APlaceInTheSunさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(361)
ドラマ(5)

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.9

こんな映画を心身ともズタボロの状態で観てしまった。

ここまで絶望的な状況におかれた登場人物を実在感を持って描いているのが凄い。リアル。

この映画について僕が何を書いても陳腐な表現になってしまう。
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.9

劇中、主人公の友達がマリオブラザーズのゲームをしながら言うセリフ
「神秘や謎はいったい何処へ消えたんだ?ミステリーや不可解さが欲しい。それが今はないから。」。これは監督の宣言と受け止めた。
「疑問が有
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.5

まず第一印象、良いロケ地選んだなぁと思った。この時点でかなり高得点稼いでる気がする。
イタリアの片田舎の荒廃した町。朽ちた建物や古びた重機。
この世の果てのような剥げた山や遺跡のような隠れ家。


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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

-

んーー。
この作品は、日活が100年後にも残したい一本として、大金かけてデジタルリマスターした作品らしいです。
また、日本映画史ベスト100ランキングなんかにも常にあがってくる重要作品。

んーー。
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

ラストは、『閉じ込められた殻を打ち破って未知の大海に漕ぎ出す』ような感動的なまとめ方をして良い。
湿っぽ過ぎないし。

ただ、そこで留まるんじゃなく現代の目から見たらかなり示唆的な作品だと思う。

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物語る私たち(2012年製作の映画)

-

(記録漏れ)
町山さんが何かで紹介してたんで、当時劇場に見に行った(15分くらい遅れて入場した記憶が。俺はホント愚か者だ)。

観れるならもう一回観たい。

透明人間(2019年製作の映画)

4.5

心底、恐ろしい映画でした。
ホラー、スリラー要素としても勿論、一級品なんですが、
「真実を知っているのは自分一人で、周りの誰に説明しても信じてもらえず、むしろ狂人扱いされてしまう」状態。冤罪の被害者に
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劇場(2020年製作の映画)

4.8

【作業中】
序盤から中盤にかけて、二人の楽しい日々、辛い日々(楽しい日々も基本お金は無くて慎ましやかなんですが。それがまた微笑ましい)をじっくり積み重ねてきてからのあのラストの破壊力。
曽我部恵一さん
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

(久々に見返した)
自意識こじらして、高校時代の片思いをこじらして、変なプライドこじらしてる女子を面白可笑しく、且つ痛々しく描いたラブコメディ。

眼球の周りの筋力を総動員して視野の端で好きな人をみる
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ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

4.0

80'sSFモノへの目配せたっぷりに、というか完全なオマージュなのかな。この流れはNetflixドラマ『ストレンジャーシングス』ぐらいから有る大きな流れの一つだろう。
日常からSF的世界に入っていくく
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.5



ショット一つ一つがとにかく素晴らしい。それは、ウェス・アンダーソンのカラフルで「これ小洒落てるでしょ」という画でもなく、テレンス・マリック作品の神々しいような抽象的な美しさでもなく。
地に足が着い
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.7

久々に見返したけど、最高。

名シーンが多く、何から書こうか迷う。

本作でのジュリアン・ムーアが自分的には彼女のベストアクトです。(ファンの方すみません)

あとスティーブブシェミ、皆アイツにも喋ら
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40歳の童貞男(2005年製作の映画)

3.2

お持ち帰りしようとした女に車内でゲロ顔面にかけられて「カシスオレンジ飲んだ?」「飲んだ」「やっぱりね」が一番笑った。

■米コメディ界の最重要人物、ジャドアパトー監督作品。
今となっては売れっ子の俳優
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

(これも記録漏れ)

コメディアンというのは(アメリカでは特に)社会を風刺したり、政治家や権力者を小バカにして人を笑わせる職業である。そこにはユーモアセンスは勿論、自分の人生で培った自信や余裕が必要と
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.2


世の中には、遠距離恋愛といって距離が離れる事により分かれるカップルもいる。
この映画の男女は、時間的にも離れてしまう。いや、時間的にすれ違ってしまうのだ。
元々、年の離れていた二人の年齢が近づいてい
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はちどり(2018年製作の映画)

4.7

【ダラダラ書いたので後で整理します】
中学2年生女子と、その周囲の限られた人との交流。1994年という限られた時間。韓国のソウルという限られた場所。いわゆる小さな話で。
つまり、彼氏が他の女子と仲良く
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.3

この映画はドキュメンタリーベースなので、他の劇映画と並列に比べる事はできないですし、レビューのスコアにどこまで意味があるのか分かりませんがあくまで参考として。

いやぁ、とてつもない力を持つ作品でした
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万引き家族(2018年製作の映画)

