とまぴゅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.0

死霊館のスピンオフ。ウォーレン夫妻のもとへ来る前のアナベル人形。前作は観てないが問題なかった。
死霊館では脇役のアナベル人形、今作では大活躍!死霊館の時も何となく感じていたが、とにかく自己主張が強い、
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.0

原作未読。でも同作者の勇者学は読んでいたので、ギャグのノリや空気感はわかっていたはず。
最初からギャグが滑り気味だけど嫌な心地はしない。多分役者のおかげだろうなぁ。役者が違ったら10分もたなかったかも
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フォロイング(2017年製作の映画)

2.5

タイ旅行へやって来た米国人が現地の幽霊に呪われる…が、幽霊はなんと日本人。
何か色々ごっちゃごちゃだったがハリウッド版の呪怨のようなものだと思えばアリっちゃアリ。さすが日本人の霊なだけあって呪い方は陰
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.0

前半は緩やかにチョルスとスジンが愛を深め合う構成。病気の予兆はあるので何となく不穏なものを感じるが、二人とも美男美女で目の保養になる。
ただ同性の視点から見ると、スジンって結構ヤバい女だな。不倫で略奪
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太陽は光り輝く(1953年製作の映画)

3.5

南北戦争から数10年経ったケンタッキー。南部精神を引きずった登場人物たちがコミカルに、時にシリアスに話を盛り上げてくれる。
人情ドラマとして良かったけれど、果たして当時のケンタッキー州にここまで黒人に
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.0

ホラー好きなら1度はタイトルを聞いたことがあるような超有名古典ホラー。
内容は漠然と知っていたが、それでも最後までローズマリーの妄想なのか現実なのかがはっきり分からず、かなりスリルがあった。

久しぶ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

言わずもがなの名作。
こういう映画ではどんな事情があったにせよ、犯罪を犯してしまった登場人物に対して少なからず嫌悪の気持ちを抱いてしまうんだけど、石神に対しては不思議とそんな気持ちが湧き上がってこない
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中島みゆき「縁会2012~3 劇場版」(2015年製作の映画)

3.5

WOWOWで視聴。
いつかライブに行ってみたいミュージシャンのうちの一人なので、良い予習になったと思う。
このライブは気持ちムーディめかな。歌声も世界観も唯一無二で、聴き惚れてしまった。

B'z 30th Year Exhibition “SCENES” 1988-2018(2018年製作の映画)

4.5

何の気なしに検索してみたら、まさかあるとは…笑
2018年4月から東京の有楽町で開催された、30周年記念のエキシビションで上映されたものを前期・後期合わせて全国で公開。
1時間半もないけれど、地方から
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ドラゴンボール 魔神城のねむり姫(1987年製作の映画)

3.0

コミックは5巻まで読んでいて、アニメはフリーザー、セル、魔神ブウの記憶だけ有り。その程度の知識でも大丈夫だった。
クリリン登場~ランチさんあたりのオリジナル?ifストーリー?
亀仙人の弟子になるために
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CUB/カブ 戦慄のサマーキャンプ(2014年製作の映画)

1.5

ベルギー発のホラー。キャンプ地でボーイスカウト一行が殺人鬼に遭遇する。

何か思っていたのと違ったな…。罠がピタゴラスイッチみたいで面白いけど、かなり無理がある。カイと友情を築きかけていたのは良いが、
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映画の妖精 フィルとムー(2017年製作の映画)

4.0

移動映画館で各地を回ることで、映画に触れる機会のない発展途上国の子供たちに映画を知ってもらい、生き方を広げさせるというコンセプトのもとクラウドファンディングで作られた映画。
キャラクターたちが言葉を話
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

今時こんだけ典型的なハリウッド映画も珍しい。ちゃんとエンターテイメントしているので、何も考えずにただ楽しめる。
色々なポップカルチャーからのオマージュがてんこ盛り!元ネタがわかった時は面白いが、置いて
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富江 アナザフェイス(1999年製作の映画)

2.5

富江に狂わされる男がそれぞれ違う3話構成。
1話目で役者の演技の酷さと安っぽさに耐えきれず、早送りで見ようかと迷ったほどだったけれど、2話目からは割と良い。富江のうざったい喋り方も段々クセになってくる
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キツネとウサギ(1973年製作の映画)

3.5

キツネに家を乗っ取られてしまったウサギが、他の動物たちの力を借りて何とか家を取り返そうと頑張るお話。
これはストップモーションかな?朗読に合わせて不思議なデザインの動物たちが動き回る。まるでオシャレな
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

キングコングシリーズってちょっと苦手なんだけど、これは面白かった!今までの美女を追い回すキングコング像を覆してくれた!
恐竜が摩訶不思議生物に変わったジュラシックパークという感覚。

ランデヴー(1976年製作の映画)

3.5

9分弱しかない短い映画。
その間ずっと、フェラーリが早朝のパリの街をフルスロットルで駆け抜ける。
もちろん信号無視、ブレーキは必要最低限。人も鳩も大迷惑。
車体が低いから臨場感高めで心臓に悪い。フェラ
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学校の怪談4(1999年製作の映画)

4.0

学校の怪談で一番邦画ホラーしている作品。

3から2年期間をあけて公開。監督と脚本が1・2の平山秀幸と奥寺佐渡子に戻った。
3がアレだったから原点回帰したというわけでもなく、1・2とも3とも全く違うも
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.0

