まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 84ページ目

まこと

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ボヴァリー夫人(2014年製作の映画)

3.3

"罪なき囚人" "生ける屍"

結婚して家の中で居続けることになった女性はこういう風に思うことがあるのだろうか

自分を束縛するものに対して歯向かいたくなる衝動、半ば本能的に自由を求めてしまう衝動
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先輩と彼女(2015年製作の映画)

3.2

男が年下の女に「バカだなあ」って言う時は気のある証拠笑

志尊淳は髪型や見た目に変化をつけた役柄よりも、本作みたいにいたって普通のルックスの方が良いなと思った

上野樹里路線をひた走る芳根京子はイケイ
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.7

「俺たちに明日はない」とセットで見たらより楽しめるのは間違いないと思う

犯罪史に残るボニーとクライド、その二人をジリジリと追い詰めていくテキサス・レンジャーズとの息詰まる攻防戦


逃亡しながら各地
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ミュート(2018年製作の映画)

3.2

やっぱりダンカン・ジョーンズ監督はこういった穏やかではない近未来SF映画を好きこのんでいるんでしょうね

声を出せない男を演じるのはなかなか至難の業だろうと思う、アレクサンダー・スカルスガルドやりきっ
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エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

3.7

初めての人間界に必死で適応しようとしてる姿

その方法が不器用まみれとはいえなんだか愛らしく思えてきちゃう、不男ウィル・フェレルなのに愛らしく思えてきちゃう笑

エルフ育ちだからクリスマスシーズンは自
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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.5

昔からずっと見てきたルパン三世だけど見てきたのはずっと2D

見慣れたキャラクターたちを初めて3Dで見てみると意外と鮮度があるものなんですね、立体的に一度見てみたいなあという願望が自分の深層心理の中に
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

おそらく誰の頭の中にも「A」はいるでしょう、だって脳内会話って誰しもが一度はしたことあるはずだからね笑

時に現実逃避してみたり、また時には自分自身を後押しするためだったり

用途や目的は人それぞれだ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

今となってはガル・ガドットしか考えられないワンダーウーマン、それもひとえに彼女が強く美しく気高いこの役柄を見事に前作で演じきったから

スーパーアクション&エレガントアクション、いや今シリーズに関して
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約束のネバーランド(2020年製作の映画)

3.3

原作未読だけど原作の人気具合は知ってるつもり、原作を読破していたらまた少しは感度も変わったのかもしれません

大女優の道を一歩一歩着実に突き進む北川景子の安定度は言わずもがな、渡辺直美もあれくらいで別
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ブライト(2017年製作の映画)

3.4

異色コンビのバディムービーは多々あれど本作の異色さは超ド級

混ざり合える可能性を最初から一切感じさせない方が意外と混ざり良いのかも、いわゆるギャップ論ですな笑

なんかいつもエイリアンと一緒にいるの
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インベージョン(2007年製作の映画)

3.4

相手の方から急襲してくるという意味ではウィルス感染映画というよりかはゾンビ映画のような印象を受けた

ニコール・キッドマンは快活な役も上手いですが、ストレスフルな役を演じさせてもこれもまたピカイチです
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ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門(1975年製作の映画)

3.0

ジャケットに騙された、ジャッキー主役ちゃうやんか笑

ジャッキーを差し置いて主演を張ったこの人は仮面ライダーみたいなキックするのな笑

コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

2.6

え!?こんな評価高いのか!?

個人的には全く肌に合わなかったな・・・

アニメーションと実写を融合した作品もちらほら増えてきてますが、それがピタッとハマった一本というのはなかなかまだ難しいですね

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.4

舌先三寸の詐欺師野郎

と言えば聞こえは悪いが、この口八丁なアダム・サンドラーは彼らしさ抜群でキャラクターは最高

まるでまだ尖ってたころの昔のデ・ニーロの演技と重なって見えるシーンも多々あった

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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.6

"オールド・ガードとヤング・ガード" のまだまだ未熟で完成度は低いもののとてつもない将来性を感じさせる結託アクションムービー

不老不死は皆が憧れる永遠のテーマだけど、その能力を得た者にとってはそれも
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.5

陸海空を縦横無尽に暴れ回る野武士軍団

「金」への執着心を最後まで結構全面に押し出してたという印象で、なおかつ終盤はそれに囚われすぎて引くに引けなくなってしまってる様子がよく見て取れる

J・C・チャ
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6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.6

表舞台で暗躍する寄せ集めのロクレンジャー

正直ストーリー展開はよくわかりませんが大味な演出とアクション力で見る者を引き付けて離さないという傾向はなんだかんだでマイケル・ベイ監督の特徴

パルクールは
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.4

これもまた一風変わったディストピア映画

特に前半から後半にかけてのある「謎」に対しての興味深さはハンパなくてストーリーに対するかなりの没入感に浸ることができる

延々と小舟で川を下る様はどうしたって
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.6

終始曇りがちだった2020年の映画界


それを最後に明るくしてくれた!!

