akariさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

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日本版が大好きで、キャストのお2人も大好きなので見るという選択肢しかなかった映画。もちろん現代風、韓国風にアレンジされていますが、リメイク版もすごく良かったです。きっとウイスキーを飲むたび、車いすを見>>続きを読む

リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

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素敵すぎる…日本版も見なければ。人生に疲れ、故郷に帰ってきたへウォンが答えを見つけるまでの1年間。生き生きと料理や農業に励むへウォンが可愛くて、美味しそうなお料理に癒されます。いつもと同じ憂鬱な今日が>>続きを読む

スペース・スウィーパーズ(2020年製作の映画)

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「宇宙には上も下もないんだって。宇宙の心で見ると卑しいものなんかない。みんな、それぞれが大切なんだって」
SFって小難しくて得意じゃないけれど、スペーススウィパーズ=宇宙清掃人はざっくりとしたイメージ
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

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切なくて胸が痛い…。でもとっても良かったです。
人より時間が進むのが早い病気になった女の子と、流れる時間の一瞬を切り取るカメラマンを目指す青年のラブストーリー。2人で公園に写真を撮りに行くデートのシー
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

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すごく暗くてぞくぞくする緊張感が続く2時間半。見入ってしまってあっという間でした。展開の予想が全くつきませんでした。
結局由宇子が探していたのはドキュメンタリー監督としての正しさだったように思います。
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イルマーレ(2001年製作の映画)

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のんびり流れる時間が心地よい作品でした。ゆっくり見られて良かったです。
2人とも当然目の前にある今を一番に考えて生きているんだけど、その“今”にズレがあるのが面白いなと思いました。ソンヒョンにとっては
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

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めちゃくちゃ良かったです。余韻まで素晴らしい、というか終わり方こそが特に美しくて爽やかだと思いました。
主人公のチャーリーは確かに冴えない男の子なんだけど、自分から輪に入ろうと話しかけに行ってちゃんと
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ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

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ミン・テグが作り出す現場の空気感がとても恐ろしかったです。治安悪めのヒョンビンがあまりにも良すぎました。頬が痩せている男の人の髭がなんでか好きです。たまらん。
誘拐犯と警察官が交渉を繰り広げる話ですが
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

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この純愛は両想いか、片想いか。見方によって感じるものが全く変わるんだろうなという印象を受けました。面白かったです。「恋ってクレイジーなものよ。いわば社会的に受容された狂気だと思うわ」やっぱり相手がAI>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

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いい映画でした。ペットを家族の一員に数える人がいる理由がよくわかりました。ベイリーにとってもイーサンにとってもお互いがかけがえのない存在で、離れても途切れないその関係が尊かったです。子どものイーサンと>>続きを読む

私のオオカミ少年(2012年製作の映画)

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愛じゃないか…。素敵なお話でした。スニに懐いて成長していくチョルスが愛おしかったです。頭撫でられるの好きなのかわいいっ。狼に育てられた的な感じかと思っていたので、変身したときは驚きました。言葉が話せず>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

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「白岩さんは?女いるんすか」「あ~いないいない」心の底から後世に残していきたいと思う会話のトーン…。自然でリアルな会話劇がずっと心地いい映画でした。
森くんが泣き叫んだシーンが染みました。その気持ちを
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EXIT(2019年製作の映画)

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好き!山岳部すげえ強い。笑えるしグッとくるしでただのサバイバルものに収まらない感じがめちゃくちゃ面白かったです。
塾にいた子どもたちに救助を譲るのが良かったです。泣きそうになりました。こういう未曾有の
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

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どんなタイトル?と思ってたけど、見てみたらこのタイトルがピッタリでした。生まれてからずっと積み重ねてきたプライドと偏見は捨てるにしてもきつくて時間がかかります。そんなプライドと偏見ってもはや自分そのも>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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とても良かったです。3人の視点から描く真実と、最初の決闘シーンにまたラストで戻ってくる構成に引き込まれました。物語が進むごとに登場人物やあらゆる出来事すべての見え方が変わってくるのがすごかったです。こ>>続きを読む

二十歳(2015年製作の映画)

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この映画が韓国で300万人動員した事実がめちゃくちゃ好きです。大人になったばかりの3人がドタバタしている様子はツッコミどころ満載で可笑しくて、でもそこにいい感じの音楽がのせられていたり、それをスローモ>>続きを読む

99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白かった!登場人物一人ひとりのキャラクターが本当に好きです。新しく仲間に加わった穂乃果もすごくかわいい!ビシィッ!漫画のセリフを言うところ、深山先生を尊敬してラストで真似してるところ、笑い方も全てが>>続きを読む

あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

笑うところもびっくりするところも映画館で一緒に見ている人たちに一体感があって楽しかった〜。特にラストは、劇場全体から安堵の声が聞こえました。良かった良かった。ドラマ版の復習をしなかったからこんなキャラ>>続きを読む

