Mamelieさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Mamelie

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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画を観て"異食症"という病気を始めて知りました。異食で孤独を埋めるハンターの姿はとても辛く、旦那さんやその周りの人たちはハンターという1人の人間を尊重しようともしない姿勢に苛立ちが‥‥

皮肉に
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ファンフィク(2023年製作の映画)

3.7

単館上映系のジャケデザイン(なんとなくガンモっぽい)に心惹かれ鑑賞。青春映画というものを久しぶりに観た気がします。多様性支持者としてとても素敵な映画を観た気分。優しく温かい気持ちになれます。好きですこ>>続きを読む

美に魅せられて(2021年製作の映画)

4.0

最初はコメディ要素もありましたが途中で突然シリアスに。最後は綺麗に伏線回収されよくできた美しいお話。
お衣装のサリーや独特な効果音などインドの雰囲気にも魅了されました。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

60'sロンドンのお洒落な世界観が大好きなのですぐに没頭。
キラキラした音楽や映像のお陰か、ホラーが少し苦手な自分でもびくびくすることなく観ることができました。
男性の亡霊たちが皆んなハリーポッターの
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罪の後(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

後半に犯人が出てきてもなんとなく腑に落ちず。
最後の最後に、そっちだったかー!となりましたが、殺人に至る経緯も説明して欲しかったです。

最後なぜ「真相」が葬られたのか、庇って犯人を装い亡くなったあの
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

ちょっと疲れてる時に観て正解。心が浄化された。暖かいぬくもりに包まれたような、素敵なお話。エンディングの最後までちゃんと観て欲しいです。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

洗脳って怖い。阿部サダヲの演技怖い。
拷問シーンは観てるのが辛すぎてほとんど目を伏せてました。

あと皆さんがおっしゃる通り、岩ちゃんの無駄遣いですね...

気持ち悪い映画でした。

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.4

うーん可もなく不可もなく、といったストーリーだけど、コン・ユさんとパク・ボゴムさんの演技がよかったしカッコよかったです。

ホーンテッドマンション(2003年製作の映画)

3.4

久しぶりにディズニーランドに行くので大好きなアトラクションの映画を再視聴。
アトラクションに出てくるキャラクターがふんだんに登場してとにかくワクワク楽しいです。
ほっこりお気楽に映画を見たい時はディズ
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

世界規模で見たら氷山の一角に過ぎないことなのでしょうけれど、エンドロールで明らかにされた被害者の人数や虐待した神父の人数、そして虐待判明都市の数に衝撃を受けました。

記者チームの熱い信念によって新聞
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

せっかく摘んだ綿花を燃やしてたり、新たにやってきた女性が「ここは何?あなたを知ってる。」と言っていたり、前半から???な違和感満載だったけど、スマホで理解。時系列トリックでしっかりと騙されましたね。>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

豪華キャストでテンポもよく気楽に観ることができた映画。

インテリアなどヴィンテージ感溢れた装飾と色彩がとても可愛くてキュンキュンしてしまいました。世界観が大好きです!

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ラストに差し掛かると現れる未確認飛行物体の最終形態がオトリのエアー看板同様にしか見えなくて少しがっかりしたものの、クラゲさんのお口に合わない鍵やコインをペッペッと吐き捨てる様に、あぁ形状は違えど生き物>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

官能的シーンが多過ぎてどうしたらよいものかよくわからない感情になりましたが、女性2人の描写はとても美しく、また強く逞しい精神も感じました。

男性陣の趣味嗜好には首を傾げてしまいましたが、人それぞれで
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

ティモシーシャラメを辿ってここに辿り着きました。

忘れられないひと夏の経験と思い出。
みたいなのが軸ですが、太陽と空、草木と雨、そして湖など自然の風景もふんだんに映し出され、爽やかですっきりとしたス
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最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アウシュビッツ収容所で生き延びたユダヤ人の方のドキュメンタリー映画。

「何かあったらこれでパンでも買いなさい」と母から受け継いだダイヤを、過酷なアウシュビッツ環境の中から今でも守り抜き、代々受け継ご
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友情にSOS(2022年製作の映画)

3.1

警察に連絡すること。
病院に連れて行くこと。
人助けをすることがこんなにも難しく考えざるを得ないなんて。

この肌の色の人種はこう!みたいな意味のわからない固定観念って、いったいいつ消えるのでしょう。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.1

prime配信が終わってしまうので、リストに入れたまま放置してたこちらの映画を視聴。

これ、すごく好きです。
思ってたより全然胸糞悪い系とは思いませんでした。
ポップに表現してるけど緻密に計算され身
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.2