恐竜に加え自然災害でてんやわんやの大パニック。人間のエゴ満載の今作、工夫は感じるけどややロストワールドの二番煎じ感が。
何より恐竜が可哀想すぎる。映画のターゲットには子どもも含まれているだろうに。CG
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学校の怪談3(1997年製作の映画)

3.0

学校の怪談シリーズの中で、今作だけ監督と脚本が違う。キャラ設定等は違うものの、2から数名が引き続き出演している。

前作までの妖怪・幽霊たちに比べてガチで殺しにきてる。それでいて合間、あいまにギャグを
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学校の怪談2(1996年製作の映画)

4.0

シリーズ中、映画館に観に行った作品はこれだけ。他の作品はおそらく地元の文化センターで上映されなかったのだと思う。初めて観た学校の怪談シリーズなので評価が甘めかも。

前作と比べるとかなりコメディ寄りに
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学校の怪談(1995年製作の映画)

5.0

wowowでシリーズ一挙放送!ばっちり世代なのでありがたい。

大人になってから観直すと、本当に良くできていてびっくりした。子どもが怖すぎて観れなくなる一歩手前、ギリギリのラインを攻めている。
CGに
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.5

2作目にもなると、監督も役者もこなれてきた感がある。
最初の方ギャグが滑り気味で、ちょっと大丈夫か?と心配になったものの途中から持ち直した。原作で一番好きな将軍エピソードをうまいこと実写化してくれたか
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二百三高地(1980年製作の映画)

4.0

『連合艦隊』を観たならこちらも観なきゃということで鑑賞。
日露戦争の旅順攻囲戦の話。
指揮官の乃木希典だけでなく、前線であっけなく散っていく一兵卒たちも丁寧に描かれていてかなり見応えがあった。
日露戦
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連合艦隊(1981年製作の映画)

3.5

8月15日までに観ようと思って兄のコレクションから拝借。
真珠湾攻撃から大和沈没まで。
ドキュメンタリーのように淡々としているかと思ったら、メロドラマもちゃっかりある。
戦闘シーンは特撮で培った日本の
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

家族がBlu-rayを買ってきたので。宣伝で地雷臭を感じたから避けていたけど、思っていたよりは良かった。
宣伝で見た時は綾瀬はるかの口調と性格が乱暴で気になっていたが、乱暴者設定の映画から出てきたとい
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激流(1994年製作の映画)

3.0

パニック映画のようなサスペンスもの。何気に出演者が凄い。
CGではないので迫力満点。激流を下っていく様は、クロール程度しか泳げない自分には心臓に悪かった。
サスペンス面はちょっとイマイチ。ケヴィン・ベ
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.0

足で証拠探しというより、証言のあら探しがメイン。ほとんどが尋問シーンなので会話劇が苦痛でない人向け。
オチは好みだけれど、トリックや尋問が割と杜撰でそんなに楽しめなかった。現代ならとっとと解決できそう
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シャイニング(1997年製作の映画)

3.5

キューブリックの映画版に怒った原作者のスティーヴン・キングが、製作総指揮・脚本を手掛けたテレビドラマ版。
原作未読で映画版しか観ていなかったが、このドラマ版を観た後はスティーヴン・キングが映画版に不満
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大アマゾンの半魚人(1954年製作の映画)

4.0

『シェイプ・オブ・ウォーター』の原点と聞いて気になっていたので、躊躇しつつも3DつきのBlu-rayを購入。

内容は大型水中生物らしき化石が見つかったアマゾンへ調査に向かった一行が半魚人の襲撃に遭う
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灼熱/灼熱の太陽(2015年製作の映画)

3.0

クロアチア人とセルビア人によるユーゴスラビア紛争。紛争が勃発した1991年、紛争が終結した2001年、その10年後の2011年、対立する民族同士に生まれてしまった男女の3つの物語。登場人物は違うがメイ>>続きを読む

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

犯人の死刑囚は誰なのかという過去の話をしているのかと思ったら、多重人格が統合されていく過程の話だった、びっくり。
子供を助けようとしたオッサンが轢かれた時から、何とな~く真犯人の影が見え始めたけど、見
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トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

2.5

これは犬好きがタイトルに惹かれて見てはダメなやつだわ。
問題のある変な家庭や飼い主にばかり飼われてしまうウィンナードッグ(ダックスフンド)。ブラックジョークとは理解していても、最初の飼い主の親にはムカ
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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

3.5

地味な少女がいきなり一国のプリンセスになっちゃう話。
まさかアン・ハサウェイがこんなに若い頃から映画に出ていたとはなー。もっさいのも可愛いけど、変身した後は思わず感嘆詞が出ちゃうくらい可愛いかった。
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紙の月(2014年製作の映画)

3.5

この手の映画は面白いけど、最初からバレた後のことを考えてしまうので見るのが辛い。ずっとハラハラしていたから終わった後はどっと疲れた。
宮沢りえがちょっと痩せすぎて老けてしまっている。そのため、いくら美
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

バレエには明るくないので、ナタリー・ポートマンの技量がいかほどのものか分からないが、役作りは素晴らしいと思う。極限まで脂肪を落とした肉体だからこそ、皮膚に浮かび上がってくる筋肉が動きに合わせてぐにゃぐ>>続きを読む