パーフェクト・センス(2011年製作の映画)

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五感を失っていくカップルはどのようにして愛を育み、確かめるのか。感染症という設定に惹かれました。コロナ禍に共通する部分もたくさんあって、日常が奪われていく恐怖にとても感情移入できました。
まず感情が原
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色男ホ・セク(2019年製作の映画)

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ド直球でイカしたタイトルやなあ(笑) 初っ端から置いていかれそうになったけどなんとか食らいつきました。久々にぶっ飛んだ映画見てるな〜と思っていたら意外なことに終着点は感動的でした。別々の道を選んで長い>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

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悲しいのか、悔しいのか、虚しいのか、それとも愛しいのかよくわからない感情で最後に涙がボロボロ出てきました。複雑な余韻が素晴らしい、とても好きな作品です。映画館で見られて良かったです。
綺麗事も言えない
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生々しいシーンが多くて満員の劇場で見るのが少し恥ずかしかったです(笑) でもそこが良かった。登場人物がちゃんと同じ世界に存在しているように思えました。時間が経つにつれてどんどん彼らの形がはっきりしてき>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

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とっても良かったです。挫折を経験した伝説のトランペッターが復活するまでの物語。何度も胸が熱くなるシーンはあったのに、最後は心にぽっかり穴が空いた気分でした。
失敗してもいいから自信を持って、根拠がなく
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

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トモちゃんがひたすらかわいくてかわいくて…!楽しそうにしてるときも悔しそうにしてるときも、その姿がただただ愛おしかったです。リンコさんとトモちゃんが本当の母娘に見える瞬間が何度もあって、その度に涙がこ>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

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最後の最後でこの映画の意味がものすごくちゃんとわかって感動が押し寄せました。大事なのはどこにいたかとか何があったかとかじゃなく、誰と出会い、誰に愛されたかなのだと感じました。お父さんの話にはもちろん作>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

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お洒落で好きだなぁ。有名なイケアデートやっと見られた!確かに素敵でした。
人間はどうしても欲深くなってしまう生き物なんだなと思いました。人との出会いそのもので満足できるわけはありません。出会ってその人
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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面白かった〜。大人の男の包容力と小さな少女の賢さにお互い惹かれ合い、認め合っていく様子は、可笑しくもあり感動的でもありました。「大人になっても男をだます女にはなるな」「約束する」この会話だけで2人の距>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

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とても良かった…。見る人皆を熱狂させる格闘技の魅力にやられてしまいました。すごく面白かったです。トミーとブレンダンが交互に掘り下げられ、最後にぶつかる構成も物語に入り込みやすく胸が熱くなりました。
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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終盤が感動的すぎてボロボロ泣きながら見ました。本当に美しくて素晴らしいラストでした。
辛い戦争によって奪ったもの、奪われたものばかりでは決してない2人の愛に涙が出ました。“愛してる”がわかるようになっ
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

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まず世界観がとても好き。TVシリーズからの時代、風景の変化も良かったです。
ヴァイオレットの淡々とした真っ直ぐさが、一緒にいると心地いいんだろうなと感じました。自分にも他人にも厳しく正直な人柄だからこ
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建築学概論(2012年製作の映画)

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「建築学概論」が引き合わせた2人の切ない初恋模様。なんだかタイトルにとても惹かれました。
ずっと取っておいた模型とCD、CDプレイヤーがお互いを忘れずに大切に想い合っていた証です。ラストのお届け物に感
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

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自分は本当に警察官になるのかと現状や将来に不安を感じていた2人が、警察官になりたいという思いすら超越するくらいに成長していく姿を見ました。誰かを救いたいという気持ちを原動力にここまで必死に頑張れる2人>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

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主人公の英雄と呼ばれることへの葛藤が手に取るようにわかりました。全員救出されたことは喜ばしいことだけれど、英雄を必要とする非常事態が起きたことはとても辛いこと。一歩間違えていたらと想像してしまう彼の心>>続きを読む

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作に続き名作だった!なんて優しい世界なんでしょう。
すみっコたちにはそれぞれ“ゆめ”があって、だから優しくいられることに感動しました。“ゆめ”を叶えられていないから自信がなかなか持てないけれど、だか
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近は、誰もが平等で誰にでも優しくする世の中というのが目指されています。この作品はそういう誰にでも生きやすい“はず”の世の中に一石を投じてくれる映画だと思いました。
今の世の中では、勝手に決められた優
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静かな雨(2020年製作の映画)

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タイトル「静かな雨」の通り、湿度高めの映画。なんとなくミュージックビデオみたいでした。
行助がほとんど自分の気持ちを口にしないのが印象的でした。ずっと何かを感じているはずなのにそれを全く見せないように
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