シソウメさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

決して「面白い」映画じゃないと感じた。
なのに、こんなに心掴まれるのは何故なのか。

主人公はDCコミックスのヴィランであるジョーカーである。
が、これはただのアメコミ実写映画ではない。
架空の物語で
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HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.3

最高。

なんでこんなに熱いものを毎回見せてくれるのだろうか。

アクションは相変わらず素晴らしすぎる。
カッコイイ。
その表現と切っても切れないカメラワークの秀逸さ。
ドローン撮影でのスーパースロー
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

駄作。

細田守(サマーウォーズ)と新海誠(君の名は。)のいいとこ取りがしたい気持ちが溢れていた。
あ、あと鋼の錬金術師。

が、演出、音楽、シナリオ、CG、どこを取っても遠く及ばない出来になっている
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ロケットマン(2019年製作の映画)

5.0

エルトンジョンのことは何も知らないけど、この映画を観て彼を知ったつもりにはなりたくない。
バックボーンや情報なしに観て、それでも心の琴線に触れまくった作品だった。

大半の時間泣いていたし、冷静じゃな
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

殺人人形のチャッキーが大暴れ!なホラー作品、のリブート。

初期作にあったようなブードゥーの秘術的なオカルト設定はなくなっている。
しかし、非常に現代的な科学的切り口でその恐怖を十分に感じさせてくれる
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13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ(1989年製作の映画)

2.0

シリーズ屈指の駄作。

今まではまだ一作一作愛を感じたが、これはジェイソンという設定だけを使ったおふざけ映画。

脚本が酷すぎる。

主人公のトラウマも、登場人物の精神描写も、ジェイソンそのものの描写
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Who's hungry(原題)(2009年製作の映画)

4.0

全5分
YouTube視聴
モノクロアニメーション
ホラー

短いからこそ、考えさせられる。
腹ペコなのは誰だろう?
この5分間にいくつもの『恐怖』が描かれている。
起承転結までしっかり作っていてセン
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とにかくカッコいい、相変わらずの蜷川実花節映画。

本当にこの色の映画は彼女にしか撮れない。
撮ろうとする監督がいないだけかも。

ストーリーはツッコミどころが多いものの、まあ許容。
原作は今読んでる
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.5

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X-MEN好きな人って、あんな稚拙な精神状態のキャラクターたちのやり取りが好きなの?

と思うくらい残念な作品。
ファンの方に素直に何が魅力なのかが聞きたい。

俺の観ていたアニメのX-MENはもう少
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ワイルドカード(2014年製作の映画)

2.5

ステイサム映画!

アクションの感じは個人的に好きだけど、少なすぎるのと根本的に渋すぎる。
ストーリーが正直あってもなくてもいいレベル。
ワイルドカードってどこに掛かってたんや?

何も考えないで観て
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

神と共に 第一章に続いて、地獄の使者たちの物語のとりあえずの終着点。

いい映画だった。

前作は貴人である男の人生にスポットが当たっていたが、今回は使者達の過去と現在にスポットが当たっている。

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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.9

縦横無尽に繰り広げられる高速アクションが魅力!
死後の世界を中心に冥界の使者達が活躍する韓国の地獄ファンタジー作品。

1人の人生にスポットを当てて、それを紐解きながらどんなことがあったのか見せていく
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.6

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うーん
胸糞では確かにあるけど、それ以上でも以下でもない印象。

加害者に胸糞なんだけど、被害者にも胸糞。
あの一帯の人達無能しかいないのかな。

監督が『暴力がエンタテインメントになっている現代』へ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

映像美、音楽、楽曲
CGなどの映像演出はよかった。
アニメの世界観を崩さないまま、きちんと実写に落とし込み
尚且つ、エンタメとして満足度の高い出来。

十分楽しめるんではないでしょうか。

ここからは
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覆面系ノイズ(2017年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

ヒロインがメンヘラすぎて怖い。
そりゃきっと幼少期、ずっとストーカーされていたんだろう。
家も隣だし、桃には辛い時間だったんだな。
引っ越すくらいに。

(違うけどね)

てか桃もなかなかのメンヘラ。
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

つまらない。
退屈。
この二言がよく似合う作品。

トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスが如何に空気を作るのが上手かったのか、と感じる程駄作。
もちろん、クリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンに
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

2.7

誰だよ、山﨑賢人の芝居が良いって言ったの!!
やっぱり、ダメだった…!!!