なんとなくボンヤリ視聴してたけど、まさかそんな展開が待っていたとは思いもよりませんでした。

どうしてかわからないけど目頭がうるうると。。。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

画角やカラーリングなど、どのシーンもセンス良くてポストカードにしたいくらいでした。
まるでアートブックを眺めているかのよう。
ふんだんに登場する豪華キャストすらアートの一部です。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.7

ずっとNetflixマイリストに登録していた映画。何故か気合を入れて鑑賞しないといけない気がしてずっと放置してましたがやっと観終えました。

生々しい描写で臨場感のが伝わり虚しさだけが残る映画でした。
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

事実に基づく重たい映画。

エディの演技が素晴らしかった。
特に「できない」を連呼するシーンの迫真の演技には震えた。

共に働く誰もが疑いつつも誰も止めなかった犯罪。
隠蔽しようとする病院がクズという
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キング(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

中世イングランドvsフランスのお話。

スリル感などはなく淡々と物語が進んでいきますが、戦闘シーンの泥までもが美しく感じる映像です。

憎らしいことを散々言ってたフランス皇太子のポンコツ具合に唖然。
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

死んで生まれ変わった時代でも差別は繰り返される。
「繰り返される死夢ループ」といつの時代も変わらない「繰り返される人種差別」を重ねてみてしまいました。

「俺は賢くて体も動く彼よりカネも持ってる顔もイ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

白人のただただ理不尽で子供のような集団暴力に対して、黒人の復讐方法が大人でクール且つスタイリッシュに感じました。

子は親の姿を見て育つといいますが、肌の色で差別し喧嘩をふっかけた父親から暴力と銃を学
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.0

アイルランドの島で暮らす人々の話。
ずっと鬱々とした暗さで物語が進んでいき、希望のひとつも見当たらずに終わってしまいました。登場する動物たちの純粋無垢な眼差しだけが救い。この映画で伝えたいことは何だっ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

淡々と始まり淡々と終わっていくストーリーの中、キムユンソクさん演じる刑事の捜査への熱意や被害者への想いもまた淡々としているように見えましたが、私は刑事の"静なる正義"を感じました。

エンディングで実
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

礼拝堂の内観の美しさにも目を惹かれながら、お二方の友情に心がほっこり温まった。

照れながらお別れのダンスを踊る場面や、サッカー観戦の場面では聖職者を忘れて可愛いおじいちゃんたちに見えた。(あのドング
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

よくあるシンプルなストーリーだけど、ペールトーンのインテリアや衣装、草木や花々が多いイギリスの風景など、目にも優しく可愛かった。

エマには自分を正してくれるナイトリーが必要。
お2人ともお似合い!

聖なる証(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

絵画のように奥深く美しい映画。

薄暗い家の窓から差し込む光とランプの灯火、また「ナン」が目覚めた瞬間の彼女の視覚に明るさが宿りその後もフィルムのトーンが明るく変化したのが印象的。

なんとも言えない
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ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

当時の社交界のファッションリーダーとしても有名だったというジョージアナなだけあって、ドレスがとても素敵。

内容は実話を元に描かれてるし、この時代にあるあるなお話なのかなー?と。

田舎でひっそりと子
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「1+1=1」で気づいてしまった。

わかってはいたが終始重々しい内容で、観終わった後でもこの余韻からなかなか抜けられない。

どこから紐解いたらよいのか、昨今の情勢など現実味帯びていて、脳みそは情報
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サラチャップマンさんという実在した人物を盛り込んだ今作品。

最後の最後にあの人登場!
そうきたかー!!!と思わず声出ました。

モリアーティも脱走しあの人も現れたから続編に期待してもいいですか?
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.6

最近じっとり湿度のある映画ばかり観ていたせいか、まるでカラッと晴れやかな、わくわくした気持ちであっという間の2時間だった。

あの母だから今のエノーラの人格形成なんだな。母娘強い。
そっと手を差し伸べ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

searchの監督作品ということで視聴。
90分で飽きずにノンストップ。
ラストが最っ高に気持ちいい!!!

crazy母の押し付けがましさに苛立つし、ずっと娘が不憫すぎて辛いけど、こんなラストを迎え
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