ねぼさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ねじ式(1998年製作の映画)

2.9

暗黒舞踏で始まり暗黒舞踏で終わる。まさにアングラ映画。後半20分がいわゆる『ねじ式』。まぐわいのシーンがやたら多いな、と思ったけど原作漫画もそんな感じだったわ。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.2

オープニングが爆イケ過ぎる。会話劇を楽しむ映画だったな。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.3

銃声の音ハメが心地良い。万人にオススメできる良作。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.4

今更ながら観た。有名なシーンしか知らなかったけどこういうストーリーだったのね〜。何より映像が格好良すぎる。コマ送りはさすがに笑うって。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.3

ブラピの煙草の捨て方かっこよすぎだろ…。まさかこんなストーリーだとは思わなかった。タイトルに騙されていたな。

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

2.3

少々期待しすぎた。原作が未完なのでこういった解釈もアリかと。

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.8

終わり方最高だったな…。前半退屈だな〜って思ってたけどカーチェイス始まってからはハラハラドキドキ。からのラスト。堪らん。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

2.7

チープで前衛的。子どものころに見ておきたかったな。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

エロ‼グロ‼イエス様‼って感じ。登場人物が皆狂ってて最高だったな。

聖母像を削って作った男根。神を涜しながら得る快楽たるや…。きっと凄まじいことでしょう。

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

原作漫画も良かったけど映画も良かったな~。映像の綺麗さが物悲しさを加速させる。廃墟で漫画読んでるカットが一番好き。オカジには幸せになって欲しいな〜。

アメリカの友人 4K レストア版(1977年製作の映画)

3.5

事前情報無しで観たので、「ほーこんな映画なのか〜」と。ヴェンダースなのでてっきりロードムービーかと。ロードムービーでは味わえないハラハラ感があって面白かったけど。色が鮮やかで飽きない。特にラスト付近。

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

鬱々としたロシアの街並みとシンセサイザーのサウンドが堪らない。寒さ、閉塞、孤独、煙草の煙、そして最後の笑顔へ。やはり、ロードムービーは至高。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

きらめきと魔術的な美が奪い取られてしまった戦争こと第一次世界大戦。過去の戦争のように英雄が兵士を率いて戦場を駆け巡ることは無くなった。地獄のような塹壕戦を強いられる兵士達を他所に将軍は安全な執務室でフ>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

3.7

平成ノスタルジックに浸りながら2人の友情を微笑ましく、愛おしく見守る映画。好きだ。エンディングがめちゃかわ。

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.6

冒頭の上陸作戦、観る人によってはトラウマになると思う。それぐらい凄まじかった。吹き飛ばされた腕を探す兵士、陥没した通信兵の顔、頭を撃ち抜かれた運の良い兵士、頭にこびりつくシーン。皆、ジャクソン二等兵が>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.8

前作みたいに血しぶきが噴出さないからちょい物足りなけど、対エル・ドライバー、トレーラーの死闘は見応えある。五点掌爆心拳、格好良いなあ。カンフー、やっぱり格好良いなあ。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.7

なぜだか無性に観たくなるかときがある。真黄色のカンフースーツを着たユマ・サーマンが日本刀振り回す。制服姿の栗山千明が鉄球を振り回す。日本語がカタコト過ぎて聞き取れない。クラブと料亭をミックスしたような>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.4

ハンバーガーとミルクシェイクと煙草が無性に欲しくなる。ブルース・ウィリスの日本刀は笑った。

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.4

黒人の殺し屋。ヒップホップ。武士道。羅生門。鳩。アイスクリーム。カートゥーンアニメ。一見ごちゃついた要素がジム・ジャームッシュ特有の落ち着いた世界で調和している。殺し屋と少女の組み合わせは鉄板ですね。

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

2.8

おふざけカンフー映画。男子は皆好きやな。こういうのでいいんだよ、映画ってのはよ〜。

まわり道 4K レストア版(1975年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』が原作になっているということもあり、なんだか文学的。独白が多く、登場人物の台詞も言い回しがややこしいので少々眠くなる。鑑賞後に残る言いようのないモヤモヤ。>>続きを読む

