APlaceInTheSunさんの映画レビュー・感想・評価

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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.1

10/15公開されるドゥニ・ヴィルヌーヴ版『DUNE 砂の惑星』の予習を兼ねて観たんだけど、見入ってしまった。

結局、実現まで至らなかった映画の企画、「言わば絵に描いた餅」を当事者達が振り替える形式
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

【とりあえず備忘録として書き殴るものです】
映画ならではの視覚的魅力があるかというとそこまでではなく、インディー映画っぽい粗も感じたが、脚本の力強さには唸らされた。何度も推敲を重ねたであろうその脚本と
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.7

普通じゃない二人が徐々に惹かれ合うっていうラブコメでそれなりに楽しかった(けど、途中から「お互い好きなの分かるやん、早く付き合いぃな自分ら」と思ってしまう僕はもうこういうラブコメには向いてないんだな…>>続きを読む

屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

4.0

ドイツで実在した連続殺人犯の日常を描いたサスペンスホラー。

ショッキングな殺人シーンや残酷シーンで見せる映画じゃなく主人公(殺人鬼)の女性に対する屈折したコミュニケーションを醜く見せるのが狙いだと感
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.6

家族の希望で観る事に。
期待せずに観たけど、いやいや面白かった。

あのラストにこそ拍手を贈りたい。結局好きな人が現れて、生きる希望を見出して安楽死ではなく生きていく選択肢をとる、となるのかとばかり思
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空白(2021年製作の映画)

4.4

【私的副題】
ディスコミュニケーション時代における「北風と太陽」

【あらすじ】
女子中学生の添田花音(伊東蒼)はスーパーで万引しようとしたところを店長の青柳直人(松坂桃李)に見つかり、追いかけられた
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

【『ハングオーバー』と見せかけて『ハズバンズ』!!🍻】

昔からサッカーが大好きなので、ワールドカップやユーロはやはり注目している。
デンマークという国は世界トップクラスでもなく、かといって弱小国でも
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

4.1

冒頭、黒人生徒が全校生徒、保護者、先生達の前で立派にスピーチしている、が一人の先生の表情がおかしい。スピーチしている黒人生徒への眼差しがおかしい。

最初から最後まで薄っすらと暗い霧が立ち込めた映画だ
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オールド(2021年製作の映画)

4.0

映画館で何度も予告編を観ていた「オールド」。

なもんで大まかなプロットは前情報として頭に入った状態で観た。

序盤からシャマランの「この映画はこういう話ですよー、こんな風に楽しんでねぇー」という目配
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.9


ラストは苦い後味だけど、いつまでも噛み締めていたくなる余韻。愛おしい映画。

バンド・デシネと呼ばれるフランスのコミック作家ならではの色彩感覚も同様。ペールトーンを主体とした優しい色調で描かれる、ス
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

 
韓国近代史の暗部である光州事件をしっかり題材として扱って、誰もが楽しめるエンタメ作品に仕上げた手腕に拍手。
(韓国映画ってこういうの上手)

前情報をほぼ入れずに観たので、先が読めない展開が、ジェ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

とにかく何ヶ月も前から楽しみにしていた作品を公開初日に鑑賞。とりとめなく思った事を書き連ねて後で整理

■これから鑑賞される方にアドバイス
村上春樹短編集『女のいない男たち』に収められた「ドライブ・マ
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.9

作品が語ってる事の射程が広くてすんなり咀嚼できない。すんなり良かったと泣かせてくれない凄まじい作品。
全世界の人に観て欲しい作品。

通常版に比べて、白木リンら女性達とすずのシスターフッド描写が追加さ
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人魚伝説(1984年製作の映画)

3.7

主演の白都真理さんの熱演。こういうのが本当の体当たり演技というのだろう。

田舎の漁村でアワビを採る海女さんとその夫。彼らの当たり前の生活が、国の原発政策により脅かされて行く。

モリ(魚を突く道具)
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戦慄の絆(1988年製作の映画)

4.0

オープニングクレジットに惹かれる。

赤色バックに、作品内で扱われるモチーフ達が次々と写し出される。
解剖器具(拷問器具みたい)、手術具、人体解剖模型、子宮内に収まる双子の図、中世ルネッサンス調で描か
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

(作業中)
大切な人が邪悪な者達に、残酷に虐げられている。
警察も法律もまるで頼りにならない。
多勢に無勢だし、こちらは傷を負ってる。勝ち目はあるか… でも俺は行く。

本作はそんなビジランティズムに
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.5

中絶の問題は、3つのG(GOD(宗教)、GUN(重機製)、GAY(同性愛者の権利拡充))と並んで大統領選挙の重要な争点だ。
とかいう事を一時は良く聞いた。

また、キリスト教の中でもカトリックやプロテ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.4

冒頭の設定を説明するラップのシーンからもうラテンのリズムに体が乗せられ踊りそうになってやばい。

虐げられた自分達のアイデンティティを取り戻すかのように、パワフルに歌い、踊りラップするラティーノ達。
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五瓣の椿(1964年製作の映画)

4.0

ある解説者が「プロミシングヤングウーマン」の物語構造にそっくりと言及していた作品。

山本周五郎原作で、ドラマ化5回、映画化一回(本作)されている隠れた名作小説。

岩下志麻演じる主人公の命をかけた復
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.7

普通に面白いけど白石和彌監督作の中では中の中くらいかな?

