まつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 51ページ目

まつこ

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ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.6

ヨーロッパ勝戦記念日を迎えた夜のロンドンにもしもプリンセス二人がお忍びで繰り出したとしたら…なとっても可愛いラブコメディ。

もう二人のプリンセスが可愛過ぎて可愛過ぎて!特にマーガレット王女を演じたベ
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エタニティ 永遠の花たちへ(2016年製作の映画)

3.0

巡り巡って繋がる命。
ルノワールの絵みたいな作品だなぁと思った。

かけがえのない誰かがそばにいるからこそ「生きている」って感じられる。

ジェレミー・レニエはやっぱりいい役者さんだなぁ。ボロボロの犯
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愛すべき女・女(め・め)たち(1967年製作の映画)

3.5

娼婦に纏わるオムニバス。

「う、もー!」な感じで「NO!」といいまくるところが好き。イヤよイヤよもスキのうちってのは全部ホントじゃないにしても男と女の駆け引きには必要なのかな。

どえらくポップな感
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大阪物語(1957年製作の映画)

3.6

器というか人としての魅力がないと誰もついていかないし、いけないよね。

にやっと笑ったお歯黒が最高。
ガメツさは身を滅ぼす。

中国女(1967年製作の映画)

3.4

マオマオと赤と青と黄色。

私が今大学生でちょっと拗らせた正義感と政治や社会に対する不満があれば洒落たカフェでモリ○○学園について語りたくなるのかな。そんな時にコレを見ちゃったら余計に拗らせそうだ。
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彼女たちの舞台(1988年製作の映画)

3.6

舞台も映画も虚構だけれど誰かの人生だってそうなんじゃないかなんて思ってしまう。
深夜に引っ越し準備をしながらぼんやりしていたら私のこの時間もまやかしなんじゃないかなんて思い始めた。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

結構似てるなぁ。とってもあちらの国らしい仕上がりだなぁと思った。

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.0

北欧の養護施設での実話をベースに作られた物語。

予告を見ていたから何が待っているのかわかっていたけど…想像以上に観ているのが辛かった。

誰かの過ごした時間なのかなと思うとやるせない。こんなことなく
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.8

ボロボロに泣いた。
こんな通学微笑ましいなぁ。
優しい嘘だなんていらないって若い頃は思ってたけど、真実ばかりが優しいとは限らないって今なら思えるようになったかな。

誰かを思うからこそ起こしたい奇跡が
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.4

彼に会えたことは嬉しかったけど唸りつづけてラストを迎えた。

追記
何度見てもカントリーロードで泣く

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.8

ある程度キャリアを積んだ女性が観たらなんとなく自分に重ねてしまうんじゃないかな。

薬でぶっ飛びやしないけどお酒で流す夜もあるし、お父さんに見せられないことだってあるし、迷って焦って泣きたくなる日だっ
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ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

3.6

ぐるぐる回るロータリーで一緒に涙ぐんだ。紅を引き現実に戻る。

私と誰かの境界線。
はじめに決めておかないとずるずるずるずるぐちゃぐちゃになる。
そう、あのラストのように。

どんぴしゃりというわけじ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6

ほうほうほう…
うーんうーん…と唸りまくっていたように思います。

思った以上に戦争映画でした。
個人的にはBB-8よりR2の素朴でちょこんとした感じが好きなんだなぁと。

泣いたけどね。

リュミエール!(2016年製作の映画)

3.5

ここから始まったんだなぁというトキメキとキラメキが詰まっていた。

誰でも楽しめる娯楽。
そう、映画は小難しいものじゃない。

あんなことがあったな、こんなこともあったなって誰かの人生に想いをのせて笑
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.3

エッジの効いたオープニングから心鷲掴み!ここだけでも鼻血が出るくらい好き!

色彩美と音楽に煽られて心臓がポンポン鳴り続けた。バイオレンスなのに美しいのはトム・フォードだからなのかなぁ。洋服と同じでタ
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逃げ去る恋(1978年製作の映画)

3.7

回想に繋がるのは母との記憶。
どう過ごしてきたかが未来に繋がる。

相変わらずのダメ男ではあるけどよかったねぇと思えた最後。とてもロマンチックだった。

最初に聞いた歌が違って聞こえる。歌詞のひとつひ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.6

私が母を思ったらどんなエピソードを思い出すのかな。

みんなどこか不器用で。そんな不器用さが愛おしい。

エル・ファニングのアンニュイ感が好き。お姉ちゃんは子役の印象が強すぎて優等生感が私の中で消えな
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ウソはホントの恋のはじまり(2013年製作の映画)

