驚く。
冷静になると色々
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.4

初・宮崎駿(お恥ずかしい限り……)。
意図的に観ないようにしていたというか、観ず嫌いをしていたのですが、今回映画館で上映しているということでせっかくだしなんか観てみようとこれと『もののけ姫』をチョイス
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.8

実話を基にした映画を見ると、大概中盤〜終盤あたりに退屈、というか間延びした感じになってしまうことが多いのですが、この映画は最後までずっと引きつけられて観続けられた。
ただ、この監督の作品を見るのは四作
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オーバー・ザ・リミット(2017年製作の映画)

3.3

『セッション』は未鑑賞。
ドキュメンタリーとしてはあまり出来が良くないのでは……。

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.4

映画の設定としては非常に魅力的なんだけれども、「そこで終わりかい!」というところでブツッと終わるのがもったいない。
普段割と映画が終わりかな?と思うとまだ続くというパターンが多いのでその逆は珍しかった
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はちどり(2018年製作の映画)

4.0

なんでもない日常を淡々と描いているので、なんだか邦画を見ているような気分にもなった(もちろん違う部分も多々あるのだけど)。韓国映画ってエンタメよりのイメージだったのでこういうのもあるんだなと。それも非>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.3

非常にスリリングで魅力的。
見ているだけで頭良くなった気がするな…(頭の悪い感想)。
芥さんの議論はなんというか議論のための議論になっている感は随分したけど。
三島由紀夫の「楯の会」については名前は聞
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

オリジナルの後日譚なのかな?最初に話の大事な部分一気に駆け抜けてビックリする。
そのせいか、映画としてかなり盛り沢山に感じた。ずいぶんいろいろ詰め込んだ脚本だなあ……と。振り返るとストーリーライン自体
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.6

filmarks400本目。

絵作りが若干チープな感じがするが、ストーリーがよくできている。
昨今の問題意識から非常に「今」見て良い映画だったなと。
ずーっと共感すべき相手を喪った不安定な気持ちに晒
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.7

良い。
個人的に人ごととは思えない展開がいろいろとあったけれど、最後は力技でフィニッシュ。
家族構成、というか姉妹の順番をかなり勘違いしていた。同じ人多いと思う。
フローレンス・ピューはもうミッドサマ
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ひまわり(1970年製作の映画)

2.8

母親に勧められて鑑賞。
正統派メロドラマ、という感じ。やはり昔の作品だからかすごくオーソドックスな作りになっているなあと感じた。

21世紀の資本(2017年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリー映画、しかも経済書が元となったら、どうやって映画としての付加価値を構成するのだろうという感じに思える。
それに対しこの映画はやたらと「バエる」映像を連発することで映像作品としての価値を
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

1.8

要素を詰め込みすぎて、見ていて何に焦点を合わせればいいのか分からない。
また、話の展開が急すぎてややついていけない部分も多かった(なんか無理やりに良い話にしようとしてない?)。
映像そのものは綺麗だっ
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ノーマーク爆牌党(2018年製作の映画)

1.9

個人的にこういうノリの映画は嫌いじゃないが、よくできているかと問われればNOである。もうちょっとどうにかしてほしいと思う部分が多すぎる。
麻雀ネタの作品なんてあと『咲 -Saki-』くらいしか見てない
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

3.6

テレビ版および新編視聴済み。
ずいぶん細かい話の展開を忘れてしまっていたのだが、こんなんだったか。
すごくウェルメイドな話なんだよな〜。細かいところのギミックがニクい。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

3.8

テレビ版および新編視聴済み。
新編を見返したくなってせっかくなので本編を振り返ろうと映画総集版に手を伸ばす。
久しぶりに見ると篦棒に面白い。虚淵、すげえな……。
定型からの逸脱、そして話の組み立てがお
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アイドル(2018年製作の映画)

2.2

映画というよりはテレビドキュメンタリーみたいな作り。
大場美奈、推せる。

ちょっとまて野球部!(2017年製作の映画)

1.4

くだらなさすぎる……
あまりにくだらなくて逆に後半笑えてきた

ダンサー そして私たちは踊った(2019年製作の映画)

