tomocoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

父親の葬儀で招集された(複雑な家庭環境を持つ)とある家族が父親の過去を紐解いていく。
染谷将太が演じる次男の麟太郎がナビゲーターで、なんとなく「北の国から」を彷彿とさせる演出であった。
晩餐のタイトル
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.8

かつてのハリウッドのフィルムスターが落ちぶれて、老害って言われそうな爺になってしまって、孤独な日々を過ごしている時に、突如映画祭の招待が舞い込んで来て…と、いうストーリーのロードムービー。

期待しな
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

インディーサスペンスもの。
銭湯であんなこんながあり…関わった者が厄介な事に巻き込まれていく。
田中も下衆だが、番頭も下衆な気がしたw
巻き込まれた従業員も溜まったものじゃないw
少し謎だったのが、な
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

皆さんがレビューに挙げているとおり少し「インサイドヘッド」に近い感覚(キャラも)だった。
ソウル=魂…精神世界の話。
Jazzも魂を焦がすようなソウルフルな音楽。
ジャズピアニストのジョーがハプニング
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.8

ハードコアドラマーのルーベンが重度の難聴・聾者になり、そこからのサクセスストーリーの作品。
音楽家なら👂🏻との付き合い方がより難しい。
期待半々で鑑賞したけど、聾者さんの気持ちに寄り添うような映画で良
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ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国(2006年製作の映画)

4.0

Filmarksサポーターなのに、映画もレヴューも放置してすまそ(コロナのせいにしておくw

フィルマさん企画のBeastie Boysの日本での最期の上映を堪能してきました。
久々の映画館…大好きな
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.7

青い! 青いな!!!!!!

英国に住むパキスタン出身の少年の実話を基にした作品。
彼は趣味で執筆(ポエムや詩)を書いていた。
学校でとある男の子と意気投合し、彼に教わったのが米国出身の歌手ブルース・
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

3.5

お久しぶりです(.. )♡
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コロナ禍の中、心の気力もなく、映画も観る気にもなれなく…フィルマも覗く機会も減ってしまいました⤵⤵⤵
そんな中フォローし続けてい
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.7

ご無沙汰しております…。
ここのところまたサボっててすみません⤵

この作品の鑑賞後にどうにもレビュー書けずにいた。
少ししんどかった。

長年の不妊治療を経て、養子縁組で子を授かった夫婦を題材にした
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.5

最初から最後までビル・マーレイを愛でる映画であった。
ストーリーはわりとありがちな、ハートフルコメディだった。

この作品の良さは、夫婦の描き方が素敵だったこと。
妻役のローラのキャラが、飾らなくて魅
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浅田家!(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

中野量太監督作品。
予告編を観て気になっていた。
本作は浅田政志さんと言う写真家さんの実話ベースだ。
政志さんを二宮和也さんが演じる。
やはりポイントは二宮さんの演技力の高さであった。
自然体な演技で
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.5

原作はBLコミックスで未読。

結構際どいシーンもあり、大倉忠義さんと成田凌さんの身体を張った演技が垣間見れた。
恭一(大倉忠義)は、容姿端麗で大学時代からモテ男で、後輩の今ケ瀬(成田凌)はずっと憧れ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

※多少のネタバレありの文章なので、嫌な方はすっ飛ばしてください。


やぁ!みんな!
オレはスティーヴィー。

毎日毎日鬱陶しい小うるさいママと、何かにつけてイキってくるイアン兄と共に、LAに住んでい
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

クリストファー・ノーラン監督の作品は、(バットマンシリーズ以外は)何となく自分に合ってない気がする…。
今作も前もって情報は入れず、自分の中でハードル下げて観た。
冒頭部分は実は時間に遅れて観れてない
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.7

この作品には有名なキャストはなく、🇺🇸ロックフォードに住む若者の日常を描いた作品だったが、予想以上にめちゃくちゃ良かった。

貧困・離婚・差別・DV…を目の当たりにしている若者達がスケボーを通じて仲良
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

このスコアなのは、日本人視点だからなのと、パリピ視点で観れないからだと思うw

しかしながら、キャストのおり出すダンスシーンとカメラワークは良かった。
サングリアにLSDイン発想はよくわからないけど、
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.6

生きていても報われない。
正しい心を持っていても、理不尽な何かに阻害される。
世の報道ではよくある事。
そんな環境を歩んで精神が蝕まれた彼らが集まるのが閉鎖病棟であった。。。

キャストの演技力が凄ま
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

三浦春馬さん死去のニュースが未だに信じられずにいる。
今でも彼は映像を通して、生きているのだから。
彼の物腰柔らかい眼差しは、この作品でも堪能出来える。
日常のあるがままのふんわりとした空間が、少し大
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ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)

