どど丼さんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

感情の擬人化、、ピクサーの発想力すごいですね。自分も小学生の時に引っ越しや転校経験してるから、ライリーの気持ちがよく分かる。自分の頭の中では今誰がどんな働きしてるんだろうと想像すると楽しい、、うちの脳>>続きを読む

キューティーズ!(2020年製作の映画)

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作中に登場するダンスシーンが児童ポルノに当たるとして配信停止運動、さらにはNetflix解約運動が起こっている問題作。保守的なムスリム一家の11歳の女の子が、セクシャルなダンスと出会い、行き過ぎた背伸>>続きを読む

ゴリラのアイヴァン(2020年製作の映画)

4.1

これは良いディズニーだ……🦍 主人公はサーカスの動物。実話ベースの絵本を原作に、動物たちの絆や思い、人間との付き合い方を描いた作品。やるべきところは子供が観られる範囲で現実を描き、動物の権利問題にも一>>続きを読む

(2016年製作の映画)

3.6

宇宙服一枚で地球への帰還を目指す2人を描いた映像。大学生が1人で制作って凄いですね。宇宙のCGがオシャレ。色合いとか演出とか素敵。美的センス見習いたい……!同年代としてひたすら尊敬👏

ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

1.8

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リンチの比じゃない難解映画。舞台が現代のアメリカ、悟空がアメリカ人、出てくる度に爆笑してしまうキャラクター設定、10分おきに見つかるドラゴンボール、スクラル人にしか見えな
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人数の町(2020年製作の映画)

3.4

社会的に劣位の人間が送られる収容施設のような町を舞台にしたお話。設定が面白い。現代社会をかなりダイレクトに風刺しているから、製作サイドの意図が読み取りやすい親切設計。共産社会の限界を改めて実感する。ス>>続きを読む

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.3

ハートフル描写詰め合わせセット。ジブリや細田守の二番煎じスタジオが作るようなアニメ映画によくあるノリを実写でやった感じ。話がベタベタなのとあまり唆られないファンタジー設定に少々辟易としながらも、それら>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

久々のネタバレレビュー。女性の元に届いた前夫の小説原稿、その意味とは……。観終わってようやく気付いた、解釈ブン投げ系だ。

夫が自分自身の悔恨を晴らし、半ば無責任に別れた妻に対するサイレントな復讐劇で
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

ミステリー系の傑作ホラーといった感じかな?とにかく悪魔の子を妊娠するローズマリーがひたすら気の毒で心痛……。痩せこけ衰えていくミア・ファローの演技がとにかく悲痛で同情してしまうほどに上手い。どんどん周>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.9

観てなかったチャッキーのオリジナル。90分でホラー映画にしては無駄がほとんどなく、サクッと楽しめる。低予算っぽく見えて車とか建物とか結構壊しててちゃんとアクションに金かけてるのがえらい。チャッキーの動>>続きを読む

ザ・ゲスト(2015年製作の映画)

3.1

夫が招いた不審者が突然家にパーティをしにやって来た……。

ほう。ほう?考察で頭グルグルさせながら手が止まってる笑。
プラスにもマイナスにも、色んな方向に考察出来て楽しい。モヤモヤ感がたまらん短編作品
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ゾンビと花束(2015年製作の映画)

3.0

ゾンビ化した彼氏との会話劇、発想の勝利ですね……。ベジタリアンで血が嫌いなゾンビ彼氏ってだけでもう笑える。無駄に緊迫感無いのがジワジワ来る。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.3

圧巻のラストやった……。ゴッドファーザー悔恨&継承編。最終作っていちいち過去作から引き継いだエモいシーン挟んでくるから、マフィアの話でも涙が出てしまう……。実娘を超良い役に付けちゃうコッポラ監督の娘愛>>続きを読む

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.9

グザヴィエ・ドランに迫ったドキュメンタリー。ドランの監督としてのこだわりっぷりを堪能できる一本。衣装まで本人が全部デザインしてるってどこまでハイセンス。やっぱり「Mommy/マミー」はかなり大衆向け意>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.4

やはり重い腰を上げて鑑賞。デニーロ参戦。重い腰あげてよかった。前作の続編と前日譚を織り交ぜた構成だけど、人間ドラマも色んな方向に飛び交うしマイケルめっちゃボスになってるし、治安の悪い世界観に前回以上に>>続きを読む

タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.8

火災パニック映画。ポスターのインパクトが絶大(イラストのやつ)。CG一切無しでこれほど危険な撮影をこなしてしまったのが凄い。ストーリー自体はB級感が強いが、今日のパニック作品の先駆的存在と考えれば良い>>続きを読む

エサ(2015年製作の映画)

3.6

韓国っぽい。世界は食物連鎖だからね。少し不気味なイラストも相まって4分間なのに苦しい。

アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

5.0

重い腰をあげて鑑賞。とんでもない映画。一つの戦争の中で浮かび上がる部族や人種の対立から当時の状況に沿って細かく映し、1人の人間の盛衰を見事に描き切ってる。衝撃的な開幕から序盤に繋がるラストまでをインタ>>続きを読む