都会のアリス 2K レストア版(1974年製作の映画)

4.6

青年フィリップと少女アリスの旅路をひたすら見守るだけ。旅を続け、徐々に打ち解けていく2人の姿が愛おしい。フィリップの沈鬱な表情に徐々に笑顔が現れる過程。無邪気なアリスに現れる女性らしさ。2人の微妙な心>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

2.2

ゆるすぎる。ゾンビ映画なのにゆるいとはこれは如何に。ゾンビ映画から緊迫感抜いたら面白さ半減では、、?って感じで観ていた。途中ねむくなりました。

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.1

賭博場でドイツ人が『ラインの守り』を歌っている中、人々が『ラ・マルセイエーズ』を歌って対抗するシーンがグッと来た。涙ながら歌う女性の姿が印象的。
「君と幸せだったパリの思い出で俺は生きていける」、愛す
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

この映画だけはポップコーンとコーラではなく煙草とコーヒーをお供に観たい。ただの会話劇なのに何故ここまで惹きつけられるのだろうか。テーブルを上から映す構図が良い。退屈なのに見ていられる不思議。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

恋愛はお互いを見ることではなく、同じ方向を見ることが大切、みたいな言葉をどこかで聞いたような気がする。なんとなくそんな言葉が頭に浮かんだ。年上の女生と年下の男性の恋という図式が、サガンの小説っぽい。ち>>続きを読む

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

作中で何人死んだ??銃殺、刺殺、爆死、焼死、溺死、感電死、八つ裂き、捕食、、、。バリエーション豊かに死んでいくから飽きない。
前作がなんとも中途半端な作品だったからこれぐらい振り切れていた方が面白い。
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

2.8

とても同じ国で起きた出来事とは思えなかった。戦争を経験した若者が持っていた国運と個人的な運命のシンクロから生まれる陶酔という感覚。現代人には到底理解出来ないのだろうな、と思いながら視聴。もちろん自分を>>続きを読む

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.2

前情報何も無しで観に行ったので、劇場で困惑した。ストーリーが全く予想出来ない。とにかく痛々しいシーンが多く終始眉間にシワを寄せながら見ていた。評価が難しい。この映画を観たあとの感情を言語化出来ない、、>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

2.4

自分にはハマらなかった、、。キャラクターは個性的だし、映像の見せ方も独特で楽しかったし、音楽も素敵だったのに、、。退屈で退屈で、睡魔が襲ってきた。うーんなんでこんなにハマらなかったんだろう。

フォレスト・ガンプ/一期一会 4K ニューマスター版(1994年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

結構戦争の色が濃くて驚いた。ガンプをバカ呼ばわりされて激怒するダン中尉が好き。人生に絶望していた中尉がガンプのおかげで救われて、笑顔で救ってくれてありがとうというシーンが好き。ガンプの結婚式にフィアン>>続きを読む

ひまわり(1970年製作の映画)

3.7

戦争によって引き裂かれた二人の愛。もうあの頃には決して戻れない。どうしようもないもどかしさや切なさが込み上げてくる。なんとも苦しい。戦争がもたらす別れは死だけではないことを実感した。本作のような別れが>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.8

人生のちょっとしたすれ違い。ストーリーが進むにつれて徐々に情報が補完されていくのが愉しい。煙草のシーンがいちいち印象的。煙の口移し、妙に艶めかしくて素敵だった。鑑賞後、ちょっとだけ人生が愉しくなりそう>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.8

凄い好みの映画。基本的にタクシーの中での会話劇だが、作品によって系統が異なるので次はどんなキャラクターのどんな話なんだろうと毎度ワクワクさせられた。一発目ロス編のウィノナ・ライダーのヴィジュアルにガッ>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

2.8

色彩豊かで目で楽しめるのだが、全編を通してミュージカルなので個人的にはあまりハマらなかった。フランス語の聞き心地は良いんだけどね。