3.4

自分を偽っていると愛されていてもその愛を信じられない。
愛に疑問をもっていたら自分をも愛せず、信じられず、誰にも心を許せない。

そんな男が固く閉められた扉を開けて一歩踏み出す。

彼も彼女もあんまり
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かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

3.0

お母さんが観るとまた違うんだろうな。

見守ることって心のゆとりがないと難しい。でも何でもかんでも褒めるのもどうなのさと思うこともある。怒るのは感情の爆発。叱るのとはまた違う。

食べちゃいたいくらい
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アンノウン(2011年製作の映画)

2.8

この設定でバッキバキなリーアムニーソンを見られたらもっと楽しかっただろうなぁと思いました。

日曜の夜にぼんやり見るには良さそうな気がします。

ベルサイユのばら(1979年製作の映画)

2.5

ベルばらってこんなだっけ?

友達のお母さんの漫画を読んで確か号泣した気がするんだけどなぁ。「ドゥミ×ミシェル・ルグラン×少女漫画」っていう組み合わせは最高なんだけどなぁ。

溢れる煌びやかなコント感
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冬物語(1992年製作の映画)

3.6

もし、バカンスで出会った運命の人と別れたらどうするか。

相手をひたすら待つのか。
手頃な男と楽しむのか。
揺れる乙女心はとっても複雑。
愛の結晶が雪のようにきらめく。

ってな作品なのですが…どうし
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獅子座(1959年製作の映画)

3.0

のらりくらり暮らしていた男が遺産が入ると知り浮かれまくって野垂死にかける話。

右側に横たわる人と左側で愛を語らう人。彼はその真ん中のちょっとだけ右寄りをヨロヨロとひたすら歩く。

働かざる者食うべか
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グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

2.8

ドラン印のドキュメンタリー。

ドラン作品をいくつか観てからの方がいいかな。いつも通りの早口なドラン節を観る前に見ちゃうと変なフィルターがかかってしまう気がするから。

何テイクも言い回しをドランくん
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特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.4

結局3-2-1で観ることになった特捜部Qシリーズ。

海外ドラマ✖️2時間ドラマみたいな感じだったけど今作も面白かった。

愛、アムール(2012年製作の映画)

3.6

閉じ込められた愛の行方。

誰よりも愛おしいのがわかるから悲しい。彼のようにならないだけで閉じ込められた空間の中で窒息しそうな夫婦はどこにだっている。

在宅だからじゃない。
病院にいたって変わらない
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真昼の決闘(1952年製作の映画)

4.0

切ないねぇ。ラストシーンがすきですねぇ。ほぼほぼドンパチのない人情味溢れる西部劇。

結婚式でいきなり夫のゲイリー・クーパーに「町を出るぞ!」と言われ、訳もわからず「ハイ♡」とついて行く頭弱そうなグレ
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信長協奏曲(2015年製作の映画)

3.5

ドラマと映画を2日ぐらいで見切った私はただひたすら泣いていた。

原作を知らないからありのままに見られた。当て書きだからすーっと入ってきたのが良かったな。
習った歴史が変わっているように、新しい発見と
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ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート(2012年製作の映画)

2.8

NYの老舗デパート・バーグドルフのPR作品。

煌びやかな世界におおっ!と思ったのだけど過剰なよいしょに胸やけした。ティファニーの作品でも思ったけどPRがすごい。ずっと言われ続けると言葉に重みがなくな
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美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)

3.2

贋作を美術館に送りまくった男の話。寄付だから詐欺にならないってのがすごい。

男と母を繋ぐストーリー。
切り取られた時間を永遠に変えたかったのかな。

アドバンスト・スタイル そのファッションが、人生(2014年製作の映画)

3.7

歳を重ねて輝く魅力。
可愛いおばぁちゃまたちを見てるだけで胸がキュンキュン!

「年なんて関係ない!」と言いながらも感じる残された時の短さ。
力強さと湿っぽさが絶妙。

その昔、すれ違ったマダムが紫の
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探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

2.8

小雪の透明感のすごさよ。
松田龍平をもっと見たかった。
松重豊さんには満足。

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.3

今回もそんな感じなんですね。

主人公が医者だからド底辺ではないのかと思った矢先、事件を通して闇の部分をまやもや見せてくるダルデンヌ兄弟。個人的には煤けた感じの画が好きだから最近のシャープな感じは好み
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オードリー・ヘップバーンのモンテカルロへ行こう(1951年製作の映画)

3.5

赤ちゃんは誰の子⁈
ドタバタコメディのミュージカル。

「オードリーの」とありますが、オードリーは脇役でそんなに出てきません。でもキュートでハイテンションな彼女がとても作品にマッチしていると思います。
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