Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価

Fisherman

Fisherman

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.5

2008年の投資銀行の破綻と言えばリーマンショック、好調に酔いしれ誰も危機を認識していない、している人もいたと思うけど、「マネー・ショート」とは状況は同じでも立ち位置が違う。
会社の危機的状況に企業ト
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ハイ・ヒート その女諜報員(2022年製作の映画)

2.8

どーした、キュリレンコ?「ガンズ&パレッツ」と言い、2022年に連続して低評価な映画に出なくても。
もう、43才か〜、スタイルも美貌も色気も出ていい女になったなぁ。昔は尖ってたイメージがあったけど丸く
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.4

カウボーイに憧れる少年と行き場のなくなった老カウボーイのロードムービー。
イーストウッド91才にして監督・主演は頭が下がるばかり。
"昔はマッチョだった"なんて台詞でも言うのは嫌だし、マッチョな頃のイ
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.2

伏線回収しないのとオチない映画は満足度が低いと思っている。これは前者の方。
パーフェクトドライバーと言う割に冒頭のカーチェイスだけと言うのは寂しいが違うドライバー🪛が武器になってる。

脱北者だったり
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ラルゴ・ウィンチ(2008年製作の映画)

3.3

ラルゴ・ウィンチは「宿命と逆襲」と「裏切りと陰謀」の2作あるが、本作は最初から2作目ありきではない作りになってるものの多少は登場感が先行したものになってる。
巨大企業グループの後継者を巡る、腹心やライ
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プレデター2(1990年製作の映画)

3.7

見返してみるもんだ。いろんな発見があって面白かった。初見ではシュワちゃん人気にあやかった2作目B級映画と思ってた。
ダニー・グローバーは出ているものの、他のキャストは知らん人ばっかりだった記憶がある。
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ターゲット(2010年製作の映画)

2.9

なぜこの映画の評価がこんなに高いのか、ちょっと見て損した印象。
クライムコメディと言いながら笑えるところはほんの少し、盆栽の葉を全部落とすところくらい。と言うかイギリスに盆栽と言うのが逆に新鮮。
気ま
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.6

警官になる目的も曖昧だった学生が事件に遭遇して正義に目覚めると言うストーリーもベタながら気持ちいい。
評価も高かったので期待したところはあったが、そこそこ満足。
前振りの走ること、逮捕術、勉強したこと
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ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994年製作の映画)

3.6

ラストがちょっとあっさりと言うかもったいない感じ。トミー・リー演じる本IRAの爆弾プロによる復讐がじわじわと身に迫る緊張感に加え、爆弾処理するハラハラの連続。
仲間や叔父さんまで殺され、次は家族と言う
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.7

これで全作完走、集大成と言うことだろうか?スカイ・ネットを壊滅させても新たな敵が、と言うんならいつまでも続くが、、、

ターミネーター=シュワちゃんであり、サラ・コナーはリンダ・ハミルトンだからこその
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耳をすませば(2022年製作の映画)

2.4

アニメに寄せようと頑張っているのはわかるけど、少女の月島も大人の月島も違和感。
松坂桃李の雨沢はストイックさだけはキッチリ再現できてた感じがするものの、アニメにはアニメの良さがある訳で実写にしたら台無
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

ゴジラが出てくるシーンはさすが視覚効果賞と言える。街を破壊する圧倒的な力強さ、ゴジラの光線などは音響とともに凄い迫力だったのに、人間ドラマがちと臭かったかなぁ。

アメリカの原水爆実験によって目覚めた
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ガンズ・アンド・キラーズ(2023年製作の映画)

2.6

ニコケイ出演作の8割は駄作説。これも低予算B級映画。
今まで何度も見てきたような設定の中、喜怒哀楽のない父娘の復讐劇。
深みも捻りもない早送り映画としか思えない。
20年越しに復讐に訪れた男もザコい、
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錨を上げて(1945年製作の映画)

3.5

フランク・シナトラの歌とジーン・ケリーのタップダンスを堪能できるミュージカルコメディ。
とは言え、公開が1945年7月14日と言うことであり、終戦の1ヶ月前であり、原題そのものがアメリカ海軍行進曲「錨
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

で、結局何なの?
アーサー王伝説は知っていても甥のガウェイン卿って知らんし、、
騎士になるためにはヘタレのままじゃいかんよ、覚悟決めろよってこと?
進撃の人いるし、良く分かりません。
自分には苦手な映
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スパイダーウィックの謎(2008年製作の映画)

2.7

フレディ・ハイモア人気にあやかって2匹目のドジョウ狙いのファンタジー。
まず、双子役である必要性があったのは1回だけならその必要もないし、ガキンチョの好奇心でこうなったくせに困ったらママ、ママ、大変な
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ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

3.9

ところどころ覚えていたけど、こんなにタバコ吸う姿がカッコ良かったとは、見返すもんだ。
ダイハードの警官が私立探偵になっただけとは言え、ザ90年代の映像と言い、この頃のハードボイルドな髪があって動けるブ
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.6

確かに"予想外のラストがあなたを待っている"でした。囚人たちの演劇が評判になり劇場の規模が大きくなっていく過程でてっきり最終公演で大拍手の後更生していくと誰もが思うところ。
完全にその上の演出に👏
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がんばれ!チョルス(2019年製作の映画)

3.7

善い行いをした人には善いことが返ってくる、「善因善果」な映画。
チョルスの過去が明らかになる後半、断然盛り上がり面白くなってくる。
前半はちょっと知恵遅れ的なチョルスのコメディに振っておきながら、後半
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.9

いつ泣かせにくるのかちょっと身構えてしまったが、確かにあのシーンは感動🥺する。
でも、それまでの流れがコメディが強かったので印象はそっちの方が強い。あの4人がまさか○○とは、心残りと言えばその通りだが
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コードネーム:バンシー(2022年製作の映画)

2.5

こりゃ、また残念🫤な映画。バンデラスもヴャンダムやニコケイと同じで作品に恵まれない。
ザルのような脚本、映像でさらに質を下げる監督も一から出直し。めっちゃ低予算でバンデラスに金使い切ったとか? 