3.4

この手の映画的には標準的な出来かなと。
もっとせっかくなら目新しいアプローチが欲しかった。
ただ、ダンスシーンの迫力はかなりのもの。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.2

序盤のシーンがマジでトラウマ級。ショッキングすぎる。
それ以降は割合予想がつく出来事が多めというか、先の見える展開に近かった感じがする。
ラストシーンの表情がとても印象的。いろいろ考えれば深い意味があ
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Red(2020年製作の映画)

3.2

島本理生の原作は未読、映画公式サイトによると映画オリジナルのラスト?らしく、できれば原作も読みたいと思った。
『影裏』に続き、こちらも非常に丁寧な映画というか、ひとつひとつのことをしっかり書いている非
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影裏(2020年製作の映画)

2.7

原作既読。
主人公の(あの)一面についてはあくまで原作では匂わせる程度だったと記憶しているのだけれども、映画ではがっつり「そう」だと描れていてまずそこにびっくりした。
丁寧に一つ一つの出来事を描いてい
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囀る鳥は羽ばたかない The clouds gather(2020年製作の映画)

3.0

エロシーンが非常に多い。わりに(モザイク回避のためか)性器描写が一切ないので、観ていてなんだかもぞもぞした感じになる。
ストーリーもとても淡々と描かれる感じで、良くも悪くも起伏に欠く(あえてやっている
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

まず第一に、完全なワンカット映画ではない、ということがちょっと残念だった。まあそれでも、この映画はやっぱりすごい、とは思うんだけど。
ワンカット映画って、どうしてもその特性上弛緩したシーンが生じるのは
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静かな雨(2020年製作の映画)

3.7

良かったんだけど、ラストの方のシーンで一緒に見に行った人と重大な解釈の齟齬を起こしたんだけど(多分自分が間違ってる)どうしたら良いのか……。
映画見てるとときどきこういうことが起きてヴァ〜ってなる。な
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アスリート~俺が彼に溺れた日々~(2019年製作の映画)

2.8

ノンケの割に主人公の男への性行為の時のガッツキっぷりが異常でそれが妙に気になってしまった。ためらいなさすぎやろ。
他にも演技が全体的に気になった。主役二人の演技はそこそこに見れる感じに仕上がっていたの
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LIFE IN A DAY 地球上のある一日の物語(2011年製作の映画)

3.3

なかなか良い。
途中の狂気パートがマジで怖い。
最後の少女の言葉がこの映画のすべてを象徴している。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

ポップとダークのバランスが素晴らしい。
映画としての「ありえなさ」を成立させる感覚もギリギリのところでうまくやっていて非常に観ていて気持ちの良い映画だった。
ジョジョ役の子がとても良い演技をしていた。

his(2020年製作の映画)

3.8

とても良い作品だった。
現代日本において男性同性愛者が子育てをするというシチュエーションはかなりのレアケースであるということは現状間違い無いだろうが、今後増えていくことになるのだろうか。
この映画では
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シグナル100(2020年製作の映画)

2.5

GU RO SU GI RU
割合グロ耐性はある方だと思うんですが、暗示をかけられた生徒がひたすら自殺をしていくというのは精神的グロみが強くて見ていて結構きついものがありました。これをエンターテインと
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花と雨(2019年製作の映画)

3.0

最近ラップ映画が多い。本当にラップブームがきてる感じなのだな。
『WALKING MAN』『GULLY BOY』と続けて『花と雨』ですが、とりあえずラップシーンが少ないのが若干不満……。まあ、そこが主
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BOYS/ボーイズ(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

今しか見れなそうなのでシネマート新宿に慌てて見に行く。
なかなか良かった。
思春期特有の淡い関係性を瑞々しく描いている。やや過程に「?」な部分が無くも無いけど、最後が良かった。終わり良ければすべて良し
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

『未咲』という小説の存在のリアリティの無さが気になって仕方なかった。
まあ、そこはこう、ごまかされるべきなんでしょうけど。
他にもいろいろ結構無理してるというか、リアリティレベルの厳しい部分がありはし
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