まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 121ページ目

まこと

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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.3

今月末に「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が公開を控えているため復習鑑賞

マーベルファンならおなじみの「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダを演じたエリザベス・オルセンとピエト
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ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)

3.3

基本的に幕の下ろし方についてとやかく言うことは少ないけど、本作に関してはこういう終わり方でないとあかんかったんかなと思わざるをえない


てか狼やサメやピラニアって恐ろしいですよね

血が通ってこそ人
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早春(1970年製作の映画)

3.9

どことなく情熱的で

どことなく欲情的で

どことなく刹那的で

どことなく官能的で


そしてどこまでも観念的

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

3.8

序盤はずーっとクスクスしてしまうけど中盤以降は "これが男の生き様だ" と言わんばかりに物語が一転し始める

主役の三人はハリウッドでは干されたけど(あくまで劇中の設定)求められてた別の場所でヒーロー
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虹をつかむ男(1996年製作の映画)

4.1

本作の西田敏行みたいな人は

今、世界に一体何人いるのだろう


たとえどんな僻地にいたとしても

一度は会いにいってみたい


そう思います

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.8

約20年前に作られた「スウィート17モンスター」的な映画

曖昧模糊としたエンディングは観る人を選ぶと思うけど、こういった幕の下ろし方は個人的には嫌いじゃないんです

スティーヴ・ブシェミはむっちゃハ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

ヌーヴェルヴァーグの代表作の一つ


人生の歩みとしてはまだまだ未熟なはずのこの少年に並々ならぬ物悲しさや哀愁を感じるのは一体なぜなんだろうか

やりきれなくて寂しくて、それでもエネルギーだけは有り余
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.6

難解な映画です、一回目で観た時の理解不足の穴が二回目三回目でほとんど埋まらないところが本作のクセの激しさを表してます

全てを知る方法ってあれしかなかったんかなと思ってしまう

キーワードは「孤独」な
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反撥(1964年製作の映画)

3.8

"人はいかに脆いのか"


そういうテーマを描く時って白黒画面って効果的だなと思います

画面が放つ一方的なドライさが抵抗不能な威力を発揮しますよね

カトリーヌ・ドヌーヴって一度見たら忘れない印象的
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.4

たとえばある土地で巻き起こるドラマやロマンスを前にした時、そこで巻き起こってるからこそ箔が付くことって少なからずあると思う

パリやミラノや京都って世界都市的にはその代表格

これはそういった場所を舞
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ザスーラ(2005年製作の映画)

3.2

「ジュマンジ」の続編的作品、当時はティム・ロビンスが出演してたからという動機だけで観た覚えがあります

もう一度観てみるとクリステン・スチュワートなんかも出てるし最低限観れる作りにはなってました、なに
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タバコ・ロード(1941年製作の映画)

3.7

古き良きアメリカの片田舎の貧しい一家庭を丁寧に描いた作品


今から半世紀以上も前の時代を生きていた人々が何に最も価値を見出していたかが良く分かります

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.5

夜な夜な親の目を忍んで布団の中でプレイしていたこと

バグ上等でミュウを使っていたこと

意味もなくスピアーやカモネギなんかをLv. 100に育て上げたこと

希少ポケモンも極限まで弱らせてなんとか低
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.6

世界の偉人伝 75人目


交通事故で胸から下が麻痺してしまった皮肉屋な風刺漫画家ジョン・キャラハンの伝記映画


豪快でドラマチックな生き方をしているけど頭が良い人なんだなという印象

なぜなら常識
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.4

とりあえずビジランテものとしてこの神出鬼没具合は度が過ぎてるから!!と中盤くらいまでは感じてました笑

レンタル屋ではジャッキー作品ってアジアアクション的なジャンル分けをされてるけど、本作はサウンドの
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CUBE(1997年製作の映画)

3.5

言わずと知れたソリッド・シチュエーション・スリラーのパイオニア的作品

こういう映画はいちいち細かいことに言及してたらいけませんよね

状況説明なんて誰にもできないんです、ただありったけの状況理解だけ
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グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

3.2

アメリカンショートヘアのグーグーがかわいらしい猫映画


そしてこれを観たらまず間違いなく吉祥寺に行きたくなります、あの小高い場所にあった緑に囲まれたカフェなんて特に行きたい

楳図かずおと話してるシ
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太陽は光り輝く(1953年製作の映画)

3.7

その監督が残した作品の数を分母、その監督作品で自分が鑑賞した数を分子とした場合に極めて0に近い小さな数値を叩き出すことになるのが自分にとっては巨匠ジョン・フォード監督


