まことさんの映画レビュー・感想・評価 - 86ページ目

まこと

まこと

映画(6589)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.6

こういうアプローチの仕方だとたとえラブドールといえども崇高で尊い物体のように見えてきます

実際途中からはもうやらしさなんて何も感じさせない展開になってましたもんね

ただしあの蒼井優モデルは撮影終了
>>続きを読む

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.6

自分が守らないと他に誰が彼を守るのか的精神が原動力になってるのは間違いないところ

どんなにいがみ合ってても今にも有罪の烙印を押されようとしている家族をみすみす見逃すことはできないだろう

ロバート・
>>続きを読む

at Home アットホーム(2015年製作の映画)

3.5

賛否両論絶対あると思うし設定の部分で拒絶する人がいるのも当然だが個人的にはなかなか楽しめた

血の繋がりだけに甘んじている軽薄な家族関係よりも、本作のように寄せ集めでも気持ちが強ければそれはそれで本物
>>続きを読む

想影(2016年製作の映画)

3.4

ショートフィルムだけれどショートフィルムなりにピュアな恋心を描いてた

自分が抱く想いに誤魔化しは効かない

結局のところ、人は自分自身に対しては嘘はつけないのかもしれないな

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.4

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!

おもしろい!



煉獄杏寿郎的に言うとこうなりますな!
>>続きを読む

さくら(2020年製作の映画)

3.7

意外とディープな話にもなったりしてやや驚きましたが、一つの家族の描き方としては本作もまた素晴らしい描き方をしている一本

小松菜奈演じる妹の存在感がこの家族には特に必要不可欠ですね、時にわがままで身勝
>>続きを読む

水上のフライト(2020年製作の映画)

3.8

色々な面でまだ途中の段階のまま映画は終わるけれど、一番大事な面だけはしっかりとフィナーレを迎えてる

自分の弱い部分やダメな部分と向き合えてこそ人は次なる歩みを進めていけるんだと改めて教えてくれる
>>続きを読む

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.5

心の声もここまで騒がしければ孤独など遥か彼方に吹っ飛んでいきますね

そういう意味でも賑やかなこの三名のキャスティングは奏功してると思います

沖田修一監督らしい忙しなさとは無縁のマイペースな映画でも
>>続きを読む

チャイルド・オブ・ゴッド(2013年製作の映画)

3.6

コーマック・マッカーシー原作となれば見過ごせません、こちらが見過ごせない理由を彼は己の力と才覚で構築してきました

やはりここでも取り上げられているのは常軌を逸した男の物語

ジェームズ・フランコ監督
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

3.2

子どもの時に見るより大人になってから見た方がギャグとか笑えるよね

てことはアニメなのに意外と高等なレベルのおふざけをかましてきてるわけだ

訳わからんバラエティなんかよりほんま声出して笑ってるからね
>>続きを読む

カンニング・モンキー/天中拳(1978年製作の映画)

2.7

「速攻治癒丸」って笑ってしまうくらいセンスの無いネーミング笑

とか思ってたらまさかの大オチ、この時代の香港映画って観客の怒りとか関係ないねんな笑

アクションは最後のラスボス戦だけで十分やと思いまし
>>続きを読む

サンゴレンジャー(2012年製作の映画)

3.0

沖縄という南国ならではのノリとテンションで全てを進めていくストーリー展開が島の危機を救う

田中圭はどんな小さいバジェットの作品でも常に全力笑


沖縄の海キレイやもんねー

外国に行けばもっとキレイ
>>続きを読む

グランドピアノ 狙われた黒鍵(2013年製作の映画)

3.0

キャストとあらすじを読んだだけで悪役はジョン・キューザックだろうなと容易に予想できてしまうここ最近の役柄の傾向笑

イライジャ・ウッド演じるピアノマンはあんなにぺちゃくちゃお喋りしながら大観衆の前で演
>>続きを読む

ピート・スモールズは死んだ!(2010年製作の映画)

2.5

登場人物が多くてやや混乱気味になりがち

それでもやはりスティーヴ・ブシェミやティム・ロスあたりは泰然自若と斜に構えててこんな小バジェット映画でもカッコよく見える

罪の声(2020年製作の映画)

4.3

辛くて哀しいストーリー

でも真実を露にしたことの意味はやはりあったはず

そう思いたいし、そう思えなければ必死で積み重ねてきた時間に対する背信行為になってしまう


小栗旬は表情だけで魅せる演技も上
>>続きを読む

461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.6

昨年の篠原涼子主演の「今日も嫌がらせ弁当」といい、お弁当映画が流行ってるのかな

確かにお弁当は、ともすれば親とのつながりが希薄になりがちな多感な時期の子どもとのつながりを保つための日々のツールでもあ
>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.5

行動原理の根本の部分の理解が合致しないところがあるためか男と女は難しい

ビル・マーレイはあくまでも第三者で部外者的立ち位置なんですが一番味がある演技をしてました

ラシダ・ジョーンズはその経歴以上に
>>続きを読む

赤々煉恋(2013年製作の映画)

