うろさささんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.1

タブーなんてないのよ
この世は異物を排除する傾向にある
ギリギリで生きてないと、人の絶望に気付けないし絶望にやられる
愛があるから人は活動すること、自己解決することができる

旅猫リポート(2018年製作の映画)

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僕はとある誤解をしていた、自分の生い立ちについてだ。
親は何でもやらせてくれた。だけど、何も教えてはくれなかった。何も教えてくれなかったから、何しても意味がなかった。無意味な時間を過ごしていた。自分の
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.2

エヴァは私より先に逝ったよ。私の行けないどこかに行った。私もどこかへ行く。私だけが行けるどこかへ。だからいいんだこれで。
ありがとう、エヴァンゲリオン。
(2021年3月22日
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セッション(2014年製作の映画)

4.4

絶対的な夢と全力の絞りつくし、
鬼畜の一面も、裏では全力の一助になっている
一人の夢と、別の一人の夢がぶつかり交わり、世界が一歩進む
全身全霊の魂を、音楽を殺さないためにどうしたらいいか?

ラストシ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

恋とか愛とか相性100%とか運命とか、あるのかね。この世の中で,人間は人間を見続けることができるのだろうか

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

4.0

わーー懐かしいーー自分の地元もこんな感じだったーー東京に憧れていたー
誰でも悩みを持っていて、高校が終わったら自己責任で、故に自分との戦いで人生が作られていく。
高校時代を欲しがるのは、過去に比べ落魄
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恋空(2007年製作の映画)

4.0

恋は愛につながる。
愛は特権だ。家族でさえ愛すことができない私には、人を愛す資格などないんだろうと思う。
愛の形は無いけど、生きた証として認められる。
愛は特権。生きることができる私は、人を愛さねばな
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初恋(2006年製作の映画)

4.0

60年代は東京も綺麗ではなかった。ただ、エネルギーに溢れていた。
単車カッコいい、、、

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.0

愛おしかった。分かりやすかった。面白かった。みんな愛せる。キャラが愛おしい。曲もいい。ゆら帝。
序盤で引き込まれて、後半、グチョグチョ、でも一瞬だった。面白かった。

39 刑法第三十九条(1999年製作の映画)

4.0

所詮データなんて作れる。
人格だって作れる。
ただ、つくれない人格もある。
つくれない人格こそ、真理か。

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

地方は人好きにはたまらんたい場所け、死は愛する人を奪っていってしまうんけ、それは避けられないんけ、そういうもんけ。

ボーイズ・オン・ザ・ラン(2009年製作の映画)

4.0

一生懸命になれることって中々ない、し、行動するとしないとでは大きな差がある。何もかもを賭せるか、それも一生懸命の一因子なことは自明で、ちあきと田西には"何"があったのだろうか。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

親は実は子育てしたくないのかも知れない。
子供が産まれて、予想以上に大変で、「こんなはずじゃなかった、どうして私が子供達のために大変な思いしなければならないの」と思っているかも知れない。親になったとし
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

絵の中なら、ありのままでリリーは生きられる。
なぜ人間は、型を作った?それは不完全な型であり、だからこそ型にはまらない事が起きる。型にはまらぬ存在は、攻撃され、苦痛を伴う。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

> 私に今できることは、仲原っちにパスタを作ってあげることだけしかない。
これも愛の一種に思える。
山田は、何故かスミレさんのことが嫌いになれなかった。
俺の愛は誰かを不幸にしていないか?
愛ってな
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

月の明かりは、太陽とは違って、静かに照らしてくれる。自分の存在を照らしてくれる。
世情や、現実はどうあれ、自分はここにいるし、家族も親しい人もそこにいる。それも事実であり、自分が自分たる所以となる。

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.9

子は学ぶ、ゆうて大人も学ぶけど。赤ちゃんを見て初めて泣いた。やはり、個人的には家族という概念がむず痒い。我が父親に感謝したいと思えた。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.0

本人が本人の力で考えることを願う父。子を対等に扱った父。
父の死は彼には解せぬ形で残り続け、彼は父の死の理由を尋ね悩む。
父の死は誰のせいか?他人はそれを誰のせいとするのか?
死の淵、日々の幸せを思い
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

4.0

自分にとっての「素」とはなにか?
素で接することはリスクを伴うが、素で接することが、大切な人と関わると言う状況については適切だと考えられる。自分が自分でいられる状況をいかに作るか。

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.0

「生きてるのに、死んでんじゃねえよ。」という謳い文句。未成年だって、つんどいものはつんどい。心が動かされた。好きだった。

人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

どうしても、障害を持つ人を避ける傾向にある。障害を持たない人と全く同等には扱えないのがわたし。ネッロのように振る舞えたか私は?
障害を持つ人は、どうやら、全力で生きている。荷物持ちも全力でやり、相手に
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.7

最初の歌から、他人事でない感じを得た。
セラピーや薬を利用しているものの、病気ではなく、普通の人間である。だからこそ共感できるのか。
誰も独りではないことを強調していた本作、助かる手段、道はある。ただ
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.1

ラブレターは形式を限定しない。
愛も種類を限定しない。どこにでもいつでも存在する。
そんな、普遍的で有意的な愛をふんだんに入れた作品。観ていて、エネルギーのようなものを得られた。エネルギーが溢れ、可笑
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.1

手に汗を握った。肉体的にも精神的にも鍛えられるような作品だった。
視聴を終えた後も、熱血のようなものが心に残った。
モチベーションを得られる一作品。