七沖さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.0

〝ファイナルステージはーー欧州。〟
前作ファイナルラップというキャッチコピーを出した手前か、言い方を変えてきた笑。

前々作で死んだと思っていたファミリーの一員が生きていた⁉︎ だが本人は記憶がないら
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.8

〝全世界63カ国No. 1、記録更新ラッシュ!ついに、ファイナルラップへ!〟
これで最後のようなキャッチコピーだが、このあとシリーズ4作どころかスピンオフも作られる…💦

共に逃亡者となったドムとブラ
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

4.0

〝誰か、コイツら止めてくれ‼︎〟
適当感がハンパないキャッチコピー笑。
だが、勢いは感じる。
ワイスピのアクションが人智を超え始めたのは、間違いなく本作からだ。

大切なファミリーが殺されてしまい、ド
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.6

〝私たちの青春は、傑作だ。〟
傑作でした!
まさにキャッチコピーの通り。

 映画部に所属するハダシは、部で撮っているラブコメ映画が気に入らず鬱屈していた。そんなある日、自身が温めていた時代劇脚本の主
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.8

〝秘密を抱えたあの夏、僕たちは少し大人になった…〟
ノスタルジックな気分にさせられるキャッチコピー。作中の雰囲気にも合っている。

シーモンスターの少年ルカは、ある日陸上で暮らす同族の少年アルベルトと
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.5

〝彼女の名は、ラーヤ
信じあう心を失った王国の、最後の希望〟
「信じ合う心が教えてくれる。信じ合う心で世界を切り開こう。」コロナ禍という厳しいタイミングで、人と人の繋がりを意識させるキャッチコピーだ。
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

3.4

〝流れ星でやってきた公害怪獣ヘドラ!街を森を踏みつぶし二大怪獣が大決戦!〟
ゴジラ映画の中でもかなりの異色作。なんせ、劇中にアニメシーンが挿入されている。

当時社会問題だった田子ノ浦のヘドロ公害と宇
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.2

〝すべてを解放する時がきた。〟
一見するとやや地味なキャッチコピーだが、今までずっと謎だったナターシャの過去が描かれるということがストレートに伝わってくるフレーズだ。さらに、コロナ禍以降久々のMCU新
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.9

〝カオスな世界をぶち壊せ。〟
そんな感じの内容じゃなかった気もするが、勢いを感じるキャッチコピー。

ジョーカーと別れて後ろ盾を失ったハーレイ・クインに、彼女に恨みがある奴らがここぞとばかりに襲いかか
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.9

これほどの映画が劇場で上映されず、配信限定とは…。時代を感じる。
アマプラ独占ということだが、世が世なら普通に映画館で上映したであろう作品。できるだけ良い環境で観たいアクション大作だ。

ダンは再就職
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

〝火曜日、ゴミ当番 愛車は路線バス 地味な男が派手に、キレる。〟
本作の魅力をどストレートに伝えるわりに、どうでもいい情報まで盛り込まれた類い稀なキャッチコピー。後半だけでも充分内容は伝わるが、前半が
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

〝地球最大の究極対決。〟
観る前の期待値が跳ね上がるキャッチコピー。観終わった今、この言葉に全く偽りがないことに驚いている。

怪獣たちの起源を辿り地球コアの調査を開始した人類は、水先案内をコングに任
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.4

〝ゴジラ勝つか?コング勝つか?世紀の大決斗〟
怪獣映画ファンとしては胸踊るキャッチコピーだ。

テレビ番組の視聴率低迷にあえぐパシフィック製薬は、南海のファロ島の魔神と呼ばれるキングコングを捕獲して日
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劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

〝わたしはダレの言いなりにもならない〟
主人公の強さや反骨心が感じられる、今っぽいキャッチコピー。

赤ちゃんの時から孤児院で育ったアーヤは、ある日、怪しげな二人組マンドレークとベラ・ヤーガの目に留ま
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.7

〝おいしいごはん、できました。〟
全部ひらがなで、素朴でほっこりするキャッチコピー。ゆるい異世界ものだと思って観るといいかもしれない。

ウイルスさえ生存できない南極の山奥で調査の任に就いている8人の
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クルエラ(2021年製作の映画)

4.2

〝白黒つけるのは、私。〟
もうこれしかないキャッチコピー。
少女エステラが悪女クルエラに変貌していく様は、まさに白と黒が入れ替わるようだ。

自分の行動が原因で母親を失ってしまったエステラは、デザイナ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

〝これで終わる。ここから始まる。〟
観終わってみるとしっくりくるキャッチコピーだ。

幕末に人斬りとして恐れられていた剣心は、巴と出会ったことで少しずつ人間らしさを取り戻していく。
だが、巴が剣心に近
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

〝未来は、ここから始まるーー〟
ついに完結。京都編で終わるかと思っていたので、人誅編まで描いてもらえたことが、原作ファンとして素直に嬉しい!

