dieBananaSukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

dieBananaSuki

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1PM-ワン・アメリカン・ムービー(1971年製作の映画)

3.0

まず本編は基本的につまらなかった。ゴダールが撮っていたフッテージはやはり彼のほとんどの作品と同じくつまらないからだ。だが、ゴダールが写って、喋っているシーンは面白い。特に最初の企画の意図を説明している>>続きを読む

マーターズ(2007年製作の映画)

4.0

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良くできた映画だと思う。
前半の不明点を回収する後半部分だったり、前半で散々拷問されるとどうなるかを見せたことで後半の主人公の拷問シーンの緊張感もある。それにゴアシーンも、全身皮剥ぎやヘッドギア的なの
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食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あー、観なければよかったと激しく後悔している。劇場を出てからずっと頭痛いし、なんか吐きそうな感じもする。ここまで観た後に影響を及ぼす映画は初めてだ。感動とかではなく、ぶん殴られた感覚。シルバーグローブ>>続きを読む

最終絶叫計画(2000年製作の映画)

4.8

ほんっとにくだらない
だけどそれが好き。わたしはこのくだらなさが大好きだ。
スクリームとかマトリックスとかユージュアルサスペクツなどをパロディし、そこにめちゃくちゃ下品なネタをぶっ込んだ大味さが大好き
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ハンテッド(1995年製作の映画)

2.0

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原田芳雄だけで持ってる映画
ブレットトレインもそうだったけど、有名な俳優を食うレベルで日本人に存在感があるし、そこしか見どころがない
新幹線での戦いは良かった。スーツを着て日本刀振り回し無双する原田芳
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ドリーム・ホーム(2010年製作の映画)

2.0

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わたしはスプラッターを期待して本作を見始めた。私の期待にはある程度答えるものではあったが、それはある程度止まりで満足のいくものではなかった。全体の2割程度がスプラッター描写で、しかも主人公のドラマを描>>続きを読む

鮮血の美学(1972年製作の映画)

3.0

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TSUTAYAでDVD借りてきて観たんだけど、画質が悪くてそれがカルト的な映画を観ているんだという気分にさせてくれた。実際本作はカルト映画とされているみたいだ。
巨匠ウェスクレイブンの処女作なのだが、
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メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー(2005年製作の映画)

4.8

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本作はメタルはなぜ嫌われるのかを追ったドキュメンタリーだ。
作中では結論として、メタルは真実を突き付けるから嫌われるとしている。それはそうなのかもしれないが、それはほかのなにでもいえることだ。テレビの
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.0

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景気が良い映画だ。
ボコボコ殴られてビシャビシャ血流してポンポン人が死んでいく。凄まじい暴力とブルータリティー。良いね。警察が囚人をボコボコ殴ってから、船の上での囚人と警察の殺し合いから、突如参戦した
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ダークグラス(2021年製作の映画)

4.5

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よかったね〜
正直、ドラキュラがだめだめだったので、あまり期待せずに鑑賞したのだが、ハードルを下げすぎたためか、面白かった
主人公のドラマがあり、そのドラマの倒すべき敵として犯人がいる構図が良かった。
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

2.0

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割と普通の映画だった
サスペンスありの密室劇だが、登場人物の真面目さが変に面白いといういつものシャマラン節が炸裂しているので普通に面白い。私はシャマランが好きなのであまり言いたくはないが、それ以上のも
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

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なんか、変な映画だった。
1本の映画としてみると構成は破綻しているし、単調でもあるうえ、キャラクター周りのエピソードが少ない。が、不思議と楽しい映画だ。
私は世代的に、平成ライダーしか見ていないので、
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

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ものすごく良かった
何が良かったかは言語化できないのだけど、鑑賞後感じたのは、このままならない人生を肯定すること、それと人に優しくあろうとする姿勢に良さを感じたこと。
現在、私自身、人生のままならなさ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

真田広之はかっこいいが脚本がダメな映画
さほど活躍しないキャラクターの回想を挟むから序盤のテンポ感を著しく損ない、しかもキャラクターもいらん奴が多いし、ボスの作戦は回りくどいという無駄が多い脚本に問題
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.7

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良かったね〜
エロ、グロ、うんこ、母乳、お下劣さの見どころ満載で良かったよ
劇場で綺麗めの俳優のうんちぶりぶり音と放屁音が流れた時はにやけたし、これは傑作だと思った
バーホーベン作品を劇場で見たのが初
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

白石君は最高やな
面白い映画だよ、最初から最後までずっと面白いもん
名作のカルトを豊富な予算でやりきったのだからそりゃ面白いわ
カルトにあった石川賢テイストも良かったが、今作の真っ当な伝奇もの少年漫画
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スリービルボードが好きなので鑑賞した
個人的には合わなかった
なぜなら、寓話性が強すぎるからと、人の嫌な部分、自己中心的なところばかり見せられるから
ただ、些細な出来事から話を転がしていくのが上手いの
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ダリオ・アルジェントのドラキュラ(2012年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

はっきり言うと、本作はつまらない。
私はアルジェントが好きなのだが、贔屓目に見てもつまらない。
もともとアルジェント作品は脚本が破綻しているが、キレのある演出と映像で、なぜか悪夢的な面白い映画になって
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デビルズ・メタル(2015年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今年一発目から最高の映画を観た!
私はヘヴィメタル、特にデスメタルが大好きで、しかもお下劣スプラッターコメディも大好きなので、好きなものと好きなものが掛け合わさった大好物マシマシ映画でたまらん。
AU
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プリースト(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

全体的に作り手の無邪気さが感じられた
自分が思うカッコいいや、これとこれ混ぜたいみたいな思いはわかる
だが、私はそれに乗れなかった
美意識のすれ違いが不幸にも起こってしまった
未来の話なのにガジェット
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高
正直前作よりも好き
皮肉が決まっていて、しかもギャグも良い、そしてラストシーンが良い
私が好きなものがてんこ盛りだった

やっと人間に戻れたぜとカメラ目線で、シケたアメリカンスピリットを吸うプリ
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サウンド・オブ・サンダー(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ぼんやり観てたら意外とイケる作品だ。手堅い娯楽作品としては、内容も尺もいい感じ。
前半の徐々に世界が変わっていく過程と、そうなってしまった原因の追求のパートは面白いし、恐竜や進化した猿、コウモリ、うな
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

4.8

ゴダールはたぶんロマンチストなのだろうなと、本作を鑑賞して思った。
愛してるって言ってくれよとアンナカリーナに訴えるかのようで、その言葉をどれほど大切にしているか、がうかがえた。
ゴダールは純粋で、詩
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タイムコップ(1994年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

何も考えずに観れる娯楽作としては100点満点の出来だと思う。
90分で手堅くまとまっていて、適度なセクシー描写、モリモリのアクション、最後にはシメのゴア描写と娯楽作に必要なものが全部入っている。普通に
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

多くの文句がある
この手の映画にチクチクと指摘を入れるのは無粋だと思いつつも言わないと感想の整理ができないのでチクチクと言っていく
あらかじめ、私の感想を言うと、こちらの求める景気の良さは確かにあった
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

良すぎる
本当に最高
新規カットで二度息が軽く止まり、鑑賞後は鳥肌が立ちっぱなしだった
なぜなら、この映画は私たちに向けられたものだから
幾原邦彦が、私たちを力強く肯定してくれているのだ
それだけじゃ
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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

2.0

まったく不思議な映画だ。
全体的にふわふわしてる。何も筋が通っていないから。
ただハリウッドのとんでもジャパン描写が好きな私は割と楽しめた。
楽しめたけど、結局何の話だったのかよくわからない。主人公の
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