閉じた環境での人間関係の複雑さや内争をバックグラウンドをしたことは何となく分かるのだが、だから何?って感じだ。
バックに音声を流しながらホテル・部屋の様子を示し,彼女たちがどのような酷い目にあって,傷ついたのか直接的でなくとも分かる演出が秀逸。
とりあえず売り上げも確保しなければならない斜陽商業雑誌編集のつらい。どんどん順応していく中でも、一種の高い志を失わない主人公は気持ちいい
最後に示された案に乗っていしまうという会議あるある。そして悲しい案がたった半日で決まる。
母に愛されているのは十分に理解しているが、「一緒に過ごす時間」を求める主人公。
逃げる様が素晴らしい。途中からシャア・アズナブルみたいだなと思いながら見ていた。
今敏で2022年の映画締め。時代劇、メロドラマ、SF等が入り混じりながらある女優の初恋や人生を走り抜ける唯一無二の90分間。
中国で作られたJホラー的な映画。でも最後の展開やネタ晴らしは個人的にはガッカリ。もっと理不尽な、意味不明なものであってほしかった。
序盤は全然乗れないし、なんとなく物語の仕組みも予想は付くが、終盤はとても良い。
ケイコが何を考えてるのか、なぜボクシングに打ち込むのか、はっきりとは分からない。そのことが素晴らしい映画だ。
毎年クリスマスに見る、最高の奇跡のコメディ、家族映画。改めて、アニメーシヨンが素晴らしいと思った。
ドウェイン・ジョンソンのキャラクター性と肉体が映画に説得力をもたらしている。DCはこの映画のようなヒーロー系、バットマンのようなダーク系、ジョーカーのような社会性の高い映画等、物語の範囲が広くて良い。
スラムダンクがもつ物語の強度がすごく高い。試合ラストの演出カッコいい。
菅野美穂の容姿や演技はもちろんなのだか、声が凄くいい。世紀末の暗い感じが満ちている映画。
心も身体も痛い映画だった。主人公の意識とともにホワイトアウトした時、ホっとした。
最後の選択は美しいとも思うけど、ある意味でバッドエンド。叔母と会話で題名が「シスター」であることにジーンとくる。
もっとバーでの会話ドラマかと思っていたら、あるとても悲しい事情を抱えた夫婦関係の話だった。お墓のシーンまでは素晴らしかった(特に遠藤久美子が突出して良い)が、ラスト15分間はストーリーが散漫な感じがし>>続きを読む
ある種「おもしれー女だな」展開で、全世界で愛されるストーリーなのだなぁと思った。ただパリのディオール内でハリスさんが受け入れられる過程が急すぎな感じもした。
生きてくうえで必要なのは「実感」。安藤サクラはもちろん、子役の坂元愛登の演技が素晴らしいし、演出・ストーリーもよい良質な邦画だった。
演者陣は良くて(高畑淳子はやり過ぎに感じたが),母娘の目線が入れ替わりながらの展開で退屈もしない。でも何か物足りない。同じ原作で「母」や「娘」の経験がある女性監督が撮ったらどんな感じになるのかぁ
もっとサスペンスかと思っていたが、恋愛要素が強い。クズ男や近隣住人に傷つけられながらも、生物の生存戦略を見続けてきた主人公がとてもよかった。ラストはまさか。。。みたいな展開もあって、見どころ満載の映画>>続きを読む
今年一番心が読めない殺人者。俳優キャラが招かれた理由に笑うわ。あとアニヤちゃんの怯え顔を久しぶりに見れてよかった。
テーマ的に5年ぐらい遅いような。。。気もするが、語り継ぐことも大事だとも思う。他はいつもの新海誠作品だった。
4年ぐらいの周期で劇場で流してほしい。FSSが動いていた、FSSの音がした。GTMの動きはもちろん、風、雨、雷などの自然描写が丁寧で素晴らしい。
赤ちゃんの取り違えが主なテーマなのだが、そこから親子⇒家族⇒地域社会まで繋がりが発展していく。ペネロペ・クルス演じる主人公は男女構わずモテモテ。
BGMでちょっと笑ってしまうが、女性の体が美しかった。自分が想像するロマンポルノに3作品のなかで一番近い。
画面の密度、ディテールが凄い。
ものづくりに勢いがあって、科学技術で未来が拓けると邁進してた時代を反映したような映画