とまぴゅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

バレエの知識が全くなくてもセルゲイ・ポルーニンが凄いことは伝わってきた。
子供の頃から体幹が物凄い!骨格が西洋人には珍しい華奢なタイプで筋肉がつきにくそうだけど、むしろそれが彼の肉体を美しく見せてくれ
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いま、輝くときに(2013年製作の映画)

3.5

主人公の八方美人的な不誠実さは自分を守るための鎧。傷つきたくないから誰も傷つけない、何事にも本気にならないというのもわかる。
アメフトやってなくてもアメリカのハイスクールでプレイボーイになれるんだ、と
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ブラック・ウォーター(2007年製作の映画)

3.0

底が見えないほど濁った水中に潜むワニに怯えながら木の上で過ごすアニマルパニック映画。
ほとんど木の上から動けないので絵面はずっと地味。登場人物もほぼ三人だけで、襲われてハラハラするようなシーンがあまり
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聖☆おにいさん(2013年製作の映画)

3.0

絵は原作っぽくて好き。でもアニメだとギャグがちょっと伝わりづらいし、テンポもいまいち。
ほぼオリキャラの悪ガキ三人組が可愛らしいを通り越して本気でうざったい。ほのぼのさせたいんだろうけど全然ほのぼのし
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名もなきアフリカの地で(2001年製作の映画)

3.5

ナチスによる本格的なユダヤ人迫害が始まる前にドイツを脱出してアフリカに逃れたユダヤ人一家三人。
自伝小説を基に娘の視点で話が進む。でも娘中心というよりは親の夫婦関係がメインな感じ。
ユダヤ人迫害の話は
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劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム(2019年製作の映画)

3.0

前売り券をたくさん持っていた友人に誘われ無料で鑑賞させてもらった。
行ったのは応援上映だったので付いていけるか不安だったけれど、友人が私の分のペンライトも用意してくれていたので浮かずには済んだかな。
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エドワード・ノートンの映画デビュー作。それでありながらも素晴らしい演技を見せてくれる。
でもエドワード・ノートンが演じている時点でネタバレなんだよなぁ。ある程度洋画を見る人なら、大人しくて気弱な青年を
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.5

ストックカー・レースは全く興味がないジャンルなので楽しめるか不安だったけれど杞憂でした、かなり面白かった。やはりこの時代の王道映画は良いな~。
トム・クルーズとニコール・キッドマンのルックスが最高に良
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フォーエバー・フィーバー(1998年製作の映画)

3.0

シンガポールの映画を観るのは初めて。
『サタデー・ナイト・フィーバー』に影響されてダンスにハマる主人公の話だったので、先にそちらを観ておくべきだった。ジョン・トラボルタのそっくりさんとか、ダンスのオマ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

知的障害のある弟と、夫を亡くしたショックから外出できずに丸々肥えてしまった母を抱え、一家の大黒柱として家に縛り付けられているギルバート・グレイプ。
とても淡々とした映画で盛り上がりはないんだけれど、そ
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ムーラン(1998年製作の映画)

4.0

子供の頃、度々CMで見かけていたので強く印象に残っていたものの、キャラデザが苦手で観ていなかった。勿体ないことをしたなあ、早く見ておけば良かった。
90年代後半の作品だけど、絵のタッチがもっと昔のアニ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

90年代中頃、安室ちゃんブームでギャルを中心に世の中が回っていた時代に中・高生だった人にガツンとくる青春回帰ムービー。
世代が違うから知らない曲もあったけど面白かった。

凄いブームだったことは何とな
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.5

前情報がないまま見たので、途中までリメイクだと勘違いしていた。それくらい前作に寄せて作ってある。
特にアニメーションの中に入り込むところが最高に好き。昔に合わせてレトロなキャラクターデザイン、レトロな
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.0

野球強豪校から進学校に異動になり、以前のように情熱をもって監督・指導をする気力がなくなった教師の赤鬼(堤真一)が、余命わずかな元教え子のゴルゴ(柳楽優弥)と再会するお話。

私の苦手な余命宣告からの感
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

最近の是枝監督作品とは少し毛色が違う。『誰も知らない』への原点回帰を感じた。

「万引き家族」というセンセーショナルなタイトルではあるけれど、問題提起としてそういった犯罪に手を染めざるを得ないような貧
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悪魔のしたたり/ブラッドサッキング・フリークス(1974年製作の映画)

2.0

イーライ・ロスがこの映画のファンだと聞いたので、宅配レンタルを使ってまで観てみたけれど…ちょっとこれはあまりにもターゲット層が特殊だ…。
ゲテモノ・エログロ・ナンセンスをここまで狙ってやっているのは凄
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

なぜあんな誰が見てもヤバいって思うような人形を欲しがる?最初の事件が起こった時点であんなん売るか捨てるわ。
今作の恐怖演出は大味すぎて好みじゃない。これを見た後だと、続編というか前日譚の死霊人形の誕生
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.5

