akariさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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静かな雨(2020年製作の映画)

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タイトル「静かな雨」の通り、湿度高めの映画。なんとなくミュージックビデオみたいでした。
行助がほとんど自分の気持ちを口にしないのが印象的でした。ずっと何かを感じているはずなのにそれを全く見せないように
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

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感動しました。エンディングで涙が止まらなくなりました。少年が夢を見つけ、ロケットを作り、そこにまたたくさんの人々の夢を乗せて飛ばす。道のりは決して平坦ではなかったけれど、仲間や街の人たち、家族に支えら>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

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すっごく面白かった!サスペンスに見せかけてラブストーリーなの勘弁してくださいな。ボロッボロに泣きました。
真実はもう見えているはずなのに二転三転するストーリーが本当に秀逸。まんまと石神の本性を疑っちゃ
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

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私の永遠の癒しであり、原点のような作品です。これを見てから哲学的なことを考えるのが好きになったし、より映画というものに興味を持つようになりました。初めて見たときの感動は今も忘れていなくて、何度も何度も>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

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面白かった!ずっと声出して笑ってました。こんな風に真っ直ぐに自分の意見が言えて、他人の意見も聞ける総理大臣がいてもいいのになと思いました。アイドル的な人気がある総理大臣とか一生に一度は見てみたい気もし>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

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何回でも見られます。ラスト10分は泣きすぎて頭痛くなりました。素晴らしい、大好きな映画です。
ウィルは天才的な数学の才能を持っているけれど、ショーンからの「何がしたい?」に上手く返答できない。そこには
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

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面白かった〜。過去と現在が交錯する構成が良かったです。
仲の良かった過去から見れば現在はすごく不幸だと思うけど、長い人生から見れば離婚は今より幸せになるための第一歩。離婚は結婚より体力使うけど、将来離
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

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恐ろしく気持ちいい終わり方でした。スカッとしたなぁ。でも見ながら何回「最悪!!」って言ったかわかりません。中高生のころにやっていた薬物乱用防止教室、これ見せたら効果てきめんなのになと思ってしまいます。>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

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大好きな映画。忘れたくない大事なものがここにぎゅっと詰まっています。
何も押し付けてこないゆったりした空気感で、何も考えずに楽しく見られます。私もいつかこんな風に人生を謳歌してみたいし、フィンランドに
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

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号泣。リアリティに富んでいて、ケイラの気持ちに痛いほど共感できました。人との会話は苦手だけど、全く話せないわけじゃなくて、たまに勇気も出せるし上辺だけの楽しそうな会話もできる。自分だけ馴染めていないよ>>続きを読む

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

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思ってた100倍泣いてしまった…。2人が築いた本物の愛に涙がボロボロ出てきました。見た目は関係なく、今ここにいるあなたを愛している。誰よりも“今日”を大切にしていた2人でした。
好きな人の見た目を受け
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

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リーがマンチェスターにいられない理由に泣きました。リーに謝るランディも、それを受け取れないリーも辛かった。辛い過去を乗り越えるのではなく、乗り越えられないまま生きるという選択もあっていいのだと思いまし>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

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4姉妹が幸せそうだと、特にすずが笑っているとこっちまで嬉しくなっちゃって何度も涙がこぼれました。しらす丼をかきこむすずを幸が叱るところ、すずが幸に梅酒を作ってあげているところが特に好きです。すずに甘々>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

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「のぞみとみぞれ」普通に考えれば、捕らわれてるのはみぞれ。でものぞみもみぞれからの思いに捕らわれていたりしたのかなと思いました。のぞみについて行きたいみぞれと、みぞれを待てないのぞみ。息が合っているよ>>続きを読む

ただ君だけ(2011年製作の映画)

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日本版を見て内容を知っていたのにすごく引き込まれました。好きです。
ただ君だけ幸せになってくれればそれでよくて、自分はどうなろうが構わないチョルミンの行動は究極の愛だと思います。トラウマのせいで人生を
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

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こういうの良いなぁ…。夜中に一人で見るのがちょうどいい映画でした。ポールダンス姉妹のとことか特殊メイクのとことか意外とシュールでびっくり、好きです。
なんとなく一緒にいてくれる人はすごく居心地がいい。
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orange(2015年製作の映画)

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健康に良い作品。原作も好きだけど、映画もすごく好きです。一つ一つの後悔が本当に印象的。太鳳ちゃんと賢人くんはやっぱりお似合いだと思う!
歳を重ねれば重ねるほど選ばなかった道は増え、大きな後悔も小さな後
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

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人によって幸せの見え方は違います。違うから楽しいときもあるけど、違うから人生はいつも上手くいかない。ルディにとっての幸せはポールとマルコと暮らすこと。けれど争った検事や判事から見ると、“ゲイカップルに>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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夢中になって見ちゃいました。元気が出る!髪結んでる男の人ってかっこいいよな〜。
色気のある女性がたくさん出てくるけれど、全くいやらしくないのがすごいなと思います。ミアの、白いシャツに浮かんだホックが美
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

