しんやさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

しんや

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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

わぁ〜これは凄いものを見たな!

皆さんのレビューを見て、めちゃ気になっていたけど、なんせビビりなので中々手が出なかった作品。
相当身構えたけど、ストーリーの面白さにぐいぐい引き込まれた。
怖い、恐ろ
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

セシリアは、支配的な夫から逃げ出すが、しばらくして彼が自殺したことを知る。
莫大な遺産がセシリアに残されるが、彼女の周りで不可解な事が起こり始める・・・

もう描き方が秀逸。
ただ部屋を写してるだけな
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

前からずっと見たかった作品。

夢と現実が入り混じる世界って、難解な方に行く印象があって、最初少し戸惑った。

これ、ついていけるかなぁ〜、と。

でも、摩訶不思議な世界観にはとても魅了された。

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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

人物描写が素晴らしいなぁ〜

善悪の2択じゃ分けれない複雑さ、
怒りや憎しみに塗れた人達の中から、優しさがそっと顔を出す〜
それだって悲しみ苦しみを経て産まれたものだから、人生って分からん!難しい!
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EXIT(2019年製作の映画)

3.8

細かいことは言わず楽しめ〜‼︎的な作品。
その通りめちゃ楽しんだし、ハラハラしたし、笑って、ちょっと泣いた。

シリアスなら気になる?突っ込みたくなる所も、コメディ調だと気にならないのは不思議。そうい
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.4

ホントにふたりだけ・・・
柄本佑と瀧内公美のほぼ2人芝居。
2人の移り変わる微妙な心情の変化を描くなら、絶対小説の方が向いているだろうとは思うが・・・

かつて恋人同士だった2人が、結婚を10日後に控
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

女性新聞記者・吉岡を演じるシム・ウンギョン。
日本語の抑揚、感情の込め方が、日本の女優とは違う。
好き嫌いはあるだろうけど、それがこの作品を他の邦画とは違う感触のモノにしていると思った。
と、同時に日
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.3

壮大な死後の世界も、俳優陣も豪華!
ストーリーはちょっとあちこち行き過ぎて、集中力を欠きそうになるけど、最後、力技でなんか凄く泣かされた感がある。泣いたじゃなくて、泣かされた感。
多少の無理無茶も納得
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

この結末、夫はともかく、妻は幸せなんだろうか?
ずっとずっとその事が気になっている。

自分を邪険にする者〜そいつをとことん懲らしめないと気が済まない人
弱者のフリして、その立場を利用するから、ホント
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.7

1984年夏、アメリカ郊外の田舎町で少年ばかりが狙われる連続殺人事件が発生する。好奇心旺盛な15歳の少年デイビーは、向かいに住む警官マッキーが犯人ではないかと睨み、親友のイーツ、ウッディ、ファラディー>>続きを読む

夢売るふたり(2012年製作の映画)

3.6

東京で料理屋を営む夫婦。
ある日失火で店は全焼してしまう。
前向きに店の再建を目指す妻と、投げやりになり酒に溺れる夫だったが、ある出来事をきっかけに恋愛詐欺で資金を得る事を思いつくが・・・


酔った
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.5

美しい海辺の家に越してきたマローボーン家。まもなく母親が亡くなり、残された4人の子供達は、母親が遺した掟を守り、身を潜めながら日々を送るが・・・

何かこの家にはある、隠された秘密がある〜それを不穏な
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よこがお(2019年製作の映画)

3.8

筒井真理子さんが素晴らしい。
いつもは呼び捨てしてるのに、今作品では『さん』付けでなくちゃ申し訳ない、そんな気持ちにさせる美しさと、哀しさと、狂気(←これが重要)の存在が見事だった。

『淵に立つ』は
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.2

主人公の行為は、ホントに気持ち悪いしかないんだけど、男前な高良健吾と、想い人の旦那の酷い酷いDVでなんかマイルドになってる変な作品。
でも、ストーリーの行く末が気になって結構前のめりで観た。

で、エ
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贖罪(2012年製作の映画)

3.5

小学校の体育館で1人の少女が殺される。直前まで一緒に遊んでいた少女の友達4人は犯人と遭遇していたが、有力な証言が出来ずに未解決のまま時が過ぎるが・・・


殺された少女の母親に小泉今日子、成長した4人
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

5.0

アパートの一室、取り壊そうとした壁の向こうでミイラ化した3人の遺体が発見される。生殖器を取り除かれた残虐な殺人。
捜査を開始した特捜部Qのカールとアサドはある高名な医師に辿り着くが・・・

お馴染み大
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.3

冒頭のシーンが凄いなぁ〜 
何の心構えも出来て無かったから、ちょっと度肝を抜かれた。
そして、このシーンを1番最初にしたのは
とても良かったと思う。

菅田将暉と柄本佑の共演というだけで見たけど、終わ
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ノクターン(2020年製作の映画)

3.6


音楽学校に通う双子の姉妹。
才能溢れ輝く姉に嫉妬する地味な妹。
ある日妹は学校で自殺した生徒のノートを拾い、その内容が現実に起こっていくことに気付く・・・


どこかで見たようなストーリーだけど、
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.8


あなたはこれを愛と呼べるか?

