まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 85ページ目

まこと

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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.5

とてつもなく醜い魔女顔を晒したアン・ハサウェイは気合い入ってたなあ笑

アニメの実写化かな!?と思うほどアニメチックでファンタジックなストーリーはクリスマス前のこの季節にぴったり

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.3

日本は平和な国だから警鐘を鳴らすためか定期的にテロ映画が製作され公開されますよね

ただまだその歴史や系譜が浅いためか、どことなくテロ映画ならではの独特の緊張感や危機感の表現には苦戦している模様

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静かな雨(2020年製作の映画)

3.6

無駄なセリフを一切省き、演者から醸し出される雰囲気とエモーションだけで最後まで見せる一本

チャキチャキなイメージのある仲野太賀は珍しくピュアで切ない役柄を好演

衛藤美彩は本作が初見、難しい静かな役
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今日、恋をはじめます(2012年製作の映画)

3.0

今の若い役者は大抵こういった役を一度は演じてますよね

それを松坂桃李と武井咲が演じたのがたまたま本作だったという印象かな笑

この映画のキャラクターのまま役者として成長していってたらきっと松坂桃李の
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

4.3

涙腺を刺激する

それは大人であればあるほどに


自分自身に置き換えてみる

すると気づくことが一つある

それは見事に置き換えられてしまうということ

スクリーンの中で行われている全ての事に

フード・ラック!食運(2020年製作の映画)

3.4

ダチョウ倶楽部の寺門ジモン初監督作品

彼がいかに肉に人生をかけているかは周知の事実

超空腹時に見たんですがこれはもう本編そっちのけで飯テロ待ったなし状態に陥りかけるので、これから見られる方は食後に
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THE 4TH KIND フォース・カインド(2009年製作の映画)

3.0

これヤバいやつやん

問題作やん

ガチで呪われた土地やん


世界仰天ニュースとかで取り扱われたことあるんかな・・・


シュメール語っていうのが不気味さに拍車をかけてるわな

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.5

見る者の心を斬り付けるようなイメージの強い近年のデンマーク映画にしては一昔前の作品だからか優しい登場人物が多い映画だった


どこまでも純潔と清貧

活気溢れた場所ではなく静かな土地だからこそ、その二
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.8

三人寄れば文殊の知恵と言うならば、八人寄ればとんでもないことになるのではないか!?

「十二人の怒れる男」「12人の優しい日本人」といった過去の秀逸な陪審員映画のパロディかと思いきや、若干異なったアプ
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クロエ(2009年製作の映画)

3.3

アマンダ・セイフライド演じる娼婦、とんでもない性悪女だった・・・

てかこんな適当に並び立てられたホラや虚言を鵜呑みにする方もする方だけど、この嘘つき娼婦と出会う前に自分の中で少しでも疑惑があった事こ
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.7

あっぱれ

オダギリジョーの能力と才覚


題材選びと着眼点とキャスティングは

新人監督の域を優に超えている

ダーク・スター(1974年製作の映画)

3.5

後世の傑作の礎になっているのだからこういった陳腐な作品でも見ておく必要はあるのかなと感じる

ましてやジョン・カーペンター監督のデビュー作、単純に「見た」という事実だけでも有したい映画ファンは多いので
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凍える鏡(2007年製作の映画)

3.2

孤独な人間ばかりだと思ったけど最後だけは救われたのかな

みんながみんな揃いも揃って不器用だから、その最後に辿り着くまでは時間もかかったし随分回り道したけども主要なキャラたちの事を嫌いにはなれなかった

犬神家の一族(2006年製作の映画)

3.2

新しい時代にあえて古いものに再びフォーカスを当てるのは良い試み、だけど比較してみるとやっぱりオリジナルの方が好きかなあ

一族の遺産目当ての醜悪な争いのなかで松嶋菜々子がちょっと浮いてしまうんですよね
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逃走車(2012年製作の映画)

2.8

逃走車から暴走車へ

車の手配間違えただけでこんなことになってしまうなんて悪夢の一言でしかない笑

ポール・ウォーカー演じる主役の男は極々普通の男だったはずなのに、いざ事件に巻き込まれると戦闘力上昇っ
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ルームメイト(2013年製作の映画)

2.8

この手の映画は設定力に頼ろうと思えばいくらでも頼れてしまうがゆえに演出が過剰になってしまう恐れがあるよなあ、基本的にアイデアの根源は西洋にあるし

主演の北川景子と深田恭子は今や推しも押されぬトップ女
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完全犯罪クラブ(2002年製作の映画)

3.1

2002年の映画なのに90年台前半のようにも感じられるのは、主演を務めるライアン・ゴズリングとマイケル・ピットがいかにもこの年代特有の脆さを巧みに表現しているから

ガラスのような精神状態を先に崩壊さ
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キスできる餃子(2017年製作の映画)

3.2

たまたまですが餃子の王将に行った後にこの映画を鑑賞しました笑

地元応援映画の一つではあると思いますが、これを見たら確かに宇都宮に行って本場の餃子を食べてみたくなる気持ちが沸々と湧き上がってきますね
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ハリウッド式 恋のから騒ぎ(2008年製作の映画)