香取慎吾さんの台詞回しが、少し気になった。どうしても凄みが出ず、人の良さが透けて見えて。
リリー・フランキーの最後の展開は読めた。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.8

「ミッドサマー」の元ネタとなった作品として有名な「ウィッカーマン」
、と思って身構えて観ると、拍子抜けするかも。
意外と軽めでほんわかと軽めに物語が進んで行く。

ゴア描写も無く、寧ろエロ描写の方が強
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Junior(原題)(2011年製作の映画)

3.7

2021年カンヌ国際映画祭において『TITANE』で大好評をはくした監督のデビューショートフィルム。
ポップな学園ものに、気持ち悪ーい粘着質の絵を足したガールズエンパワメント。(なのか?)
ルッキズム
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.6

ラストの切れ味が圧巻。
切れ味の鮮やかさだけでやられたと思ったら、膿んで治らない傷のような余韻がずっと離れない。

キャリーマリガン演じる、キャシーの命をかけた復讐劇。
この物語全体を通して立ち込める
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本当の僕を教えて(2019年製作の映画)

3.9

マーカスは、虚構の家族の物語をアレックスに伝える事で「もしかしたら自分の人生もやり直せるんじゃないのか」と思ったのだろう。

何歳でも人はリスタートできる、という希望を抱かせてくれる二人のハグ。そう思
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まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

3.8

興味深いドキュメンタリー。

ナチスから逃れ亡命したユダヤ人の天才科学者達が、ナチスドイツがやりそうな残酷な実験をしてしまう皮肉。

決して許されない行為だけど、こういう実験によって人類は少しずつ集合
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逃げた女(2019年製作の映画)

-

前日遅くまで仕事してて、翌朝から「ライトハウス」観て、車で移動して「逃げた女」鑑賞。

そういう経緯からか、せっかくの初ホン・サンス作品、半分くらい寝ちゃった。
勿論、作風のせいでもあると思う。

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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.5

(とりあえずダラダラと書き連ねて後で整理)

アート的・文学性なるものと、キワモノ・悪趣味・露悪的なるもの。
その両者を行き来するような、境界線上に存在するかのような、愛すべき快作。

閉鎖空間でたっ
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.9

【夏】鑑賞
ユウ太も主人公と同様に都会に嫌気がさして田舎に戻って来たという。都会の連中は他人が作った物を横流しして金儲けしてるだけの薄っぺらい連中だと。

ユウ太が川で収穫したイワナを慣れた手付きで仕
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

ロバート・エガース監督『ライトハウス』劇場公開前の予習として鑑賞。

悪魔とか魔女とか、そういうの楽しい。

閉ざされた空間の狭いコミュニティ内で徐々に人間関係が崩れていき、人格も破綻していく。そうい
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

【鑑賞記録】

クラシック音楽詳しくないので、劇中でかかる曲のチョイス・意味合いやピアノ演奏について最大限に堪能できてないと思う。

それぞれに違った環境やモチベーションで音楽に向かい合うピアノコンク
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0


あれ?おかしいな?🤔
こういうの好きな筈なのに。😅

大音量のクラブミュージックが鳴り続けるダンスフロア。ダンサー達があがり過ぎてカオスになり、そこかしこで起こる諍い、小競り合い。
乱れる恋心・性欲
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ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.5

【この作品をどう受け入れとめるかで大きく評価スコア、感想が分かれるだけでなく、その人の人生観や倫理観、芸術観などが知れそう。
考えながらじっくり加筆修正したい🤔】

コロナ禍における監視社会による息苦
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.2

冒頭、デビッドバーンが脳の模型を手に持ち歌う
♬脳のこの部分は使われていない
 脳のこの部分はディティールが詰まっている
 脳のこの部分は左右を結合する部分♬
歌詞が示唆的。
直後に問いかける
「人間
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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

4.3

【とりあえずメモして後で整理】

仕事も卒なくこなし、社内の女性2人と隠れて付き合っている、器用な男、一路(森崎ウィン)。だがどうも一路は生きる実感を感じれず空洞を抱えているようだ。
しっかりものの先
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ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ ア・トライブ・コールド・クエストの旅(2011年製作の映画)

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途中に挟み込まれるコメンテーターの顔ぶれが豪華。それ見るだけでも楽しい。
🎤ビースティ・ボーイズ!
🎤COMMON
🎤クエストラブ含むtheROOTSメンバー
🎤ファレル・ウィリアムス
🎤プリンスポー
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