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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.7

今やハリウッドのヒットメーカーとなったジェラルド・バトラー、毎年結果を残している感じ。
持ち前の悪人ズラが「なんとかする男」にピッタリで本作でも遺憾なく発揮。
今回のトランス機長は傭兵並みの強さ、精神
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ディヴィジョン(2020年製作の映画)

4.1

これはなかなかの出来だと思うけどなぁ、多発する身代金目的の誘拐に対して、解決に向け手段を選ばない警察の構図。
議員の娘の救出もあと一歩で後手に回る、犯人につながる協力者が警察内部にいるかも、誘拐そのも
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風と共に去りぬ!?(2012年製作の映画)

3.5

オーシャンズならぬドンムと10人の仲間、ドンムズ11かな。それぞれの特技を持った11人が集まり、悪徳官僚から氷を奪う。
失敗しそうなハラハラもありながら基本コメディなのでそこはなんとでも、穴掘りの最後
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ロスト・ストレイト(2018年製作の映画)

3.5

イラン・イラク戦争の命運を分けた戦いをイラク🇮🇶側から描いたもの。凄いリアルに感じたし、ドキュメンタリーのようでもあった。
腕や脚がもがれ、仲間がバタバタと倒れ、ヒーローもいない映画。
軍隊の統制や作
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

未だにウェス・アンダーソン映画の良さが分からない。傾向としては大勢の有名役者が出演すること、役者が笑わないこと、映像が絵のようなこと、が特徴。
ビル・マーレイ、エドワード・ノートンが良く出演してるのも
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ゲットバック(2016年製作の映画)

3.2

ジャケ写のような爆発や銃、ヘリも登場せず、至ってシンプルな素人による銀行強盗劇。
役者のペーター、ボクサーのクリス、広告マンのマックス、投資顧問のトビアス、それぞれがらしい性格と風貌、クセの強い4人が
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ヴェンジェンス(2017年製作の映画)

3.1

「憲法には全国民が弁護を受ける権利が明記されている、残忍な犯罪者に対してもだ」と言う現実。

道楽息子とその仲間、溺愛する親へ正義の鉄槌を!と言う感じ。
一人ひとり無表情😐に制裁を加えていくニコケイ演
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コンフィデンシャル:国際共助捜査(2021年製作の映画)

4.2

前作は南北融和が見え隠れ、本作はそれにアメリカまで参戦し"共助"するものの、ハードなアクションに加え、ユ・ヘジンならではの"情け無いおじさん"要素も強くなり映画としてパワーアップ。
北のヒョンビン、F
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

3.4

アルゼンチンもいい映画作るので期待してたが、これはそれほどでもなかった。
最大の武器は"歩けないこと"と言うけれど武器として使った場面はないし、ここまで母娘に肩入れする理由も弱い。
情緒的な理由よりも
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.4

う〜ん、残念と言うか勿体ない。いい感じなのにノワール感を出したいのか、ハードボイルドなのかバイオレンスに振りたいのかどれも中途半端。
岡田だけハードボイルドで坂口のサイコさもmiyaviのカリスマ感も
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

4.1

愛妻に先立たれ酒浸りになる老作家がいろんなハンディキャップを持った人々と触れ合うことで生きる希望を取り戻す。

モーガン・フリーマン演じるモンクの言葉が作家だけあって一つひとつに重みがあったし、3人の
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スーパーヒーロー ムービー!! -最’笑’超人列伝-(2008年製作の映画)

3.1

"さえない僕"の登場シーンのボケ3連発で掴みはOK。ライミ版スパイダーマンをベースにMARVELのファンタスティック・フォーやX-MENを足したパロディ。
1分に1回くらいある小ボケは序盤は笑えた🤭が
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龍楼閣 非情都市(2020年製作の映画)

2.3

あらま〜、残念🫤、低評価なの納得。
設定は必殺仕掛人のようで、タイトルもそれっぽかったのにガッカリ。
バイクで行って殴るだけ?こんなんで恨み晴らせるわけないやん。それに、チームと言いながら、どう言う特
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エージェント・コーディ(2003年製作の映画)

3.8

期待に反してと言ったら申し訳ないが、意外と面白かった。
悪者側の本格的な計画に対してCIA側はちゃんと理由があって15才の少年エージェント、またCIAスタッフが使えなくてそのギャップも面白いし、家族が
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.3

「山桜隠したその葉が僕は好き」なるほどね。SNSで始まるのなんか今どきの始まりだな。
爺さんの想い出が詰まったレコードを探す、自分の引越しと重なる、気になる女の子に言えない、、、こういう男子もいるだろ
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