まつこさんの映画レビュー・感想・評価 - 61ページ目

まつこ

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ファブリックの女王(2015年製作の映画)

3.0

マリメッコ創始者、アルミ・ラティアの物語。

ドキュメンタリー作品なのかと勝手に思っていたのでちょっと求めていたものと違いました。マリメッコ好きやマリメッコをもっと知りたい!って人にはいいのかもしれま
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ツバル(1999年製作の映画)

4.2

言葉がなくてもきっと伝わる。

可愛いあの娘と大切な場所を再開発から守るために少年が立ち上がる!夢と希望と淡い恋が詰まったとっても可愛いファンタジー。

セピア色の映像にキュンとした。
セリフがほとん
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.0

人生ってひょんなことから動き出すのかもしれない。

世間知らずのお嬢様が家出中に見つける愛の物語。

ベッドを隔てるジェリコの壁がロマンチック。天真爛漫なエリーは何だか憎めずとってもキュート。テンポ良
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マッドマックス 怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション(2015年製作の映画)

4.8

白黒になっただけだと思っているアナタ!そうだけども、それだけではありません‼︎

より荒廃した雰囲気が出ているし、細部まで見やすく、何より表情がとてもわかりやすくなったと思います。とにかくカッコイイ‼
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追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

3.7

大切だから言えないこともある。
受け止めてくれることもわかっているけど、あの人が愛している自分のままで居たいんだ。悲しませたくないし、苦しませたくないんだ。

息子を失った母と愛する人を失った青年の再
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.9

あなたの声はいつ聴こえるのだろうか。
そもそも、私の声はあなたへ届いているのだろうか。

冒頭の静寂に唸り、期待が高まる。
仕事終わりに寝てしまうのが心配で休みまで取っておいた本作。きっと疲れて観に行
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.7

なれるものなら魔法使いになりたい!と観た人はみんな思うはず。

ジェイコブとクイニーのシーンには常にウルウル。あの傘のシーンもラストのお店のシーンも良かったなぁ。今年の暫定best kissシーンかも
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.2

※IMAX 3D鑑賞をオススメします

時間に囚われていることって実は幸せなことなのかもしれないな。

〝カンバーバッチ×マーベル〟で期待が上がらないワケないじゃない‼︎と楽しみにしていた本作。

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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

5.0

とにかくカッコイイ!
もうコレに尽きる‼︎

イーストウッド×リー・ヴァン・クリーフ×レオーネが届ける不朽の名作西部劇。

どんだけ撃ってもアイツが当てられなかったのに額ど真ん中を貫いてくる凄腕に痺れ
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.5

とにかくカッコイイ。

ドン・コルレオーネが一番カッコイイけど、好きなシーンはやっぱりあの人がトイレでアレを取ってアレをするシーン。

血の繋がり、家族への愛、暴力を超えた深い想いが、一番光に近かった
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.6

マヌケな挨拶がこんなにもジーンとさせるだなんて。

お遣いに出ただけなのに…
自称異星人の持つ謎のスイッチを押してしまったがために不思議な惑星キンザ・ザに迷い込む不運な男たちの話。

やばい!めっちゃ
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冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009年製作の映画)

3.7

その復讐に意味はあるのかい?
娘に仇討ちを頼まれた男が待つものとは。

スローモーションの多用にちょっと吹いてしまったけど、シャープな画から漂う男臭さはキライじゃない。大義を持つ男のカッコよさはやっぱ
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SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜(2010年製作の映画)

4.0

叫べ!叫べ!コンニャクラッパー!
声にならない思いを繋げ‼︎

サイタマノラッパー第2弾。
群馬に舞台を変えてパッとしない女子たちが繰り広げるちょっぴり苦い大人の青春物語。

あの頃思い描いてた自分と
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荒野の七人(1960年製作の映画)

4.0

「七人の侍」のリメイク。
設定やセリフはほとんどそのままの西部劇。

思ったよりカラッとしていた。
サクサク進むけどしっかりカッコよさが詰まっている!

「七人の侍」には笑いもあるけど無情さが押し寄せ
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ジギー・スターダスト(1973年製作の映画)

-

「CELEBRATING DAVID BOWIE JAPAN」があるし、週末は「DAVID BOWIE is」に行くので気分を上げるために鑑賞。

デヴィッド・ボウイがグラムロック期の架空のスター〝ジ
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ショート・カッツ(1993年製作の映画)

5.0

人は人生に囚われている。
今日が続くことはあり得ない。
良くも悪くも何かが起こる。
だからこそ「無害」なんてものはこの世に存在しないんだ。

LAを舞台に22人ものキャストをアルトマンが華麗に操る群像
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.7

エゴンシーレを支えた女性たちを軸に彼の人生を追いかける。

彼のズルさは男だからなのか、芸術家気質だからなのか最後までわからなかったけど、自分の欲に正直な人だったのかもしれないな。

ヴァリを演じたフ
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ミックマック(2009年製作の映画)

3.7

銃弾を受けた男が武器商人を追い込む復讐劇。

ジュネ節炸裂!
やっぱりジュネ作品の色が好き。
このユーモアセンスも好き。

仲間たちがまたいいキャラなんだ!

