女性が同性に持つヒリついた空気を描くのがとても上手いと、女性として感じた。それは、登場人物同士の空気だけでなく、観客視点から主人公(女)に感じるザワザワした感じも。
登場する女性(レダ、ニーナ、カリ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
この作品まるごと、壮大な喜劇だったのだと思う。どこからが妄想(=ジョーク)で何が現実世界なのか...どこで笑うかは観客の主観によるように(精神疾患や障害者を嘲笑う人間がいるように)どこまでがジョークだ>>続きを読む
山小屋という小さなアメリカ合衆国の中で、騙し騙されながら賞金と自分の首を死守する色々な人種が皆クソ過ぎて、8人全員最高にサノバガンだった。
余談だが、男は、女の顔に色々なモノを撒き散らすことに、カタ>>続きを読む
この映画で、シャロンテート惨殺事件は「純真さの喪失」と定義されているという。マーゴットロビーが女優然ではなく、26歳の瑞々しい女子としてヒッチハイカーを拾い夜遊びしてイビキをかいて眠り一人で映画館へ行>>続きを読む
"you make me wanna be a better man."
渋々絞り出した口説き文句なのに、クサいワードも一つも入っていないのに、嘘のない本音なのだろうなと思える温かさが感じられて、言>>続きを読む
「父親は不完全でもいい。「よき父親」なんて言われ始めてせいぜい30年。それまでの父親は寡黙で頼りなくて自分勝手で、家族は愚痴をこぼしつつ受け入れていた。欠点を愛していたの。ところが、それは母親には当て>>続きを読む