-

(これも記録漏れ)
リリーフランキーの役柄が『パーフェクト・ワールド』におけるケビン・コスナーの役にも重なり、終盤の哀しさはひとしおでした。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

(おーこの大作を記録漏れしてた。)
ただ当方、ポン・ジュノ監督作品では『母なる証明』が最高傑作だ説を唱えてるものです(賛同者少ない)。

いや、作品の完成度は否定しようもない程素晴らしいと思います。が
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

3.7

「なりたい自分になるんだ!自分で決めろ!」

『レディプレイヤー1』関連作として鑑賞。
ストレンジャー・シングスは本作に相当影響されてると思う。

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

4.1

(記録漏れ)

ラストでは彼の描いた妄想のみ写し出された。彼の魂は救われたのか。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.0

思いがけない掘り出し物でした。

憂いをたたえた表情で若い頃のリバーフェニックスを彷彿とさせる主人公がまず良かった。
彼の所作や表情をとても丁寧に撮ったり、アメリカ西部の美しい風景を映し出す事で詩的で
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悪の偶像(2017年製作の映画)

3.9

「殺人の追憶」「母なる証明」「チェイサー」「コクソン」等、過去の名作群の要素を含む新たな韓国ノワールの傑作が誕生。


終盤以降に意味を持ってくる原題「idol(偶像)」の意味。

加害者は「悪」で被
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サウダーヂ(2011年製作の映画)

-

偉大なるインディムービー。アマチュアイズム。
登場人物皆が素人演技で、特別出演していた、社会学者の宮台真司さんが一番役者っぽく見えて面白かった。

学生の頃、ele-kingなんかの雑誌でクラブカルチ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

キレイなもの、キラキラしたものだけ見たい。
醜いもの、生々しいもの、正しくないものは見たくない。

そんな今の観客に、劇中のウンコをなすりつけるシーンのように、この映画は剥き出しの人間描写を突きつけて
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アス(2019年製作の映画)

4.0

『あなたが裕福で不自由なく暮らしている裏では、世界のどこかで誰かが理不尽な労働を強いられてるかも知れませんよ??』

ジョーダン・ピール監督は、このメッセージを映画に込めた。でも「説教じみた意識高い系
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

顔に傷を負った息子に「変な顔って笑われる?いいじゃない。お母さんなんて美人過ぎて困るわ」
胸を張って生きろ、とばかりに、とびきりのオシャレをしてて出掛ける。グリーンを貴重とした派手目な洋服がまた似合っ
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.2

この物語をこの尺に収める手法に脱帽です。

序盤数分の描写だけで、白人家族の父親、子供、母親の関係が説明臭くならずに観客にスッと入ってくる。 
いや、むしろ魅力的な映像になっている。子供に銃を撃つ練習
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.5

映画館で観てから2ヶ月くらい経っているけど、自分の中のこの映画に対する評価は定まらないというか、難しい。

主人公、母親、脇役(特に渋川清彦が良かった!)らの演技は間違いなく素晴らしい。

「障害者の
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ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.7

🧔👱見所を箇条書きで🎯🏹

⛳男女逆転版シンデレラストーリー型のラブコメディ
⛳クラブでMDMA食って上げまくったりドロドロになる大統領候補、最高。
⛳立食パーティで腹減ったから、秘書を壁にして焼き鳥
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mellow(2020年製作の映画)

2.5



【「愛がなんだ」レベルの期待値で観たが(Netflix配信初日の感想)】

苦味成分が多めの恋愛映画は好きなんです。「キッツいなぁ」とか、身につまされる場面を見せてくれたら楽しいんです(「愛がなん
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

1.5

んー。今の気分に合わなかった。いや年をとったからか。

序盤の柄本佑とファーストフードで食べてる時の石橋静河の「この人の事好きになりそう」感を言葉でなく雄弁な表情で見せてて良かった。

あと良かったの
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マッチポイント(2005年製作の映画)

4.0

ウディ・アレンとしては異色のサスペンス作品。作中、ドストエフスキーの「罪と罰」が出てきたり、セリフの中に度々「悲劇」という言葉が登場する。
結末の付け方が、ウディ・アレン監督の人間(人生)対する
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.3

お化けにだって感情があって、あんなに幸せそうなヒスパニック親子をつい邪魔したくなる事もあるんですよ。お化けだって途方に暮れてビルから飛び降りる事もあるんですよ。

地縛霊というモノが日本には有って、成
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若草物語(2018年製作の映画)

3.0

「ストーリーオブマイライフわたしの若草物語」を観たあとに鑑賞。
 このシーンは共通なのか、とか見比べるのが楽しい。

 勿論「ストーリーオブ~」のオールスターキャストには叶うべくも無いんですが本作のジ
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