最高に明るくしてくれた!!

老若男女誰もがハッピーで幸せになれる一本!!

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.8

主演二人はアクションもコメディもきっちりとできる優秀な役者だから、恐らく製作陣が撮りたかったように撮れてる映画になってると思う

護送系映画は二人一組で行動しなくちゃいけないからどうしたって動きに制約
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.7

キリスト教的世界観やローマ教皇の権威といったところのある程度の事前知識は必要かなと思う

ローマ教皇という世界でも最大レベルの権威者かつインフルエンサーに対して鋭く切れ込む作品となっているのはフェルナ
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.2

劇場作品でも相当に過激な演出が目立った園子温監督が、製作をNetflixに場を移すとその過激具合にさらなる拍車がかかるのは当然と言ったところでしょうか

とにかく解体シーンがエグすぎて・・・、しかもそ
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.7

世界の偉人伝 101人目


映画史に燦然と輝く名作「市民ケーン」の共同脚本家のハーマン・J・マンキーウィッツの伝記映画


「市民ケーン」と聞いて映画ファンなら誰しもが次に思い浮かべるのは「オーソン
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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.9

この追跡保安官の役の魅力を最大限に引き出せるのは今のハリウッドでジェフ・ブリッジスしかいないでしょう、次点でジョシュ・ブローリンかな、トミー・リー・ジョーンズでも今回のこの役に関しては適役ではない気が>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.8

揺蕩い続ける両陣営の思惑


アメリカの各大都市には国家の歴史を動かす大事件が必ず起こっているのではないのか?

2時間分の怒涛の勢いの集大成のように感じられた感動的なラストシーン

アーロン・ソーキ
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弁護人(2013年製作の映画)

3.8

堅く生真面目で善に生きる役柄を演じているソン・ガンホを見たのは初めてかもしれない

議論の中心となっているテーマは当時の韓国の時代背景や世情が複雑に絡んでいるためになかなか我々日本人にとって芯の部分ま
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映画 鈴木先生(2012年製作の映画)

3.3

昭和の猪突猛進型タイプの熱血教師ではなく、説いて聞かせるタイプの令和版熱血教師

教える側の葛藤、教えられる側の悩み

教育論や教育観もその時代によってそれぞれ変わるというのがこの作品を見ているとよく
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ラーメン食いてぇ!(2018年製作の映画)

3.6

ガンダーラ地方の岩塩で作る塩ラーメン、そりゃヤバいでしょう笑

ラーメンが食べたくなるという意味では数あるラーメン映画の中でも上位、まさにタイトル負けしてません


ご都合主義のみで進むストーリー展開
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セル(2015年製作の映画)

2.5

なかなかの思い切った設定です

ジョン・キューザック × サミュエル・L・ジャクソンの共演作には「1408号室」のように不穏な作品のイメージしかない笑

スティーヴン・キングなりの携帯電話社会への大き
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

2.5

マーゴット・ロビーの裏の顔の狂気の面はもしかして表の面なのではないのか!?と最近思うようになってきました笑

彼女の悪女向きなルックス、決して淑女とは言えないルックスがそう思わせているのかもしれません
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ライチ☆光クラブ(2016年製作の映画)

2.7

カルト集団映画だの中二病映画だのという視点で見ると相当に厳しい笑

「少女とロボ映画」という風に見てあげたらまだいくらか救われると思う、それでもアニメーション映画の方が合ってるとは思ってしまうけれども
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理想の彼氏(2009年製作の映画)

3.5

理想や条件をパートナーに設けてしまうのは必然だけど、そこに向けられた厳しい視線を少しでも緩くしてやれれば自分自身の可能性も広げていける

この題材とストーリー運びからしてジャスティン・バーサのルックス
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海猫(2004年製作の映画)

2.7

だいぶ不埒なストーリーだった、可哀想すぎる人が多すぎるせいか鑑賞後は晴れやかな気持ちからは180度真逆の心情になる・・・

黄金期の韓国映画みたいな演出が目立ってました

伊藤美咲の生粋のファンなら楽
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アウェイク(2007年製作の映画)

3.0

こんなの見てしまったら術中覚醒とかイヤだ、年間発生数が意外に多いことを知ってしまって絶対にイヤだと思った笑

確かに手術台に置かれている時の自分の意識の居場所なんてわからないけど、にしてもこれは生々し
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.7

マクドナルド

世界に知らない人はいないであろうこの一大企業ができるまでの映画


究極のスピーディー化と徹底的なスリム化は、忙しなくなりつつあった世の中の変化とニーズに最高のタイミングで見事にうまく
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.4

何者かの陰謀によって葬られた自分自身

それを取り戻すためにマット・デイモンは6時間もの尺を与えられおまけに三部作にまで分割してもらえるというのに、リーアム・ニーソンには2時間しか時間の猶予が無いのは
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