lumiereさんの映画レビュー・感想・評価

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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

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いきなりこれだけ観たから…

アクションシーンがすごすぎて、楽しかった^ ^

アメリカンヒーローの集まりなんだよね?夢の競演だね

いつも私たち全人類を救って頂いてほんと、ありがとうございます

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女の都(1980年製作の映画)

4.0

最初から最後までインパクト先行だけど、その奥深さは観ている人にも理解しやすく、変に難解にしないところもフェリーニらしくて好き

ニーノ・ロータ亡き後のフェリーニ作品の音楽担当は、なかなかなプレッシャー
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草迷宮(1979年製作の映画)

3.5

原作の不思議な時間軸がどうやって描かれているんだろうという最初の動機は、映画が始まった途端にどうでもよくなった

ていうか、映画もその辺はたいして変わらなかった(笑)

気持ち悪いんだか美しいんだかわ
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細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

3.8

海街diaryを観て思い出した細雪です

この物語を2時間程度の映画におさめるのが厳しいんだろうけど、原作の絢爛さを損なうことなく表現しきっているところは、やはりさすが!という感じ

なので、原作と繋
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ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

3.6

夏が来て、夕方になるとガブリエル・ヤレドのこのサントラを引っ張りだしてきます

ゾルグが奏でるメインテーマのピアノの音は、まるでゾルグの優しさでできているような繊細な旋律で、夏の夕暮れにぴったりなので
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怪談(1965年製作の映画)

3.5

なんとなく観たら、結構な大作やったし。

耳なし芳一が圧倒的な存在感を放ってます。

サディスティックかつサイケデリックな背景が武満ワールドとぴったり合ってて恐ろしや。

芳一の身体中にお経を描いて「
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

細雪からして、四姉妹っていうのがもう無条件に憧れ。

家族や親族の間にまつわる事情を絡めた日常は、何となく、自分にも当てはまりそうなところがあって、だから私の頭の中ではしょっちゅう是枝妄想劇場が繰り広
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.3

待ち時間に鑑賞
神戸は今日が初日だったのかな

観ながら、小さい頃のことを思い出していました

何か悪いことをしてひどく母親に叱られたときやほおを平手打ちされたとき、母親は必ず最後にはぎゅっと抱き締め
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ライアンの娘(1970年製作の映画)

3.4

午前10時の映画祭で鑑賞

アイルランドの厳しくも美しい自然を映し出したスクリーンに、長丁場の作品でも最後まで釘付けになりました。

特に嵐の浜辺でのシーンは圧巻。

罪深い人間のエゴを赦す、人間の愛
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.1

なるほどね〜

どうしても映像化の確認がしたくて観ちゃった。

私は原作より映画派かな

男の人はあのあざとい繭子を客観的に見ても、可愛い〜って思うんだね(笑)まあ、可愛いんだけど(笑)

松田翔太も
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カビリアの夜(1957年製作の映画)

4.8

どんなに頑張っても底なし沼みたいなひどい仕打ちを受けるカビリア

けれども、それでも生きている限りカビリアは日々の中のちょっとした些細な幸せに微笑むことができる

彼女の最後の微笑に私は心から救われた
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今宵、フィッツジェラルド劇場で(2006年製作の映画)

4.0

私はこれ好きだった

何事にも終焉を迎えるときが来るけれど、同じ終焉を迎えるのなら、こんなふうに幕を閉じてみたい

愉しくて切なくて。

ロバート・アルトマンの遺作がこれだなんて、彼はきっと狙ってはな
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.1

最初から最後まで突き刺さりっぱなしだった

痛くて痛くて、目を背けたくなるシーンばかり

でも劇場の大きなスクリーンで観てよかった

だってやっぱりエンターテイナーなんだもん、ドランさん

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.0

何と言ってもナナが音楽に合わせて踊るシーンと
指を尺取り虫みたいにして自分の身長を図るシーンがむちゃくちゃ好き!

