akiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.5

「住み分け」されているといわれる東京で、別の世界で生きている華子と美紀が親密になるでもなく、ただしっかりとそれぞれの生き方に影響を与えていると分かるのが良かった。

都市の階層構造や性役割的なものへの
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エレファント(2003年製作の映画)

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特に脈絡もなく複数人の視点から事が淡々と進んでいくところにリアリズムを感じた

女神の継承(2021年製作の映画)

3.5

アジア版エクソシストって感じ
怖すぎて最後の方ほぼ目閉じてた

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

3.4

みっともなくて本気で可哀想、と思ってしまうくらいの自然な演技。主演の2人とも全く知らなかったのだけど、惹かれた。

自分が何か特別な存在であることを信じて虚勢を張って何者にもなれないまま空っぽで壊れて
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

こういうSFベースだけどSFが強すぎないドラマ映画好きすぎる〜……
そして映像も言葉も音楽も素敵だった…

人種の概念が薄れてAIやクローンですら当たり前なダイバーシティ溢れる世界のように見えるけれど
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

残酷すぎて何度心を折られたかわからない、目を背けたくなるような内容だった。
こういうことが起きていたのがたったの150年程度前で、正しく救われたのは奇跡のような一部の人間で、なんなら今でも差別意識は残
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.4

最初の空襲シーンがちゃちかったこと以外は大体良かった。
すごい良い話なんだけどもう少し膨らみあっても良かったかなあとも、でもノンフィクション小説ベースだし仕方ないかあとも。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.2

新年一発目に今年一番奇妙だったと言えそうな映画を観てしまった…

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

人怖系の映画好きだし『凶悪』も好きだったんだけど、ちょっと期待しすぎたかもなあ

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.5

最初はう〜んてなってたけど後半に行くにつれてどんどん呑み込まれる

余命10年(2022年製作の映画)

3.3

キャストがただただ好き
よくあるストーリーではあるけどキャストの表情の上手さでシンプルに泣いちゃう

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作はこれから読みます。

自分の人生の何を想起したのかわからないけれど言語化できない情動ではじめからおわりまで涙が止まらなかった。

ところどころのありえない設定も「旅」のもつ非日常性の表現のひとつ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.4

本作は女性の抑圧的な部分を強く描いているけど「自分で自分の存在を認めるための自傷行為」って男の自分でもなんとなくわかるなぁというところもあって。

どうやってこの映画作ることになったの?という斜め上の
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

良かったかと聞かれて素直にハイとは言いづらいけど悪かったかと言われるとまぁこれはこれで、、、みたいな作品。

一般人の手の届かないところにある陰謀論的な世界の秘密にかなりご都合主義的にたどり着いていく
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.7

映画の「これでいいんだよ」を全て詰め込んだ映画

わかりやすいキャラクターわかりやすいストーリーわかりやすいアクションの三拍子

OKの日は家に帰ってドアを開けっぱなしにするのグッとくる

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.0

音楽から着想を得て映画を作るってのが凄い

「思い出す」という言葉のように断片的な記憶を辿っていく形で時間が逆行しながらも、映画としてはちゃんと順行してるのがすごく面白かった。

人物設定がすごく細か
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

3.3

殺人を起こした少年がのうのうと生きているという話かと思ったら、「許されてしまった」というか罪を償うきっかけをなくしてしまった、という気持ちのやり場に困る話だった

良いシーンは良いシーンでちゃんとあっ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

いわゆる「不良」として社会悪で語られがちなことが、そこに生きる少年にとっては絆を確かめあう行為だったり生きるための信念だったりする
ストリートカルチャーがカルチャーとして今も根づいている理由が詰まって
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キャッツ(2019年製作の映画)

3.0

最初は「え?酷評されてるほど悪くないじゃん〜」て思ったけど後半にいくにつれてどんどんパターンに慣れていって間伸びして感じてくる

ミュージカルはCD持ってるぐらい好きだけど映画で観るようなものではない
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一言でいうといにしえのファン向けお楽しみ映像だった!(良い意味で)

自分はマトリックスが大大大好きなので超面白かったけど、果たしてそうでない人にはこれは面白く映るのだろうか……?
…なんて思ってたら
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