かつて剣心に姉を殺された雪代縁は、剣心に関わる全てのもの
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

〝騙し合いバトル、開幕!ウソを見破り、ウラを暴け。〟
大泉洋、松岡茉優どちらも好きなので、共演作ということで楽しみにしていた一作。

採算がとれず廃刊の危機に直面した雑誌・トリニティ。編集部に配属され
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.0

〝極限の世界に、挑め。〟
キャッチコピー通り、狩るか狩られるかのサバイバル。だがモンハンでなくても成立するフレーズなので、どうせなら〝映画館でも狩猟解禁!〟とかにして欲しかった笑

突如モンハンの世界
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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

3.9

〝太っても、最強。〟
キャッチコピー、まさにそれ。

刑事のファーロンは腕は立つものの事件解決時の周りの被害が酷くデスクワークに左遷させられ、それをきっかけに長年付き合っていた彼女とも別れてしまう。
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.5

〝妖精のためにーー。
 妖精とともにーー。〟
このキャッチコピーは、ポスターとセットで見てこそ味がある。

環境破壊で森を追われた妖精・シャオヘイは、仲間たちに助けられて安住の地を得る。だがそこに妖精
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ムーラン(2020年製作の映画)

4.0

〝愛する人を守るため、私は闘う  本当の自分を隠してーー〟
高額での配信やウイグル問題で物議をかもしたが、1本の映画として観るなら良い作品だと感じた。

外敵の脅威に晒される帝国は、一般市民の各家から
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.3

〝もしも「どんな自分になるか」を決める場所があったとしたら…?〟
先行き不透明な時代だからこそ、心に響くものがある映画だった。

ジャズピアニストを目指すジョーは、大きなチャンスを掴んだ矢先に不慮の事
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.2

〝全人類滅亡に、たった1人で立ち向かえーー〟
観終えてみると、あまりしっくりこないキャッチコピーだ…。

第一次大戦で恋人のスティーブを失ったダイアナの前に、なんでも願いを叶える石が現れる。ダイアナは
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

4.2

〝これぞ、新世紀の美人道。〟
このキャッチコピー、もうちょっと何とかならなかったのか…。

FBIに所属している男勝りなグレイシーは、爆弾魔がミスコン会場での犯行を予告したことから、ミスコン出場者とし
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新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.0

〝世紀の大決戦!!最高のフェスティバル!!〟
あの三国志の映画化を、まさかの福田雄一監督で!

やる気のない劉備は、周りに担がれいつのまにか人徳の君主に。だが、そこに大国・魏の君主・曹操が大軍で攻めか
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

4.5

〝宇宙に存在する知的生命体は我々だけなのか… その疑問がついに、解かれた!〟
他にもっとアピールできる特徴があった気もするキャッチコピー。

月の1/4のサイズ(つまり、めっちゃデカい)の巨大円盤が地
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LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル(2020年製作の映画)

3.8

『スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け』のその先へ…。
EP9から地続きの、素敵な同人作品だった!

フィンをジェダイに導こうとするが上手くいかないレイ。ひょんなことから過去に飛ぶことができるアイ
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.7

〝なぜ人質は、犯人に味方したのか?〟
この一文だけで映画の中身も分かるし、興味も惹かれる名キャッチコピーだと思う。

銀行を襲った男と人質に取られた女。男の要求を飲まない政府と警察の怜悧な対応に、二人
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.8

『ギャングに追われ女ばかりの楽団に紛れ込んだ男のお熱い体験!粋な香りのお色気㐂劇!』
昔のキャッチコピーは抽象的なフレーズではなく、ストーリーが分かりやすく書かれている印象がある。おかげでどんな映画が
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ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)

3.7

〝超ゴジラ  それはゴジラ細胞から生まれた!〟
11月3日はゴジラの日!ということで、ゴジラシリーズの中でも特に好きな本作を観賞。

ゴジラ細胞を狙った利権争いに巻き込まれて最愛の娘を失った博士は、娘
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星の子(2020年製作の映画)

4.0

〝ちひろだけが、大好きな両親を信じた。〟
これは考えさせられた。たぶん、このキャッチコピーがこの作品の本質を表しているのだろう。

体が弱い幼少期のちひろを救ったのは、とある宗教が勧めた水だった。以降
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.1

〝その刃で、悪夢を断ち斬れ〟
緊急事態宣言前の活気が、映画館に戻ってきた。
チケット発券カウンターやドリンク売り場の列。待ち合いスペースの賑わい。
日本の映画館の復活を感じられる作品だった。人が少ない
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.2

〝愛する人へ送る、最後の手紙。〟
シリーズのキーアイテムが何かを明示しつつ、完結編であることがストレートに伝わってくるキャッチコピー。

文字が書けない人のための代筆業を請け負う、元軍人のヴァイオレッ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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〝ミッション 〈時間〉から脱出せよ〟
こ、これは…!
自分には難しかった!
物語内のルールがなかなか理解できず、「今これ何やってるんだろう」「あれ、今のよく分からなかったけど、理解できてないとまずいの
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