とぅーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

とぅー

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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.2

2021.12.25

歴史的事実に絡めることでキングスマンらしい現実離れした爽快アクションシーンが抑えられてしまったような気がしてならない。歴史×キングスマンは完全にミスマッチ。戦争映画を観たいわけ
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.8

2021.11.23

戸田恵梨香だけちょっと鼻につくシーンがあったけど、基本的に全員演技上手すぎる。永瀬正敏、斉藤由貴は年齢も重ねているし、そりゃ重みも違うけど、染谷将太、森七菜も彼らに見劣りしない
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.6

2021.11.22

21世紀において、しかも世界を代表する国家があのような陰湿で残虐な拷問を容認しているとは、同じ時代に生きる同じ人間として悲しい。『時計じかけのオレンジ』の非道な人体実験を彷彿と
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.7

2021.10.24

温厚篤実な登場人物が織りなす、繊細で心地良い物語には一切の不純物も混在しておらず、観客の心までも浄化してくれるようだった。
印象の残りにくさは正直あったが、題名が示す通り、かそ
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空白(2021年製作の映画)

3.9

2021.10.17

青柳直人は良くも悪くも模範的な日本人像。事故のきっかけになったことは変えようのない事実だからどうしようもできないけど、折り合いをつけるどころか執拗につきまとわれることで罪悪感は
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.8

2021.10.14

会話の延長でリズム刻み出してダンスに移行する感じがとっても良い。すぐ歌とか口ずさんでしまうタイプだからあわよくば参加したい。横にいるコズモの動きが独特でなんか癖になるし、タップ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.6

2021.10.09

タイムパラドックスで最後までスッキリするタイプの物語。性転換の設定とか斬新だし、爽快感もそれなりにあって、97分楽しめたけど、途中でほぼわかってしまうので、後半は終わり方だけ気
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.7

2021.10.05

ミステリートレインに続いて鑑賞。絶妙なタイミングで流れ出す音楽の使い方がやっぱり好きだし、中毒性があった。
今日も地球のどこかでは、タクシーに乗り込む人がいて、そこには描かれず
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.8

2021.9.18

この作風でこんなに観ていられるの凄い。まだパターソンしか観てないから他の作品も楽しみ。
真横の画角で歩き出す映像に音楽の流れるタイミングがどんぴしゃにはまっていて、もっといろんな
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.3

2021.09.10

お酒の力で成功したり、失敗したり。人類からはどうしたって切り離せないものなんだってことはよくわかった。

イケオジ界の頂点はマッツミケルセンでお願いしたい。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

2021.09.02

ちょっと変わっている人をすぐ除け者扱いにしたがる風潮って、本当に気持ちがよくないし、嫌だなって思うけど、はみ出し者の島にようこそって言えるような友達が周りにいたら、どれだけ心強
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うみべの女の子(2021年製作の映画)

2.9

2021.08.28

当時から中二病拗らせている同級生に対してイタいなと思っていたくらいだから、中学生特有って言葉では片付けられないほどイタかった。

褒め言葉だけど、石川瑠華の演じる女性は本当に嫌
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

2021.8.21

知性に富んだ会話からは論理的思考の持ち主であることが垣間見られる一方で、詩的でロマンチックな表現も好む。俯瞰的に物事を捉えられ、ユーモアも忘れない彼らは私にとって理想的な人物像で
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.3

2021.08.12

理系で研究開発に携わる身としては、軍人を希望する研究者の苦悩に共感した。京大の天才たちと比較できないのは百も承知であるが、この世に何かを残せるのか、自分の手でゼロからイチを生み
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

2021.08.09

執着に狂わされた生活。賛否両論あると思うが、泥酔した女が持ち帰られることに関しては自業自得と考えているため、根本的に共感しづらい。一連の事件を通して、復讐するターゲットに不特定
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.4

2021.08.07

小説の中でスーザンという人物を暗示しているが、それに本人が気付かないってところがミソなのかな。母親と同様もしくはそれ以上タチの悪い無自覚の物質主義者であることが露呈されることに
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.6

2021.07.24

Belleの歌声は言うまでもなく、Uの世界観にあの歌声が響いているっていうのがいい。タイのコムローイ祭りを彷彿とさせる光の演出や夏休みには必ず行きたくなるような田舎の風景はアニ
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

2021.07.23

青春だね。90年代のJKにはコンプラなかったんか。

三浦春馬が最高でした。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.4

2021.07.22

観賞後しばらくは放心状態だった。
説明的な描写はなく、展開に観客が引っ張られていくような没入感満載の作品。

白と黒、陰と陽である対照的な2人を結びつけることで、ニナは心をかき
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.8

2021.07.18

ドルビーシネマ3D

迫力だけでなんとか持ち堪えている映画。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

2021.06.27

それぞれ抱えるものがあるのに、危険を顧みず他人を助けるために行動する。極限状態でもそんなことできるのかな。極限状態だからこそできるのかな。
被害を軽減できたのは、ホテル従業員の
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

2021.06.20

俺は一体なんなんだ。まるで才能がないと自虐していた山城だったが、ラストで彼に潜んでいた狂気的な部分が姿を現した。その瞬間に、楽しんで殺人を犯している両角と同じ気持ちを山城自身も
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

2.7

2021.06.15

胸糞悪い要素で固められた非人道的な描写ばかりなのに、最後まで観続けられてしまった。時計じかけの捉え方次第で作品の見方が変わってくるため、人によっては悪影響になり兼ねない。問題作
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劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を越えた遭遇(であい)(2001年製作の映画)

3.7

2021.06.11

森の守り神に森を破壊させるなんて。人間の行いで簡単にそうなってしまうという自覚を持とう。

劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(ばくたん)(1999年製作の映画)

3.6

2021.06.06

悪も正義もないと言って、サトシに手を貸し、足手まといになるとわかるや、主役はお前だと言い残して、後を退く今回のロケット団には惚れましたね。

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

3.9

2021.06.05

悲しみで涙を流すのは人間だけで、他の生き物は痛みでしか涙を流さないって冒頭で言っていたのに、サトシが石化したとき全ポケモンが涙を流していた。感動した。
もののけ姫然り、この頃の
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

2021.05.22

認知症の患者を相手にしたことがないため、個人的な見解になってしまうが、誰にも再現できないはずの認知症を主観的な視点で描くことは、作り手のやりたいことを優先することに他ならないの
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.9

2021.05.18

一瞬で空気を変えてしまう樹木希林に脱帽。心地よい流れの中で程よいスパイスになっている。

考えていたことを当人のいないところで吐露する描写をちょいちょい挟むことでリアルな心情を
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

3.5

2021.05.12

ジブリの世界観にはいつだって魅了される。