2.5

主演のメグ・ライアンのキャラクターのようにお騒がせな映画だった笑

誰得!?って最後は思いましたよ笑

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.7

問題だらけの登場人物各人たちだが家族親族ならではの見えないつながりが最後にものを言う

世界観やストーリー展開は一見荒唐無稽に見えがちだけれど、よくよく見ると理路整然とされていて作品の質の高さを感じさ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.7

見ているこちらの年齢が増えていくにつれて銭形刑事の名言は本当に名言感が増しますね、正直あのセリフは子どもが聞いてもその真意は捉えられないはず


宮崎駿映画ならではのもぐもぐ元気いっぱいに食事するお約
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ラスト・ターゲット(2010年製作の映画)

3.2

粛々とそして淡々と、その中に芯の強さを隠し持つ

難しいこの役柄は百戦錬磨の俳優でしかなかなか演じ切れないだろう

ジョージ・クルーニーのシリアスな一面を存分に活かした作品

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

3.6

表面的な関係性に成り下がっていた一家族を第三者である難民が復活させていくストーリーはどことなく奇跡的で、でも妙に現実味も感じられてなかなか興味深かった

最後のドイツビールでの乾杯は最高、本来乾杯とは
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魔法遣いに大切なこと(2008年製作の映画)

3.0

魔法使いが普通に存在しているという世界観はそういう設定なのでのみこめるが公務員だと!?笑

さあこれからって時に一気に終了となるので物足りなさは否めない

主演の山下リオは大人っぽくもありつつどこか無
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クレージーモンキー/笑拳(1978年製作の映画)

3.4

ジャッキーの初監督作品

「笑拳」というより「喜怒哀楽拳」やけどね、特に「哀」の時はともすれば無気力に見えないこともないぞ笑

初期作品の中ではカンフーアクションのクオリティーで言えばだいぶ上位に位置
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ファインド・アウト(2012年製作の映画)

3.2

アマンダ・セイフライドは大きな瞳のその中に強さを秘めているのでアクション映画も向いているのではと思ってる

本作は純正アクションというよりかはサスペンス要素の方が強いけどそれでも主演を堂々と演じていま
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ファンシー(2019年製作の映画)

3.3

これは一体二次元の世界か三次元の世界かどっちの世界を見ているのかわからなくなるという錯覚に陥る

表社会と裏社会の相互バランスがたまにぐらつきをみせてなかなかのファンシーな世界観でした

クロノス(1992年製作の映画)

3.0

ギレルモ・デル・トロ監督はいつだってこうだ笑

一度デヴィッド・クローネンバーグ監督との共同製作映画なんかも見てみたいもんだ

ロン・パールマンの存在感は相変わらず抜群

デイアンドナイト(2019年製作の映画)

3.5

揺れる善と悪との境界線

当人にとっての善が別の人にとっては悪になることも往々にしてある

それでも人はどこかにある善を求め彷徨い歩いていく

どことなく雰囲気が韓国映画っぽいところも見受けられました

プルーフ・オブ・ライフ(2000年製作の映画)

3.6

ロマンス要素はいらんかったかな笑

テイラー・ハックフォード色が全開の終盤劇

誘拐組織に対しての対抗勢力なんてものがあるんですね、そこは知りませんでした

ヤング・マスター/師弟出馬(1980年製作の映画)

3.3

伊之助に勝るとも劣らない猪突猛進を酔拳交じりで発動されたら、いかにラスボスといえどもジャッキーの前に倒れざるを得ないでしょう

それにしてもラストシーンが荒凉とした荒地のジャッキー映画が多すぎて作品の
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第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

3.4

人の性や人の業を観念的かつ感覚的に描いているので台詞が少なめなのもそりゃ必然

どことなく死後の世界を彷彿とさせる世界観はまさに「桃源郷」というワードがピッタリ当てはまる

三番目の夫人だから三番目ら
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15ミニッツ(2001年製作の映画)

3.4

過激な映像だからこそ放映したくなるのはマスメディアで生きる人間のほとんど本能ともいえる行動

中盤過ぎのある展開には流石に映画慣れしてる人間でもビックリするとは思いますがそこからの怒涛の展開も中々のも
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キャットウーマン(2004年製作の映画)

3.5

昨今の歴史的な猫ブーム下で公開されてたらまた違った評価になっていたのかもしれませんね

はたしてこの役はハル・ベリーで良かったんだろうか?と思ってしまうところがやっぱりあるのは否めないところですが・・
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.9

だいぶ現場に出て頑張ってたなこの弁護士

キーパーソン候補を候補で終わらせないようにするには弁護士である自分の努力次第

一つの事件に対して立場上でも職業上でも無礼ではいられないからこそ頑張れるものが
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.7

これもまた歴史の重みに埋もれさせてはいけない卑劣で醜悪な出来事の一つ

社会的弱者を無慈悲にいたぶる権力者はいつの時代にも存在するが、その全ては理不尽でしかない

そもそも社会情勢や出自によってたまた
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