ただ、彼の今までの役の中ではかなりハマり役だったと思う。
声量ないから声張らなくて良い、感情表現が薄いからある程度一定でい
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.5

いや、マジで素晴らしいでしょ。
松本大洋の漫画の雰囲気を崩さず、ファンタジーになりすぎないよう良く繋ぎ止めている。

その上、卓球のシーンも空想と現実と天才が入り乱れてめちゃくちゃ良いバランスの作品に
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カラスの親指(2012年製作の映画)

3.2

最後にネタバラシがある系の人情ストーリー。
途中痛ましいシーンもあるけど、
ラストにはスッキリとさせてくれる。

脚本も面白いと思うし、芝居も上手い人ばかり。
のんの喋りはあまり定評がないので、ちょっ
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真田十勇士(2016年製作の映画)

3.2

中村勘九郎始め十勇士の芝居は素敵。
幸村役の加藤雅也さんが素晴らしい。

合戦のシーン、カメラワーク良かった。

ツッコミどころは満載。
でも個人的には刺さる部分はあった。

10人のバックボーンまで
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スマグラー おまえの未来を運べ(2011年製作の映画)

2.5

こんだけの役者を使って
こんだけの立ち回りをして
ちぃーっさなメッセージを伝える為に凄い!!

ここまで追い込まれないと人間は覚醒しないのか…
それともこんだけ追い込めば覚醒できる、とポジティブに捉え
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あさひなぐ(2017年製作の映画)

2.2

原作未読

芝居について言うのは野暮かと思うが、もう本当に芝居がこの作品の50%の質を下げている。
脚本と演出が30%下げている。

まず、キャラクターの名前が全然ピックアップされない。
試合の時の道
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後が少しわかりづらかったけど
スターの考え方が変わっていく様はとても素晴らしかった。

時間が積み重ねてきた差別というものの重みは、僕は知らないし知り得ないことだと思う。
当事者にしか語れない。
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.4

僕は『くまのプーさん』が嫌いだ。
特によく知りもせず、だらだらと愚鈍で進歩のないイメージがあったから。

今作も評判を聞いてはいたものの斜に構えて観ていた。

あり得ないほど泣けた。
思ってる以上に病
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

松坂桃李くんが最高の芝居。
ほとんどそれだけで4付けちゃう作品。

もちろん映画としてきちんとしている基があっての、総合的な評価です。
(が、松坂桃李くんでなかったら多分3.4くらい。松坂桃李重要!)
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これはもう最高。

絶望からスタートするアベンジャーズ最後の作品は、今までの作品たちを追体験しながら全ての収束までカタルシスの加速度を増していく。

ラストまで3時間の旅、正直席を立つタイミングが見当
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしいアニメ作品

アニメの描写は事細かく、とにかくその表情、仕草は物凄く丁寧に描かれている。
こんなアニメ作品、最近あんまりない。
神楽の踊りを最後やるところ、2人の個性がちゃんと出て、ピッタリ
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キングダム(2019年製作の映画)

3.0

盤で観たのでコメントにて。
下記、キャスティング発表され予告映像だけの感想。


CM観てるだけで観る気が失せる。
何故か。

山崎賢人に主演をやらせないでほしい。
ジョジョの時と全く同じ喋り方しやが
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インシディアス(2010年製作の映画)

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ちゃんと観てないので評価はなしで。

とりあえず
ダース・フレディ登場。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

クリエイターの想いと、受け手の想いが重なる時に、クリエイターの願いが叶うのだ。

素晴らしい映画だった。
泣いた。

誘拐されて25歳になるまでシェルターで偽の両親と過ごし、外の世界を知らなかったジェ
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

2.8

水原希子がエロいですね。
それだけで喜ぶ男子は見て損はないのではないかな?
下品でなくオシャレでエロい格好をがっちり着こなす。
ブリブリの男に媚びた服装というより、洗練されたものであるのが好感が持てる
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

2.3

心の狭い人間には厳しい作品だった。

終始、イライラさせてくる小日向。
家族はみんなコミュニケーション取らないし、前向きに能力を発揮できる人間が少ない。

彼らを見直すシーンがあるにはあるが、それより
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iBoy(2017年製作の映画)

2.8

この街、警察があまりにも機能していなさすぎてヤバイ笑
ゴッサムシティかな?

ゴッサムが大人なら、この街は子供って感じの低脳が蔓延る世界。

発想はとてもいいと思うし、次世代ニューヒーローな感じするけ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

素晴らしかった。

THANK YOU STAN

開始早々泣いた。

アベンジャーという名前の由来も、ニック・フューリーの左目についても語られる。

個人的にヒーローとはこうあって欲しい、というヒー
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

途中までは本当に面白かった。
演出、カット割り、スピード感、検察サイドから描かれる静と動の表現は素晴らしく、たまに鼻に付く芝居がかったセリフもすんなり受け入れられたし、カッコよく見えた。
そして二宮和
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