3.5

ここのところ仕事も多忙だったor精神的余裕がなくなかなか映画に辿り着けなくて、やっと選んだ一作(まぁ映画じゃないかもだけどw
本作は"楽器を持たないパンクバンド(アイドル)"、BiSHのドキュメンタリ
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劇場(2020年製作の映画)

3.4

又吉直樹原作小説は読了済。

小説の中でも永田は本当にダメンズだなーって思ってたけど、映像化しちゃうとよりそう感じてしまうと言うか、山崎賢人が男前すぎるとかそういう感覚もなく。
もっさり感とか人当たり
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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.6

追悼:志村けんさん…の意味を持って鑑賞。
志村けんさんがこの世にもう居ないのが、未だに信じられないでいる。
今放映している朝ドラの「エール」も素晴らしい存在感と演技…。

それとは対局するが、高倉健さ
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アス(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

テーマ性を知るとおもしろい映画のひとつ。

初盤~中盤まではちょっと?が多くて、途中断念しそうになったりした。
終盤にかけてはテーマ性に沿った作りになってる。

萎えた点は、あんな凶暴な襲ってきたファ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

上に立っている者達は下を見向きもしない…ポン・ジュノ作品はこういうテーマが多い。
半地下で暮らしている貧しいファミリーが、試行錯誤して地上に上り詰めたら…?な話だけど、上階級の奴らは(この作品では)、
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カツベン!(2019年製作の映画)

3.5

大正時代のキネマ、無声映画のセリフに声やナレーションをあてる活動弁士のお話。
周防監督らしく、品の良いコメディになっていた。
主演の成田凌さんは、主演というだけあって、本当にがんばっていた。
当時の劇
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前評判やレビューをひたすら見ないでの遅めの鑑賞…。
ホルガの村は激ヤバだった…!!!!!

カルトや宗教がかったものは「ウィッカーマン」の流れを新しく受け継いだ感じだ。
文明を知らず育つと、恐ろしい事
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

好きなビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ様が出演しているだけで私得。
ジャームッシュのゾンビもの!?なので、さらに興味津々。
結果、めっちゃゆるかった。
TWDみたいな世界を想像したら、肩透
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.3

セス・ローゲンのラブコメっていったら下品なのしか浮かばないけどw、わりとまともだった。
アメリカらしいコメディだった。
米国長官とフリージャーナリストの恋愛なんて本当にあるのか(笑?
先が見えちゃう話
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

普段アニメ映画は観ないのだけど、予告編で気になって観たくなった。
わたしはかなりの雨女だったのだけど、ここ最近はそうでもない(前置きいらないw

結果、予想を遥かに超えてきた!
良かった!

突っ込み
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空気人形(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

是枝監督作品らしい?のかな?
ラブドールが心を持ってしまうお話。
ラブドール役のペ・ドゥナさんの身体が綺麗すぎて…うっとり。
ラブドールと暮らす板尾さん……w
なぜか徘徊してレンタルショップの店員にな
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キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.3

アメリカンビートの代表的詩人、アレン・ギンズバーグの実話ベースもの。
ギンズバーグ役がラドクリフくんっていうのは置いておいて…
ビートニクが好きなわたしにしてみたら、ケルアックやバロウズなんかが出てき
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.5

リュック・ベッソン監督作品。
「フィフス・エレメント」で描くSFとはまた違った印象。
に、してもフィフス〜で感じた美術やファッション、キャラの描き方が今作でも濃くて素晴らしい。
かなり未来のお話だった
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

ジム・ジャームッシュ監督作品でずっと観たかった作品。

永瀬正敏が若く尖っている印象。
メンフィスと言えばエルヴィス・プレスリー。古きロックンロールと異国情緒が溢れる街。
エルヴィスをキーワードにシュ
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クライム・ヒート(2014年製作の映画)

3.0

クライムサスペンスものなんでしょうか?
トム・ハーディとワンコのツーショの安易な考えで観たくなり、中古DVDまで買ってしまったけど、あまり満足感は得ず…。
トム・ハーディは正義のためにも悪にも手を染め
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ロボット(2010年製作の映画)

3.5

尺が長いので日数わけて観た|´-`)

でもエンタメ語らせたらNo.1ですね、インド映画って。
ストーリーはもちろん、歌やダンスも魅せ場がてんこ盛り。
インド映画もここまで来たと言わんばかりの、CG技
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.5

本が良く練られてて素晴らしい。
キャラもほっこりする。
一瞬シュールでわかりづらいけど、優しい映画だった。
笑いも泣きもしっかりあった。
子供の教育に!是非(笑!
自分はまめマスターが推しですw

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.2

蜷川実花さんの監督する映画はわたしはことごとくダメで(ファンさんごめんなさい🙇🏼‍♀️)、その中でも良かったかなぁ…と。
小栗旬さんはじめ、演者さん達の演技が良かったです。

小栗さんの太宰治の妖艶さ
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