南さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

パラノーマル・アクティビティ5(2015年製作の映画)

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『パラアク』シリーズというより『ポルターガイスト』の翻案といった印象。

終始おそろしドロドロCGのエフェクトが低予算全開なため、そこで醒めちゃう人が多そう。

しかしツッコミどころが無数にあってこそ
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フッテージ デス・スパイラル(2015年製作の映画)

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「父ちゃん母ちゃん!おれ、映画監督になったよ!」

「息子よ、何を撮っているんだい?」

「スナッフムービー!」



『エクソシスト』もビックリな「親不孝すぎる子ども」映画。

「斬新な殺し方」とい
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フッテージ(2012年製作の映画)

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ブキミで不安で最高!

カイル・クーパーふうのエンドタイトルも大変グー。

群衆(1941年製作の映画)

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フランク・キャプラによるアイドルプロデュース概論。

①大衆の正義感をくすぐり気持ちよくさせ、支持を取り付ける方法

②自分がうまい汁を吸うための社会的な裏付けとして大衆の支持を利用する方法

③虚構
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ショーガール(1995年製作の映画)

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酷評されてるほど悪くないどころか、ずいぶん良かった!

おのれの気概と実力ひとつでしたたかに生き抜く強い女性像が『氷の微笑』『ELLE』『ネオンデーモン』みたいでカッコいい。おれも蹴り飛ばされたい!
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

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面白い!!

フランスの脱獄映画はチームプレーと人間心理に迫った『穴』がとても好き。

今作はシチュエーション、人物、心理描写、ナレーション、すべて必要最低限の要素だけで構成されていて、ピーーーンと張
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歌え!ロレッタ愛のために(1980年製作の映画)

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「山深きアパラチアの村」ってだけで南部ゴシックの怖い話を想起しちゃうのよくない!

田舎の素朴なお嬢さんがカントリー歌手として成功を掴む伝記映画でとても楽しかったです。

ロレッタ・リン(シシー・スペ
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カラーパープル(1985年製作の映画)

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『ミシシッピーバーニング』『007 スカイフォール』のヒゲソリシーンも怖かったけど今作も圧倒的にブルった。

①ひげそりを研ぐ
②アフリカの部族の儀式で子供の顔に傷をつける
③真っ赤なマニキュアを塗る
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

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悪に堕ちたベイダー卿に立ち向かう純粋なスカイウォーカー

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

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ネオアコ好きの友人がゾッコン惚れ込んでるので観たらば、『エンジェルウォーズ』のエミリー・ブラウニングがまた精神病院に入院しているではないか。

ジェシカ・チャステインを少女にしたような風貌の彼女が、青
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バーディ(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの2秒と、余韻なくぶった切る爽快なエンドロールにこぶし突き上げ。これは驚いた!

ドリーム(2016年製作の映画)

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公民権運動から半世紀経った2010年代は、映画に限らずリベラルの熱がインターネットの力を得て再び燃え上がった時期、と将来語られる。

『ブラックパンサー』や『ワンダーウーマン』などと並び、今作はそのシ
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スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

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今作、『郵便配達は二度ベルを鳴らす』『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』など面会シーンラストは悲壮で良い。