2021.05.18
一瞬で空気を変えてしまう樹木希林に脱帽。心地よい流れの中で程よいスパイスになっている。
考えていたことを当人のいないところで吐露する描写をちょいちょい挟むことでリアルな心情を魅せている。少し距離の離れた親戚になると、気を遣うのは当然であるが、負の感情を抱いているわけでもないのに、後になってボソッと不満を漏らすのはわからなくもない。私の実体験からも共感できる部分が大きい。
お爺ちゃんとアツシのやり取りこそ至高のひとときであった。誰にも何にも取り繕う必要がないあの空間だけは忘れがたい。ピアノの調律師かお医者さん。
モンシロチョウが冬を越してモンキチョウ。誰から聞いたか覚えてない。母から息子へ。息子から孫へ。
両親の半分ずつが入ってる。りょうちゃんはこれからじわじわと入ってくるんだよ。