この人はいけ好かないキャラだ
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.7

結局だから何なん?って言われたらそれまでだけど、この内田けんじ的な愛すべき世界観が良いじゃないですか

耳触りのいいボブ・ディランの歌声もこれまた良いじゃないですか

なんか不思議だったけど悪くない映
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.7

カメラワーク、音楽、画面のコントラストなど映画を形成する重要な要素のどれもに高い芸術性を感じる

それは一流ファッションデザイナーのトム・フォードがメガホンを取っているからという事実を事前に知ってて観
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.3

マイケル・キートンの悪ノリもここまでされたら笑うしかありませんw

ティム・バートンって遥か昔からこんなぶっ飛んでたんや、こないだ催されてたティム・バートン展やっぱり行っとけばよかったな

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

4.1

ナポリ湾のカプリ島


世界で行きたいところが

また一つ増えました

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

デヴィッド・フィンチャー監督 × ジェイク・ギレンホール × アイアンマン × ハルク

全員が最高に熟した今となっては、最強キャストと化した重厚で濃密なサスペンス映画


全米史に残るほどのシリアス
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.4

アニメーションでも全然できそうな映像をやっぱり実写でやっちゃうところに、ティム・バートン監督の遊び心と鬼才っぷりを感じずにはいられない


造形も根性も汚くて気持ち悪すぎる火星人たち

異星人を打倒す
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俺たちは天使じゃない(1989年製作の映画)

3.7

ロバート・デ・ニーロの演技が上手いことはすでに永久保証されて久しいものがある

おそらく映画好きな人ならば彼のなにかしらの過去作品を観て、その演技力に魅了され白旗を掲げたはず

そういう意味では本作も
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

世界の偉人伝 74人目


第二次世界大戦時にドイツ軍が誇った最強暗号機「エニグマ」の解読に挑んだ天才数学者アラン・チューリングの伝記映画


戦場に身を置くことだけが戦争に参加するということではない
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

アル中に離婚と多くの問題を抱え込む憔悴した役をエミリー・ブラントは冒頭からラストまで名演

衝撃の結末とまではさすがに思わなかったけど真実を暴きたいという思いには駆られたので、サスペンスとして一定のク
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

3.8

「ファースト・マン」「アポロ13」よりも時系列的には前の話


とにかくソ連の後塵を拝したくないがために、NASAを中心とした宇宙開発における技術向上や実践経験を重ねていく様をフィリップ・カウフマン監
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

3.9

世界の偉人伝 73組目


伝説的レーサー、ニキ・ラウダとジェームズ・ハントの伝記映画


"お前がいるからオレは強くなれる"

切磋琢磨とはまさにこの作品のことを指している言葉

良き好敵手が目の前
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.5

ご都合主義のオンパレードだけど不思議とそれらが特別ノイズになることは無い

それは多分リュック・ベッソン監督の楽しい世界観に魅了されてるからで、これがティム・バートン監督ならもっとアクションのボリュー
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.7

人の心ってやつは時に乱れてしまうものではあるけれど、こんなにも息を殺すように静かに乱していけるものでもあるということは知らなかった

乱して欠けた部分の埋め合わせと付き合い方というのが最大のテーマなん
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.7

情報をいかに多く抱え込むか

1ミリでも1グラムでも人より多くの価値ある情報を


ほぼほぼ実録ドキュメントみたいな雰囲気に終始してるけど、その内容は国家を揺るがすほどの甚大なスキャンダル


「大統
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仁義(1970年製作の映画)

3.8

淡々と静かにことを成していく

そのさまがフランス産ケイパームービーとしての真髄を否が応でも我々観客に感じさせる

アラン・ドロンのシブさはさることながら脇を固める他の役者陣や、もっと言うとこの作品に
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.7

本来なら正義感をもてはやしたり捻じ曲げられることなんてあってはならないこと


ただその貫かれた正義感が至極真っ当なものだということが如何様にも証明できないことこそが、いつの時代でもどんな場所でもすれ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.8

幸せ

最後まで見届けられたという幸せ


"映画ってやっぱりいいな"


平成最後にそう思わせてくれたこと

自分の映画ライフは本当に幸せに満ちてるなと思う

ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.4

1978年の段階でクローンをテーマに持ち込んでくるという先見性に終わりなき拍手を

その奇抜なルックス含めたマモーのキャラクターなど、少しトラウマに残るレベルの描写も散見されるオールディーな作品
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