もうこれに尽きる作品だなぁ〜
見終わった後もずっと考えてしまう。
前半の展開からはちょっと想像つかない結末〜白石和彌監督だから、素直に受け取るべきか?ちょっと戸惑って
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.7

エドガーは愛する妻を殺してしまう。
しかし、気が付くと知らない部屋に居て、
そこには見知らぬ人達・・・訳が分からないまま何とか逃げ出そうとするが、その度に妻を殺す少し前の時間に戻ってしまうが・・・
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恋の罪(2011年製作の映画)

3.5

エログロは食傷気味なんだけど、見てしまった。
監督の盛りすぎ的な描写が、他作品ではしつこいなぁ〜と思う時が正直あったんだけど、今回はしつこいっ‼︎と感じつつ、何だ、これは⁉︎と鳥肌が立つ瞬間が度々あっ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.9


アメリカ国内で起きた爆発テロがメキシコ経由の違法侵入者たちによるものでは?と睨む政府は、密入国ビジネスを行う麻薬カルテルを壊滅させるようCIA特別捜査官マットに命じる。マットは旧知の暗殺者アレハンド
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泣き虫しょったんの奇跡(2018年製作の映画)

3.9

豊田監督と松田龍平といえば『青い春』や『9souls』!
ピンと張り詰めた暴力とdipの音楽が堪らん好きなんやけど、こういう作品も撮れるんだと驚いた。

でも対局のシーンでの音楽とか(何と照井利幸、照
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岸辺の旅(2015年製作の映画)

4.0



『俺、死んだよ』

凄い台詞!
浅野忠信の登場シーンから心掴まれた。
3年前に失踪した夫が突然帰って来る。
幽霊でありながら、その姿は誰からも見えるし、会話だって出来る。
生きている人と変わらない
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

3.4

久しぶりに緒形拳を見たくなって〜

その昔、この手の作品は全部緒形拳が出ていたような気がするけど、
大した理由も無く5人を殺す詐欺師の役がえらく嵌ってる、さすが!
そして緒形拳の両親が三国連太郎にミヤ
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御法度(1999年製作の映画)

4.0

松田龍平、デビュー作!妖しい〜

ビートたけし、浅野忠信、崔洋一監督にトミーズ雅、坂上二郎の異色キャストに、音楽は坂本龍一だもんなぁ〜 

当時、期待値大で観に行ったけど、正直松田龍平の魅力にはピンと
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

僅かな手掛かりから、真相に行き着く物語って面白いなぁ〜 
今作品はそれが全部パソコン上なんだから、斬新だし、疑問⁈→検索→はいっ、次‼︎ってスピード感がいい。
しかしこれだけ色々なものを使いこなせるの
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アス(2019年製作の映画)

3.8

オープニングの曲、面白いなぁ〜聴き入ってしまった。
砂浜に伸びる家族4人の黒い影にもハッとした。
きっと出て来る人、台詞、小道具にも意味があって、私には分からない、いや聞いても理解出来ないメッセージが
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.2

ゴンドラとか、ウィスキーの縄アクションとか、オォーと思う所はたくさんあったのに、前作ほどテンションが上がらなかったのは何故?

英国紳士要素が少なめ、おじさま度合いも少なめ、そしてミンチ、ハンバーガー
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

東大を出たが就職せずに冴えない日々を送る和彦。偶然に行った銭湯で同級生の百合と会い、成り行きでその銭湯でバイトすることになる。
しかしその銭湯は夜中に『人を殺す場所』として貸し出されていることを目撃し
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

サスペンスというより、1人の男の人間性をじっくり描いた作品を見たという感じ。
仕事振りを90分間観察したら(されたら)
どんな人間か?分かってしまうって事やんね〜怖い、笑
面白く夢中で見せてもらったけ
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.4

大昔にリメイク版を見たけど、オリジナルはもっと怖くてヤバいと聞いていたので、ずっとずっと気になってた作品です。
 
想像してたのちょっと違った方向だったというのが正直な感想。
リメイクもサンドラ・ブロ
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

4.0

緊張感が半端ない。

夜にやって来る“それ”から逃れ、森の一軒家にひっそりと暮らすポール一家。
ある日ウィルと名乗る男が侵入し、助けを求めて来る。食糧との交換を条件にウィル一家との共同生活を始めるが、
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

役者さんの殆どが『半沢直樹』と被ってるやん⁈
半沢の顔芸を見てるから、なんか物足りない・・・いやこれが普通なんだろうけど、笑。
隠蔽問題やパワハラとか扱っているテーマは深刻なのに、コメディー調。見やす
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.3

凄い集中して見れたのに、面白かったか?と聞かれたら素直に頷けない何かがある、モヤモヤ・・・

もうストーリーが好みじゃない。
正義とか検察の在り方とかテーマは嫌いじゃないのに、それをそんな切り口で語る
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

元気を貰える作品を!でチョイス。

期待を裏切らなかったし、おまけにジャネール・モネイも出てて良き。
トイレまで分けてしまう酷さに呆れてしまったけど、小さなことから一つ一つ立ち向かい、戦ってきた先輩た
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