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漂う昭和、アメリカの空気感が良くて、原作を読んでみたくなりました。小田和正さんの歌声がまた作品の雰囲気に合ってます。
昭和ならではのド直球さが染みました。薫のデートの誘い方とか、喧嘩っ早い千太郎とか。
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キャロル(2015年製作の映画)

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めちゃくちゃ好きです。心から信頼できる恋愛は一生の憧れで、映像も相まってすごく美しい物語でした。主演のおふたりがそれにしても美人。
幸せってなんだろうと考えたとき、夢を叶えることとか、愛する人とずっと
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

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スカッとするいい映画でした。辛い出来事もいっぱいあったけれど、「神様を閉じ込めて見て見ぬふりをしてもらう」ことで心が楽になりました。復讐も終わって、新しく出来た友人も見送って、全てやり切ったドルジはど>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

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芸術家はやっぱ何考えてるかわからないな〜とか思ってしまっていましたが、アレックスが事件を起こした理由はもっとわかりやすく純粋なものでした。9人の翻訳家たちはなんだか気性が荒く、感情移入ができない…と思>>続きを読む

猫の恩返し(2002年製作の映画)

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「ハルのその素直なところが、私も好きだよ」と言って、手をハルの頬にやったバロンの破壊力。見るたびに本気で恋してしまいます。ジブリの中で一番好きな作品です。とはいえそこまでジブリ見たことないんですが。「>>続きを読む

リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見に行けてよかったです。テニプリもテニミュも好きな私にとって最高のコンテンツでした。初っ端の試合から感動的でした。そこからやってくれるんだ〜って嬉しかったです。
Decideを見ました。青春学園がエモ
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凶悪(2013年製作の映画)

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もはや執着のように情報を追い続けるマスコミを嫌だと感じることは現実でもあります。けれどそこには、ただ世間に暴露するだけではない意図があることもあると知りました。
人を痛めつけることを楽しむ木村は凶悪で
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

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普通の反対は変でもないのかなと思いました。“まとも”や“普通”は確かにあるだろうけど、ずっとそういられる人間はどこにもいないと思います。
ずっと一緒にいたいから普通でいようとしてしまう、会話に中身がな
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

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やっぱりぶっ飛んでいるけど楽しすぎる!自分とは全く別の人としてゲームの中に入ってしまうというのが前作?とは違いました。だから戸惑うことも多いけれど、だからこそ出せる勇気にワクワクしたし、才能や弱点には>>続きを読む

タイピスト!(2012年製作の映画)

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美しいドレスを身にまとった女性たちが軽快なリズムでタイピングの速さを競う、こんな楽しくて素敵な大会があったなんて知りませんでした。カラフルなネイルかわいい!絶対真似します。
社長と秘書、コーチと選手、
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ラストレター(2020年製作の映画)

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周りから見れば、未咲にとっての乙坂は亭主でも父親でもない、ただの初恋をこじらせた何者でもない人物。それを阿藤から指摘されたときは嫌な気持ちになったけれど納得もしてしまいました。だけど未咲にとっての彼も>>続きを読む

センセイ君主(2018年製作の映画)

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映画館に見に行ったなぁ。小さな劇場がいっぱいの若者で賑やかだったのを思い出します。この変なラブコメを劇場全体がひとつになって盛り上がっている感じがあって、1人で見に行ったのにすごく楽しかったんだよな…>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

続編を見られただけでもう嬉しい。そのくらい大好きな映画です。公開めでたい!前作よりも『孤狼の血』というタイトルの意味が伝わってくる内容で最高でした。
レベルアップした日岡、凄まじかったなぁ…。正義と悪
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孤狼の血(2018年製作の映画)

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人生で初めて劇場に2回足を運んだ映画です。広島弁が映える台詞と熱演、むさくるしい汗すら綺麗に見せる映像、全てが魅力的だと思っています。
初めて日岡と名前で呼んでくれた大上の本心に気づけなかった夜には毎
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

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幸せを見つけて知っていく幸せと、幸せを作っていく幸せ、スアはその両方を感じられたんだなと思いました。記憶のない彼女が自分がどれだけ幸せだったかを見つけていく過程に何度も泣きました。
死後の世界って誰も
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

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普段は寡黙で気性の荒い主人公が、愛する人の前だとすごく優しくて彼女のことを全く否定せずに全て受け入れてくれる、その深い愛情が素晴らしかったです。彼女はその優しさや幸せを忘れてしまうけれど、決して消える>>続きを読む

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

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人のことを変だとか普通だとか思うのは、人間のことをよく見ていない証拠なのかもしれません。よく見てよく知れば、普通の人なんていなくて人それぞれ変わっているのだと思います。ハロルドの奇行を見たお母さんと3>>続きを読む