この映画の内容について色々思う所を語ってしまうと己の人間性を晒してしまっている気分になりそうなので、とりあえず主演二人の演技は良かったとだけ言っておく。
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テレビシリーズの最後より明確な救いがあるって感じだったけど、晶馬と冠葉の新台詞「陽毬のお兄ちゃんだ!」→「きっと何者かになれるお前達」って展開になった割に運命の乗り換え後の世界で陽毬の兄にはなれないの>>続きを読む
現実に戻ってこれるのか不安になるような、只管魅惑的な狂気と恐怖の世界観。リフレインする手毬唄、手招きする淫乱狂女、妖怪の棲みつく屋敷、首だけになった母、繰り返される輪廻……無駄な描写が一つもない完成さ>>続きを読む
ちさととまひろの関係性はパンティ&ストッキングに通ずるものがある。監督が「お手本にするべきはハリウッドではなく週刊少年ジャンプ」をモットーにしているそうで、なるほど少年漫画のエッセンスも感じる。
これが実話を美談にして作った映画じゃなかったなら名作だったと思う
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セリアズとローレンスが早朝から馬鹿デカい声上げて素振りをしてるヨノイ達を見て「あれ何してんの?」「日本人はああすることで神に近づけると思ってるんだよ」「救われないね」って会話してるシーンが本当に好き。>>続きを読む