行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.7

一個前のアカデミー賞でノミネートされたドキュメンタリー映画。スケボ映画の「mid90s」に併せてかようやく来日。本国ではHulu配信なんですね。

アメリカで最も惨めな町を舞台に、同町で育った監督がス
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アンダーウォーター(2020年製作の映画)

3.3

石油掘削施設の地下で謎の生物に遭遇するパニックSF映画。話自体は王道で、よくある宇宙舞台のパニック映画を海底に置き換えた感じ。クリーチャーは「エイリアン」感あって超怖い。中盤のハラハラ感堪らん。

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ムーラン(2020年製作の映画)

3.3

ディズニー最新ポリコレ映画。アジア舞台の女性主人公、実写化するなら今しかないですよね。キャストはほぼ中国系なのに吹き替えるでもなく全編英語、アジア圏を舐められてるようにしか感じない設定改変、男性救世主>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.3

面白かった。大体肌に合わないガイ・リッチーだけど、こちらはゴチャついてはいるがグループ関係が比較的把握しやすいので展開は一転二転するが割りかしストレスフリー。キャラ同士の掛け合いとかちょいちょい挟むア>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.9

今週のネトフリ映画枠。監督は名作怪奇恋愛映画「エターナル・サンシャイン」の脚本を書いた方で、今作もこれに似た独特さ。ファンタジー要素がガッツリ入りつつ、「エターナル~」と同様に少し拗れたカップルがメイ>>続きを読む

荒野の七人(1960年製作の映画)

3.9

一本の西部劇としては非常に面白く、話や構成もリメイク元に寄せているだけあって単純明快で入り込みやすい。原作に沿ったキャラクター造形も魅力的。リメイク元が人物描写や殺陣アクションをかなりの長尺を割いて魅>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.4

重い腰を上げて鑑賞。初めは「聞こえねえだ!音量どしたどした!」という感じでしたが、次第に慣れてくると丁寧な構成やコメディ要素を含んだカッコいい台詞回しに引き込まれる。農民中心の村が舞台の地味目な時代劇>>続きを読む

美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

3.2

昔から近所に住む仲良しの母親と息子同士が互いに交換不倫関係になる話。絵は綺麗だが凄く汚い映画。ありそうで意外と無いドロドロ設定に引かれて観たけど、前半まさかのそうなるのか展開からは割と平坦で、「うん」>>続きを読む

恋と嘘(2017年製作の映画)

2.7

少子化対策のために政府がAIで各々のパートナーを決めるというトンデモだけど将来的にありそうな話。その相手とはほぼ確実に上手くいくが、自由恋愛の権利は国が法で規制。設定が面白いですね。いくらでも面白くで>>続きを読む

ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.8

実際の犯罪を元にしたクライムアクション。マイケル・ベイ版園子温って感じ。内容が内容なだけにこんなコメディ色強くて大丈夫かと心配になるけど、マーク・ウォールバーグやロックの役柄や掛け合い、脳筋アクション>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.7

ドラン久々の主演兼監督最新作!

物理的な距離は近くても、親友同士故に心はなかなか近づかないもどかしさ。繊細かつギミック豊かな独自の表現は見応えたっぷり。最近大物キャストを使った作品が多かったけど、原
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(2007年製作の映画)

3.2

グザヴィエ・ドランが15歳の子役時代に主演した短編映画。少し長めのトレイラー感。ちょっとCMBYNみがある。ドラン、若い頃から可愛いお顔されてますね(すみません)。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.8

話の筋が分かりやすくて逆に驚くD・リンチ映画。工藤静香は無関係。本筋のミステリーに迫る男と事件に深く関わるマゾ女との関係。キャラクターも良いけど、独特のエロティックな雰囲気と事件の行く末にどんどん惹か>>続きを読む

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.7

子供向け娯楽映画は本当に面白いですね。ラミ・マレックが若い!

アンダー・ザ・スキン 種の捕食(2013年製作の映画)

3.0

A24初期のカルト枠。宇宙人スカヨハが色仕掛けで人間を取り込んで行く話。映画というよりも現代アート作品ですね、、この前なんちゃらトリエンナーレで同じような難解映像(しかも同じBGMを使ってるやつ)を観>>続きを読む

ニュームーン トワイライト・サーガ(2009年製作の映画)

3.5

君らなんなのww ファンタジーとアクションの色が強くなった。キラユーテ族面白い。ベラってなんでこんなモテるんだ。ジェイコブ気の毒すぎる。

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.8

青くて痛くて脆かった……。ネタバレ厳禁だと思うのであまり語れないけど、結構人選びそうですね。自分が吉沢亮君と重なり、性格から行動までもう完全に自分。一本の作品として観せられると、あぁ俺マジでヤバい奴だ>>続きを読む

クラッシュ(2004年製作の映画)

3.8

とある交通事故をきっかけに社会の不条理を描いた群像劇映画。人種差別を中心に、警察や銃社会等、様々な社会問題を数組の夫婦や友人同士を取り上げながらリアルに見せていく。昨今「今からレイシズムを斬ります!」>>続きを読む