「私はすべてに責任があると思う。自由だから。手をあげるのも私の責任。
右を向くのも私
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.0

ドヌーヴとドルレアックがキュートすぎてもう。

ママ役のダニエル・ダリューの美しいことよ。

ジャック・ドゥミ×ルグランのコンビが好きすぎる。

ちなみにこれ観たあと、そっこーでベレー帽買ってドヌーヴ
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鬼火(1963年製作の映画)

4.0

モーリス・ロネ演じるアランの孤独感を際立たせるエリック・サティのジムノペディが胸に冷たく響く

「愛するように愛されたかった」と言い残し、拳銃を手にするアラン

孤独や絶望を淡々と見せられるってこんな
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(1954年製作の映画)

4.5

私の中の最高峰

この中に人間の全てが詰まっている

ジョーカー・ゲーム(2015年製作の映画)

3.3

小出恵介、やっぱりいいわ〜

入江悠監督、頑張ったなぁ、というのが一番の感想。

亀梨くんは、あの時代なのに眉毛が整いすぎててそればっかりが気になった!

深田恭子は何やっても深田恭子だけど、可愛すぎ
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四月物語(1998年製作の映画)

4.0

佐々木昭一郎という演出家がいて、私はその人の映像作品が大好きなのですが、これはその佐々木昭一郎の世界を新しく切り開いたようなそんな感覚にさせてくれる素晴らしい作品でした。

大学入学時の新しい季節の、
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泥の河(1981年製作の映画)

4.3

小栗監督初監督作品の泥の河は、原作を超えていると思う。

夜の闇の中で蟹を燃やす幻想的なシーンや
加賀まりこのこの世のものとは思えない妖艶な美しさは衝撃で
いつまでたっても脳裏に焼き付いている。

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紙の月(2014年製作の映画)

3.5

吉田監督作品の前作2作品に比べると個人的には評価は落ちるけど、映画的には好きだった。

テイクディスワルツもそうだけど、こういう内容の作品は、清く正しく美しくの倫理観を捨てて鑑賞しないと胸糞悪いだけだ
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

3.0

原作の世界観が好きすぎるけど、まあ原作もぼんやり曖昧なんだから、映像化したらもっとぼんやりするよね(笑)

菊地凛子の直子・・・骨太でおよそ死にそうな顔に見えないんだけど・・・(笑)

これ観て思った
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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

3.8

これ、ほんとに身につまされて、涙出た。
ただのおしゃれガーリー映画じゃない。

と言いつつ、ミシェル・ウィリアムズが履いてたスニーカーが自分とお揃いで若干小躍りしたうえに、オレンジのギンガムチェックの
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

夫婦で観に行ったら、観終わったあと私に「私がエイミーじゃなくてよかったね〜、エイミーやったらとっくにゴーン・ガールされてるやん、あなた」ともれなく言われてしまうオットって一体・・・

ベン・アフレック
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

ウェス・アンダーソンの世界にどっぷり。

重い内容も、色彩やセリフのテンポの良さでカバーされているし、細部までこだわって丁寧に創られている作品に、うなりました。

何より大画面スクリーンで観て損はない
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.8

冒頭からいきなりシビれます

ハードボイルドなライアン・ゴズリング の心を一瞬で奪ったキャリー・マリガン

もとい、一瞬で私の心を奪ったライアン…

本編中の登場人物に恋してラストシーンが観られなかっ
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朱花(はねづ)の月(2011年製作の映画)

3.0

河瀬監督が撮る奈良は、本当にミステリアスで美しい。

舞台は奈良県、飛鳥地方。
畝傍山・耳成山・香具山の大和三山にまつわる伝説
「香具山は畝傍雄々しと耳梨と相あらそいき
神代より斯くなるらし 古昔もし
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.2

泣けるように作ってある。あのラストは賛否両論なのかな。ほんとに大切なことを見失わないように、の見せしめみたいだった。泣いた。