ダニエル・クレイグ版007の集大成。そりゃあこの作品から見ちゃいけなかった。
MI6の他メンバーにも活躍の場があって良いね。Qはやはり良いキャラしてる。
今度のボンドガールはフランス版美女と野獣のレア
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ウェイバック 脱出6500km(2011年製作の映画)

3.0

シベリア収容所から脱出し、安息の地を求めてひたすら歩くサバイバルロードムービー。
極寒と灼熱の責め苦。暑いのも寒いのも過酷だけれど、やはり砂漠越えは危険だ…。黄色人種は白人よりは生存率が高いんだろうか
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.5

これは面白かった!至る所に皮肉やブラックジョークが散りばめられていて飽きない。伏線回収もちゃんとしてくれる。さすがイーライ・ロス。
いわゆる意識高い系大学生の主人公たち。初めのうちはいけ好かなかったの
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インシディアス(2010年製作の映画)

2.5

SAWやデッド・サイレンスのジェームズ・ワンとリー・ワネルによるホラー。
中身が被り気味なのに、なぜジェームズ・ワンはパトリック・ウィルソンを数年後に作った死霊館のメインキャストにしたんだろうか。どう
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コン・エアー(1997年製作の映画)

4.0

こんなにもアメリカンな映画を見るのは久しぶり。この手のこってりとした90年代の洋画アクションは頻繁に見ると胃もたれを起こすけれど、たまに見ると本当に面白い。
メイン俳優みんな好き。今まで見たことのある
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名犬ラッシー(2005年製作の映画)

3.5

コリーが出てくる物語という知識しかないまま鑑賞。こんなに過酷な話だったとは…。
何で犬メインの映画って悲しいストーリー展開が多いんだろう。普通に可愛い犬を愛でるだけじゃダメかな。
あの一家より小人のお
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アナコンダ(1997年製作の映画)

2.0

ラスト20分ぐらいは面白かったけれど、それまでが退屈だった。
サーロンがあまりにレクター博士に寄せすぎていて何か鼻につく。見た目はもちろん演技指導もあったよね、これ。

ダークマン(1990年製作の映画)

3.5

二目と見られないような姿になってしまった主人公が人工皮膚を駆使して復讐する話。
若いリーアム・ニーソンが見られるし、オペラ座の怪人をモチーフにしているところも好きだな。この時代にこの設定というのも結構
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

初代ポケモン世代の友人と一緒に怖いもの見たさとノリで鑑賞。
これがなかなか悪くなかった。本当のポケモンが欲しいと思っていた子供の頃の気持ちが蘇ってくる。ポケモン世代の人にはそれなりにヒットすると思う。
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

有名曲ぐらいしか知らないクイーン。評価がとんでもなく良いのに釣られて観てみた。

クイーンの物語というより、これはフレディ・マーキュリーの物語。
下積み時代が丁寧に描かれると思い込んでいたら、特に苦労
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

今作のボンドガールはMかな。Mが好きなので、今のところダニエル・クレイグ版では一番面白く感じた。上司と部下という関係を超えて、互いに親と子に近い感情がありそうなのが良いんだよね。
Qみたいな有能で理屈
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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

4.0

ジョン・レノンのティーンの頃の伝記映画。ビートルズ結成前。
どんな生い立ちなのか全く知らなかったので、物語のように複雑な少年時代を過ごしていてびっくり。
ジョン・レノンの伝記だからというより、青春映画
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.5

カジノ・ロワイヤルからの続きもの。前作が2時間半近くあったのに、今作は1時間40分ほどなので短く感じた。
復讐のために動くボンド。毎回一般人が巻き込まれていて気の毒になる。
カジノ・ロワイヤルで輝いて
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インフェルノ(1980年製作の映画)

3.0

サスペリアシリーズ2作目。
何かよくわからん。が、1作目より遊び心を出してきた感じはした。こんなシチュエーションで殺っちゃおうぜ!みたいな。
ホットドッグ売りのおっさんが勢い良すぎて大爆笑。よくこんな
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ターナー&フーチ/すてきな相棒(1989年製作の映画)

3.0

潔癖症の警官トム・ハンクスと、殺人事件を目撃したちょっとおバカなボルドー・マスティフのフーチが犯人を捜すため一緒に暮らすドタバタコメディ。

トム・ハンクスと犬のバディ映画だと聞いてからずっと見たかっ
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.0

アマプラに追加されていたので。
三池崇史を監督に起用したことで良かったところも悪かったところもあり。

対アンジェロのホラー路線は三池崇史の特色が出ていて結構好き。
だけどテンポがとても悪い。これも三
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アナコンダ2(2004年製作の映画)

2.5

前作は確か見てない。でも問題なかった。
7年に1度しか咲かない不死の蘭を求めボルネオ島へ。探索中に超巨大アナコンダに襲われるというシンプルなお話。

アナコンダって巨大なぶん地上では動きが鈍いイメージ
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人肉ラーメン(2009年製作の映画)

3.0

タイ発のスプラッタホラー。
人肉饅頭に捩って付けられたであろうタイトルからB級臭がするけれど、よくあるB級スプラッタホラーとは違うものを感じた。

母から受け継いだ秘伝のレシピと人肉を使ってヌードル屋
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