torakkichiさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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友罪(2017年製作の映画)

2.9

複雑だったわ…途中まで登場人物のバックグラウンドを把握するのも一時間近くかかった。

テーマ自体は重くて、色々な立場の人の考え方を共有して再考できるところが多かったので良かった。

でも演出はもうちょ
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.9

最初にバーバーの「弦楽のためのアダージョ」が流れ、あとは鬱蒼としたジャングルを行軍する場面でも流れる…それだけでもう死に向かっているのかなと思わせる。

バーバーは別に葬送曲として作った覚えはないと言
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.3

えげつない始まり方して、えげつないストーリーの進行があって、えげつないエンディングを迎えたわ。

でも面白かった。

なんというか、昔風で良かった。

ブタさんのくだりはちょっともらっちゃいそうになっ
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あゝひめゆりの塔(1968年製作の映画)

4.2

冒頭の現代のシーン、斬新な始まり方だった。

ストーリーの展開は、サイパン陥落、対馬丸の悲劇、沖縄上陸…あとは教科書に載っている通り…。

映画は淡々と進んでいくから余計にリアルに感じた。

特に防空
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カーニー(1980年製作の映画)

3.0

ジョディ・フォスターがホントに可愛くて可愛くて。

17歳には見えないぐらい幼いんだけど、色っぽくもあって。

話はロードムービーらしく、刹那な青春モノっぽくて、私は好きだなー。

そういえば昔、八坂
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冬の華(1978年製作の映画)

3.3

健さんらしいヤクザ映画、さすがカッコいい健さん…でもなんと言っても女優陣がとてもキレイかった。

若かりし日の池上季実子は私の中学高校の先輩でもあるわけだけど、こんなキレイな女子高生いたら目立っただろ
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.6

母親の愛情はホンモノだったし、周りの人の考え方もまた至極真っ当だったと思う。

でも…脳死で死亡とみるか心停止で死亡とみるか…大切な人がってなると、人それぞれの考えがあるだろうから正解なんてひとつじゃ
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

3.8

激しい青春映画だったけど、スゴく面白かったしちょっと泣けた。

ジョン・ヴォイト、アンジェリーナ・ジョリーそっくり!

最初はキモいなあと思っていたけど、途中からは応援しちゃうよね。

若さゆえの葛藤
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

3.5

家庭が殺伐としていて、若者が希望なんて持てるハズもないような環境の中、ジュンもタカもなんでこんなに生き生きとしてるのかな。

映画の前にも後にもくどいぐらい「この映画は一部配慮すべき表現・用語が含まれ
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復活の日(1980年製作の映画)

3.8

大作でしたねー。

さすがはわれらが深作欣二!

ワシントンD.C.からマチュピチュまで歩いたの!?とか思わないでもないけど、そんなことはさておき。

キャスティングがとっても豪華なんだけど、エンドロ
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フローレス(1999年製作の映画)

3.0

ビッグネームの俳優二人が価値観の違う生き方をしているキャラをそれぞれを演じて、殻を破って自然に仲良くなっていく友情物語…でいいのよね。

ストーリーは面白かったよ。

でも色んなところでもっと違う風に
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夜叉(1985年製作の映画)

3.8

田中裕子が限りなく魅力的で、絶対に守ってあげたいと思うようなキャラ全開だった。

昔から演技派だしすごい女優さんだけど、どちらかといえば子供の頃は長谷川町子さんの役のイメージが強くて、コメディ女優さん
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.1

切なすぎてもう苦しいような…父親の愛情が真っ直ぐすぎて。

そしてそんなツラい親子に降りかかる災難…少女を喰いものにしようとする音尾さん!

でも本当の衝撃はそんなものでは済まなかった。

小日向さん
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

4.0

東野圭吾だし人気あるしウチの会社めっちゃ映るし、ぐらいで見始めたけど、とても面白かった。

いくつも取り返しのつかないことが不運にも重なりあって苦しい。

田中要次ドライバーの言った「しんぺえなアベッ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

人ってふつふつと内に秘めてるものを抑えながら生きていると、こういう結末を迎えちゃう可能性は誰にでもあるのかね。

レスターとキャロリンの夫婦、ちょっといい感じになったところで発せられた「ソファーにビー
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.9

何がなんだかとにかく全てが素晴らしかった。

一週間かかって撮影した分がたった3分間分だとか…。

この手間だけでも…いや、手間っていうか執念…情熱、愛情かな、圧倒されますね。

舞台は日本ではないど
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.5

ストーリーはというと、結末もすでによく分かってるわけだから冒頭からすごい緊張感。

そこからどんどん緊張感増して苦しいぐらい。

決して忘れてはいけない記憶。

あの日は遠いここ日本でこきたないワンル
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性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々(2018年製作の映画)

3.4

ずいぶん昔に読んだ本に、半陰陽って言葉が出てきたのを今さらながら思い出したのだけど、この映画を見て初めて意味を知った。

結構、内容が難しかった。

「男を好きになるにはゲイになるしかないのかな」と新
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.6

