Mariaさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0


同じ刑務所物の名作である『ショーシャンクの空に』と同じ、フランク・ダラボン監督と、トム・ハンクスの強力タッグで、
繰り返し、見る程にどんどん味が出てくる作品。
マイケル・クラーク・ダンカンがはまり役
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

名作として人気が高いが、はまらなかった。
アンディが頭脳を使って闘っていく様はカッコ良い。
屋上でビールを飲むシーンがとても楽しげで印象的。

イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

4.5

アンドロイドと人間の境目が曖昧すぎて、ここまで来ると人権があるのではないか?差別なのではないか?と思い、ではどこから人と同等に扱う必要が出てくるのだろうと考えさせられた。
不思議な雰囲気で、観た後に強
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

とにかく派手でテンポが良くてスリルがあって面白い。
最後のクリスマスのシーンは寂しい気持ちになりつつ、ルパン×銭形コンビの互いへの愛着みたいだと思った。
ドラマティックすぎて、実話なことにとても驚いた
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アラジン(2019年製作の映画)

5.0

青いウィルスミスにめちゃくちゃ笑うし、眼鏡姿がセクシーで眼福だった。
全てのシーンが豪華で明るい気分になれ、原作の良さがさらに引き上げられている実写化。
そして、新しく加えられた歌のSpeechles
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.5

日常を淡々と描く中で、丁寧な心理描写がされており、これぞ邦画という空気感の作品。
夏のジメジメして気怠い感じや、秋に向かって季節が変わっていく時の物寂しさの表現が上手い。
3人の関係性は、楽しそうで一
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ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

2.0

ディム・バートン×ジョニー・デップという豪華タッグで、
とびきりのダークコメディを期待するも、
ストーリーが退屈で、引き込まれるシーンもなくつまらない。
ヘレナ・ボナム=カーターやエヴァ・グリーン、ク
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

のんちゃんの演技と、
終始生活を描く作風がばっちり合っていて穏やかでとても良い。
日常の描写がメインで、ほっこりするシーンが多いため、これまでの戦時中を描いた作品とは一線を画している。
ただやはり最後
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

色のトーンがかわいくて、全ての画が凝っていてお洒落。その上、デスプラの音楽との相性が絶妙で作品の世界観が作り上げられている。
ストーリーはファンタジーコメディではあるものの、ホラーの有名作であるシャイ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

"日々、人生最後の日と思え。吸収しろ。大胆に挑戦して楽しめ、すべて一瞬だ"
主人公の家族は、自分たちの理想郷を作って自給自足生活をしている。行きすぎた資本主義や利己的な人々に嫌気がさして遁世したくなる
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

元気が出る。夏に打ってつけの映画!
前半は頭が堅くて横暴なオーナーにムカムカするけど、話が進むにつれて良い奴ばっかりでほっこりする。
どのキャラも魅力的で、星のタトゥーの入ったスカーレット・ヨハンソ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.0

タイムトラベル系としては捻りがないけど、とにかく画が綺麗。
特に、雨のシーンがお洒落なのでぼーっと眺めるのに良い作品。
毎日を最後だと思って生きる、というのは寂しいけど真理だと思った。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

5.0

俳優陣の演技が凄かった。
宮沢りえ演じる幸野双葉の愛が深くて、強くて、胸が熱くなる。タイトル通りのパワーのある作品。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

5.0

観た後に永く余韻が残る作品。
この先何度も思い出すだろうし、観たくなるであろう作品。
"「Life was like a box of chocolates. You never know what
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

数々のヒットソングと共にフレディの人生が描かれていて、 Queenファンになること間違いなし。
妻役のルーシー・ボイントンがはまり役。
予告映像ではフレディがかっとばしてたので、傍若無人にふるまう様が
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

5.0

間違いなしの名作。
ナタリー・ポートマンが美少女すぎる。
螺旋階段、鉢植え植物を抱えてのお引越し、銃口を頭に当てるなどなど記憶に残るシーンが多い。
最後までみるのは体力がいるけど、また観たくなる。

セッション(2014年製作の映画)

3.5

狂気だった。
後半辛くて痛くて観てらんない。
デイミアン・チャゼル監督に、後味の悪い作品を作る人というイメージを持ってしまう〜。

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

印象的なシーンが多く、この作品のオマージュも多いので、他の作品をより深く楽しむためにも観ておくべき作品。
でも、ストーリーは弱くシャイニングが作中での役割薄くて、タイトルにした意味があまりない。圧の強
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

1.0

有名作なので、一回観ておくべきかー?と思って観たものの延々にしんどい映像が流れるだけ。夢と現実の境目がよくわからないし、性暴力シーンは本当に見てられない。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

スコセッシ監督が予算足りなくて製作を後回しにしたのが納得できる、お金のかかった作品だった。
億万長者になってもまだ働かなきゃいけないの〜??ってなった。
こんなにお金に執着できるのも凄い。

シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

バカだけど、結構面白い。
ピンチの解決方法が斬新で良かった。
生き別れたお母さんのことを信じ続けてるの悲しい。

グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

文句なしの満点!
おじさん2人がわちゃわちゃしてるのかわいいし、マハーシャラ・アリが寡黙で理知的で格好良い。60年代アメリカの差別の中で自分を貫いて生きた人のたくましさが彩り豊かに描かれてた。
何度も
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

観た後すーごくぞわぞわするけど、スパイ映画やアクション映画よりスリリングで興奮する。人に勧めたくなる映画。
最初はコメディっぽくて、ヒトラーによく似てて面白いなぁくらいで観るのに、どんどん差別的保守的
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あん(2015年製作の映画)

4.0

樹木希林の演技が自然なので、観客が観ている所以外でも登場人物が生きているように感じた。人間同士の関わりがメインの、落ち着いた邦画。
どら焼きやあんこがとても食べたくなるが、テーマは別にあって、差別と偏
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

5.0

誰をも脇役にしない作品で温かい気持ちになる。
登場人物みんなが、もがきながらもよりよい自分になるために努力していて共感できる。
また何度も観たい作品。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

相手に寄り添い、向き合って地道に愛を育んでいたのに、差別と偏見に満ちた世間の横暴によって引き裂かれ、すべてを壊されていく様があまりにもつらい。
視聴前は、ゲイ差別の酷い時代を描いてるからバッドエンドな
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

自ら脇役に徹していたような女の子が、自分を主役に据えた生き方をはじめる前向きな作品。
美人な女の子が、自分も普通の人間なのに顔のせいで"美人"としてしか捉えてもらえないと愚痴をこぼすシーンは、顔によっ
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

5.0

とても愛が尊くて、みんなこれくらい素直に愛情を伝えられたら良いねと思った。
中盤のキスシーンの勢いには笑ってしまうけど、終始とても穏やかで心理描写が丁寧。特に、思春期のぐらぐらした感情がよく表現されて
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