最近ストレッチを頑張っているのですが…い
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パリは燃えているか(1966年製作の映画)

3.4

フランス・レジスタンスと自由フランス軍を中心に描いたパリ解放までの物語。

思ったよりもゆるかった。
呑気さとユーモアの中にしっかりと刻み込まれる残忍さ。
明るいノリで進むけど、やっぱり街中に戦車が走
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SR サイタマノラッパー(2008年製作の映画)

3.5

ほとんどの人は一般ピープルなのだ。だけど、夢を諦めなければ埼玉からアメリカまでソウルは飛んでくのかな。ファッキン東京をも越えて。

もともとラッパーの「オレわぁ〜」という感じの口調とファッションが苦手
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ルーキー・ハウス・ガール(2011年製作の映画)

3.4

ラブコメ×サクセスストーリー
母の死を越え、雪山越えて。
ついでに恋の壁も乗り越える‼︎

フェリシティちゃんの素朴さがいい。深々とするお辞儀のシーンは声を出して笑った!

恋のお相手役は御曹司がよく
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ヒップスター(2012年製作の映画)

3.7

曲がれない。
向き合えないから真っ直ぐにしか進めない。
手招きして誰かが微笑んでも手を伸ばせないから振りほどいて、傷つけて、今日も真っ直ぐ走ってしまう。

ちょっと売れてきたシンガーソングライターに群
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レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.0

最近まで生きていたのがすごいな。

時々挟まる詩的なモノローグは好きだけど全体的に地味なのは否めない。

エミリーの60'sの衣装やヘアメイクはどれも素敵で欲しくなった。今回も危うさがよく似合う。彼女
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ホーリー・モーターズ(2012年製作の映画)

3.9

人生には愛がある。

ドニ・ラヴァンが様々な人物を演じる長い一日を追った自叙伝のような?本作。

出だしから〝らしさ〟に溢れていた。壁紙つたってカリカリカリってカッコよすぎますよ!

どの画も素敵なん
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.0

「うん、ティムバートン!٩( 'ω' )و」な作品でした。

キャラ立ちした子供たちが立ち向かうシーンは好きだけど、「…もう何回もやられちゃってると思う(。-_-。)」と身も蓋もないことを思ってしまっ
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

5.0

言葉にするのが難しい…
ここまで終始同じ緊張感が続く作品も珍しい。

大戦中、占領していたデンマークに連合軍が進入できないよう無数の地雷を埋め込んだ独軍。敗戦後、その処理をさせられ続けたのは独軍の少年
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パリよ、永遠に(2014年製作の映画)

3.8

パリを守りたいものとパリを壊滅させたいものとの攻防戦。

二人の交渉劇は地味だけど重厚感漂う。もし本当にパリが燃やされていたら…考えるだけでゾッとした。

舞台の映像化と知り、納得。
ひとつの空間で駆
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世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

3.7

何も持たずに生まれ、
何も持たずに死んでいく。
彼の口からそんなことを聞くことになるだなんて。

世界の果ての子どもたちの通学路。
山を越え、野を越えて。
馬にまたがり、ゾウから逃げて。
命がけの通学
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何者(2016年製作の映画)

3.1

看板を背負わないから言えることと言えないことってきっとある。
自分が何者かなんてきっと誰もわからない。

思ったよりサラッと観てしまったのは、私が彼らより色んなことを見てきたからなのかもしれない。何と
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.0

イップ師匠ーーー‼︎

ローグ・ワンを観たらイップ師匠に無償に会いたくなった。

相変わらず人格者だなぁ。
前作の方が好みだけど、争いを収めるために闘うイップ師匠のカッコよさは健在!

また師匠同士の
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.2

泣き疲れたけどスッキリ劇場を後にしました。

公開から日が経ったこともありレイトショーはちょっぴりさみしい感じでしたが、終始私は大興奮と大洪水。嗚咽を堪えるのに必死!
エンドロール中「あの人めっちゃ泣
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.2

劇場に行ってきました。

やっぱり「クリプラの映画だなー」と言うのが私の感想で、劇場で観ても一番テンションが上がったのはあの人が叫びながら帰ってくるシーンでした。

個人的にはやっぱりあんまりグッとこ
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.5

可愛いメリルといつも通りのヒューが見れる愛に溢れた作品。

「ヒューもおじいちゃんになってきたんだなぁ。」そんなことを思いながら眺めてました。

青春時代の好きな外人さんは、ヒュー・グラントとフィリッ
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.5

言い訳したって、投げやりになったって、明日はやってくるワケで。

なんでも半ば諦めが過ぎる彼女が踏ん張るあそこは好きだけど、タイプが違いすぎて共感できずに見守っちゃったかな。

スイカみたいなおっぱい
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.3

とっても観やすいポップなエロス。大根監督カラー満載。

でももっと過激でいいんじゃない?と大根監督だからこそ期待してしまう。
役者さんがいいから余計にシナリオにも欲がでちゃったのかもしれません。

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すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

3.5

二人の思いが心を紡ぐ。

とってもロマンチックな一作だった。素朴な、素朴なタイの物語。

またタイに行きたくなった。