2.8

「せきせきれんれん」と読む本作は、自死して彷徨う魂の成仏の是非をフランクな形式で問う映画

自殺してしまったという負い目があるから常にどこかで引け目を感じている姿は印象的

太鳳ちゃんは本当に学生服の
>>続きを読む

蛇鶴八拳(1977年製作の映画)

2.9

昔のカンフー映画ってまるでパソコンを強制終了するかのごとく余韻ゼロで幕を閉じますよね笑

「蛇拳」の上位互換みたいな映画なのは間違いないです

インストール(2004年製作の映画)

2.7

だいぶパッパラパーな映画やった笑

面影残る幼き神木隆之介の口から連発される卑猥な言葉と、若かりし上戸彩の口から連発される卑猥な言葉

正直こんな映画とは思いませんでしたな笑

極道めし(2011年製作の映画)

3.4

「めし」って匂いの記憶と同じで、その味覚で思い出が蘇ってくることが大いにある

この手の映画を見て改めて感じることはおふくろの味というのはどんなミシュラン名店よりも最強めしだということ

この囚人たち
>>続きを読む

レッド・ドラゴン(1976年製作の映画)

2.8

ブルース・リーの「ドラゴン怒りの鉄拳(1972)」の正当な続編

前作を踏襲してるからなのか、ジャッキーのヌンチャク姿はかなり新鮮に目に映りますね

ジャッキー映画の初期作品に多い傾向として戦いの構図
>>続きを読む

アストラル・アブノーマル鈴木さん(2018年製作の映画)

2.6

松本穂香の阿鼻叫喚レベルの暴走っぷりが作品内の全ての原動力となってた笑

「普通」の対義語の意味を今一度掘り下げたくなりますね

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.3

"か・い・か・ん" シーンこそ誰もが知る場面ですが、誰かにならなくちゃいけない時に人は意外とそれになれることもできたりするし、それが厳しいのならせめて何とかして自分なりに少しでも対応・適応していこう>>続きを読む

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

死ぬ寸前の恐怖との戦いの連続だと思うわこれは笑

無限ループするとわかっていても絶命する瞬間に起こる感情はやっぱり恐怖のはずだから

トム・クルーズは生身のアクションも当然映えますが、フル装備アクショ
>>続きを読む

チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.5

捨てられた立場でも血のつながりだけが導く見えないなにかがある

中野量太監督が今までもそしてこれからもずっと我々観客に伝え続けていきたいこと

それはたとえショートフィルムでも十分に伝わります

チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

3.3

一度止めた心臓の再鼓動を待ってる時間はたまらないわ・・・、こっちの心臓が止まりそうになる

人の命を扱う仕事に携わり過ぎたせいで人の命の扱い方がわからなくなってしまったんでしょうね

竹内結子さんの出
>>続きを読む

毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.3

演出家がいつのまにやら演出されてる側に

自分でもどこでどうやってこういう状態になってしまったか不思議に感じているはず

主演の女は完全にファム・ファタールでした

超低予算な作りなのは一目瞭然笑

行きずりの街(2010年製作の映画)

2.4

仲村トオルの演技がオーバー過ぎるのは良しとされてるんだろうか・・・

阪本順治監督の作品はその評価に大きなムラがありますな笑

朝が来る(2020年製作の映画)

4.1

準ドキュメンタリー風な演出

こいつがIMAXやDolby Atmosに負けず劣らずの圧倒的な没入感を生むことに大成功している

主演の井浦新と永作博美の両人はもはや何かが憑依してるのではないかと思う
>>続きを読む

空に住む(2020年製作の映画)

3.4

「私の家政夫ナギサさん」での私生活がだらしないキャラとは真逆で、今回は料理も掃除もしっかりこなしてた多部ちゃん笑

欠点が目立たない人物設定だったからなのかもしれないけど、ストーリが進むにつれても飛躍
>>続きを読む

空へ ―救いの翼 RESCUE WINGS―(2008年製作の映画)

3.4

"訓練は実戦のごとく 実戦は訓練のごとく"

主演の高山侑子の役は女性パイロットなんだけど自分を女だからといってそこで言い訳の余地を設けてしまうのではなく、逆にどこまでも芯の強い真っ直ぐな人間

だか
>>続きを読む

お兄チャンは戦場に行った!?(2013年製作の映画)

3.3

中野量太監督らしからぬ下ネタ演出が全体的に目立つ作り

近年は名作ヒットメーカーの彼だが当初は迷走してたのだろうか笑

ただ下品な繋がりでもそのまま繋がれる兄妹の関係性というのはそれはそれで良いもので
>>続きを読む

チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密(2015年製作の映画)

3.1

ちょびヒゲ!!

アニメーションとかにしてしまった方が子どもも含めた幅広い客層に受け入れられたのでは!?と思ってしまう笑

なんだかジョニー・デップも終始戸惑いながら演じてたように見えてしまいましたな

ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

3.1

逃げて逃げて逃げまくる素性不明な男をロバート・レッドフォードが好演

よくもまあ人生の大部分を闇に葬ったまま生きてこれたなとは思いました

暗躍する人間には必ず暗躍する理由というものがある、表舞台で活
>>続きを読む

ラーメンガール(2008年製作の映画)

2.6

山崎努  西田敏行

石橋蓮司  余貴美子


みんなよく出演してくれましたな・・・笑