まず、蒼井優の関西弁が関西人でない役者の中ではまあまあだなと思った。

こう思うことほぼほぼないので、この発見は嬉しかった。

蒼井優は気の毒なほど薄幸で、自分の思ってることと違う人生けど、結局は自業
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

面白かった。

一気に見て、エンディングでは拍手したね。

日本の面白い映画はやっぱり一番しっくりくるね。

笑ったりイラッとするポイントなどで違和感がない。

ときめきに死す(1984年製作の映画)

2.9

森田芳光はいくつも見てるけど、配役に疑問が残ることが多いような。

ジュリーは顔キレイけど、海辺で脱いだらダメ。

あんなに鍛えてるシーンあるのにプニプニでしたな。

杉浦直樹は出てくるだけでコメディ
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アンビュランス/地獄の殺人救急車 狙われた金髪の美女(1990年製作の映画)

3.0

面白かった!

主人公の髪型や登場する役者(意外なぐらい大物俳優が何人も出てた)など、時代を感じさせるけど、どうしてどうして。

完全にコメディだけど、細かいところもよく見せてて飽きないつくりもお見事
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夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

3.6

オンタイムのハイジからこっち、ジブリの作品を見て育った人間としては、色々味わい深かった。

クリエイティブな人たちが集まるとこんなもんですよね。

狂気っていうほどかなと思いました

小金井市内がちょ
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グラスハウス(2001年製作の映画)

2.9

ダイアン・レイン綺麗かった~❤️

ストーリーはツッコミたいところもいささかあったけども、何の気負いもなくさらっと見れて楽しかった。

思春期満載の展開だったからかな。

ひまわり(1970年製作の映画)

4.3

冒頭からこの音楽でしたっけ?

…というぐらい昔に、10代の頃に見て、良さが全く分からなかったけど、CSで放送してくれてたので見たら超名作だった。

ヨーロッパでは東部戦線に送られるというのが一番過酷
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.5

すごいね~、ほんとに最後まで全く飽きさせないのが。

娘が自分の子でないことは流れからみても読めたけど、お姉さんがあんな昔に亡くなってる人だったとはびっくりした。

ヒントとは言わないまでも、あんなに
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.4

実話をもとにした…ああ、分かる~そうだよね~という感じの映画。

しかもとっても面白かった、バカばっかりで(笑)

そしてほんとに悪い奴はやっぱりお偉いさんたちばっかりだった。

見終わってから爽快感
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告発の行方(1988年製作の映画)

3.9

公開当時に映画館まで見に行ったけど、その時と感想はやっぱりだいぶ違ってる。

とことんまで心が痛いよ、サラを見てると。

こんなに小柄で若い女性がこれほどまでに傷ついているのになぜ犯人に情状の余地があ
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.2

ワールドカップ2019開催を盛り上げるためには最高のタイミングでの地上波放送でしたね。

日本人にとって前回大会の最高のシーン(南アフリカ戦での勝利)は多分一生の感動モンだし、今回大会でも優勝候補の一
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寒椿(1992年製作の映画)

2.9

降旗康男らし~い映画。

女性たちが切ない人生を送っていて、それに逆らわずに受け入れている女性には強い男性が救いの手を差しのべてくれる。

でも南野陽子だけでなく他の女性もみな、ツラい運命を享受して生
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.8

ティム・ロビンスを追いかけて映画を観てみるとやっぱりなかなかの満足感が得られますね。

コワイわ~。

途中で怪しんだマイケルに過去を素直に話して憤って懺悔して、自分に聞きたいことがあるなら直接聞いて
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愛・旅立ち(1985年製作の映画)

1.5

マッチと明菜のアイドル映画だと思って見てみたら、丹波さんの大霊界でした(笑)

不思議ポイント①誰が捨てたか分からない耳の取れた犬のぬいぐるみを拾って学校へ向かう明菜が、電話ボックスで10円入れて「パ
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赤ちゃんはトップレディがお好き(1987年製作の映画)

3.9

こういう映画は大好き。

さすがのダイアン・キートン、キャリアウーマンも母性も女らしさも全て表現出来る人。

赤ちゃんて不思議よね、赤ちゃんが笑うとこっちも笑ってしまうし、赤ちゃんがあくびするとこっち
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ひろしま(1953年製作の映画)

4.5

広島出身の月丘夢路はノーギャラでも出演を熱望し、エキストラは実際の被爆者を含む広島県人8万8千人とのこと…。

プレスコードにひっかかる部分があったり、松竹がアメリカに気を遣って上映をためらったりした
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(2016年製作の映画)

1.5

つくりようによっては見ごたえのある映画になったんだろうに…呆気。

紅甘ちゃん、大人になったね~、ステキやん。

ブラジルから来た少年(1978年製作の映画)

4.2

かなりの傑作。

Dr.メンゲレ役のグレゴリー・ペックは、基本いい役をやる人のイメージあったけどどうしてどうして。

映画だと分かっていても吐きそうなぐらい嫌悪してしまった。

リーバーマン(ローレン
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