星屑暴威さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

星屑暴威

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96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.5

96時間シリーズの3作目、もはやタイトルには意味がない。まあ、一作目で安易につけた邦題だけど、続編があることを想定していなかったんだろう。二作目と違って事件の連続性は無い。一作目が別格なのは当然として>>続きを読む

96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.5

再見だが今回は一作目に続けて観たので、間を開けて観た前回より面白かった。完全な続編で続きのストーリーなので色々な設定や人物が継続しており、前作を観てなくても楽しめるけど、これは観た上で覚えているうちに>>続きを読む

96時間(2008年製作の映画)

4.1

再見だがやっぱり面白い。二作目も観たけどイマイチという印象以外何も記憶に残っていない。オリジナルの設定の勝利。同じ娘を持つ立場からすれば、生死を別にすれば「さまよう刃」と同じような設定だが、和洋の道徳>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.6

アン・ハサウェイの新境地、こんなのもできるんだな。映画自体はエンターティメント。チャーリーのと違ってディズニーっぽいし、そう言われても信じる。ただアン・ハサウェイなので、もう少し大人向けのスタイリッシ>>続きを読む

天空の蜂(2015年製作の映画)

3.3

東野圭吾の映画化作品で、原作はかなりの長編だが印象は薄い、その映画化作品。長編小説を映画化した割には説明不足はない。まあ、もう少し犯人と共犯者の背景が丁寧ならよかったけど。
テーマ的には、、、一度決め
>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.1

ジェニファー・ロペスが出ているクライム・ムービーで期待が高まるが、不景気で職を失ったストリッパーの詐欺話。もちろん詐欺も犯罪(クライム)には違いないが、クライム・ムービーといえば知能犯の完全犯罪的なも>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.8

正統派の脱獄映画。脱獄物に外れなしの安定の面白さで、緊張感も満載。まあ、多少すんなりと進むが、実話ということで現実はそんなものかもしれない。脱獄映画に必ずいるのがバッツのようなタイプ(笑)。邪魔しなか>>続きを読む

ジャズ・シンガー(1980年製作の映画)

3.1

とりあえずジャズ・シンガーじゃなくポップ・シンガーですね。その他、1980年作にしては何かと設定が古いと思ったらリメイクだそうで。そもそもニール・ダイアモンドはフランク・シナトラやポール・アンカ等のカ>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.7

超実写というらしい。なるほど凄いがやっぱり生物は実写には見えない。背景の自然風景は本当に凄い。光の感じが美しく、水面などは隔世の感がある。映像だけで十分楽しめる。しかし、実写に近ければ近いほど人間の言>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.3

前作と違い動機に無理が無くサスペンス色もあり、作品的には本作の方が好み。ただ、殺しのエキスパートぶりは後退しており、その点は残念。主人公のバックボーンも前作を観ていなければ説明不足。まあ筋には関係ない>>続きを読む

ネバーランド(2004年製作の映画)

4.5

勝手に「大人になりきれない作家の物語」を想像していたが予想を超えてはるかに良かった。ピーターを中心に子供たちとの触れ合いの中で作品が作られていく過程は素敵だし、デイヴィス家でのシーンは思わず涙してしま>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

3.9

ジャケットデザインからデッドプール的なドタバタコメディを想像していたが、全然違ってなかなかの佳作。いわゆる少年がヒーローの能力を手に入れるという よくある設定ではあるが、子供向けでもなく洒落も利いてお>>続きを読む

ハート・オブ・ウーマン(2000年製作の映画)

3.3

メル・ギブソンによるラブコメ。特に前半のドタバタなど、よくひき受けたなと思う。設定的には「ライアー・ライアー」に近い。ラブコメとはいいながら、ほとんど男目線の、男に都合がいい、男のための映画。今の時代>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.8

女性版バディ物のロードムービー。序盤のテルマのバカさ加減にイライラする。真面目な奴に悪いことを教えたらタチの悪い悪党になったり、ナンパを教えたら猿のようにやりまくるような、加減を知らない、真面目な奴に>>続きを読む

レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

3.6

後半も前半の質を保って面白かった。やはりCGに頼らない映像はすごくいい。今なら全編CGなんだろうけど、どうしてもアニメやゲームっぽくなるから。しかしながら、やっぱり長い。せめて一作で180分程度に収め>>続きを読む

レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.8

長いし 低レベルCGっぽいし 登場人物が多そうで混乱しそうだし、で長らく敬遠していたけどなかなか面白い。中国らしく実写中心で人海戦術の撮影なのが良いし、人物関係も心配には及ばなかった。すべてに豪華な映>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

2.6

それなりに評価が高いし受賞もしているので観たが、思っていたのと随分違った。これだけ登場人物全員が救いがない映画も珍しい。前半は「一体何の映画?」というくらいテーマも盛り上がりも無く、後半でようやくちょ>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

3.3

ホイットニーのアイドル映画と思って敬遠していたが、観始めてみると元シークレットサービスのボディガードということで、エキスパート好きからすれば俄然 前のめり。さすがにケヴィン・コスナーだしね。でも観進め>>続きを読む

マジンガーZ対デビルマン(1973年製作の映画)

2.6

劇場公開時、大好きなアニメヒーローの対決と聞いて劇場まで観に行ったが、子どもながらにひどくがっかりした。そもそもヒーロー同士が戦うわけがないし、戦っても勝敗がつくわけがない。陳腐な友情物に大切な小遣い>>続きを読む

デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

3.4

前作の数日後から始まるが、前作を観ていなくても大丈夫。多少の設定の継続や思い出話はあるけど、大筋には関係ないし、連続で観ていなければどっちみち忘れてる。続編の割には落差は少ないし話もシンプルなので気楽>>続きを読む

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.5

サンドラ・ブロックがブスという無理筋の設定で始まる、コメディタッチのポリス映画。ミスコンで友情が芽生えるのがいい。あと、主題とは ずれるがエキスパートが好きなので、なにげにビューティーコロシアムなパー>>続きを読む

ザ・コア(2003年製作の映画)

2.9

当時はあまりのトンデモぶりにがっかりしたものだが、再見するとそれほどひどくない。もちろん、設定はともかく、またその原因となる物理現象と それをもたらした原因はともかく、解決策とその実施状況はトンデモを>>続きを読む

野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.2

観る気はなかったが「名犬バック」の映画と聞いて鑑賞。ハリソンは脇役で犬が主役の犬の成長物語。犬がCG感満載で、動きがおかしく表情も人間に寄せすぎなので不自然で気になって仕方ない。40分ほどで慣れて気に>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.0

セピアっぽいカラーリングが示す通り、60年代のハリウッド・モンスター映画のオマージュのオールドムービー風。70年代風SFの要素もちょっぴり。恐怖ではなく人情的なのは「フランケンシュタインの花嫁」路線か>>続きを読む

ベン・ハー(1959年製作の映画)

4.8

ほぼ50年ぶりに観た。当時TVで二週前後編だがシネラマ上映作品をTVだから相当画面左右がカットされていたはず。それでもガレ船や戦車レースなど迫力満点で、恐ろしいほど細かいとこまで覚えていたのはそれほど>>続きを読む

13F(1999年製作の映画)

4.2

予備知識無しで観たけどこれは面白い。レトロな雰囲気で始まったが仮想世界の話。世界観が多少複雑だけど分かりやすく説明されていて置いていかれることはない。伏線も丁寧。オチは読めるけどマイナス要素ではない。>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.2

今時の透明人間だし、それなりに話題作だからもっと最新のVFXを期待したけどそういう映画じゃなかった。特に前半なんか、見えないこといいことに一切の細工無しの低予算パントマイム状態。透明人間としてのネタも>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.5

前作に引き続き豪華キャストで贅沢な映画。デミ・ムーアや、カメオ出演でビル・マーレイやブルース・ウィルスとか。単純に楽しめるが、契約のせいかな?前半はまるでPVかのようなストーリーを逸脱しまくった3人の>>続きを読む

フットルース(1984年製作の映画)

3.5

公開当時は「フラッシュダンス」とか、この手の青春物が多かったが、どれもイマイチだった。その中で一番良かったのが本作。今回初めて再見したが当時より面白かった。街のルールもそうだけど、ダンスだけが若者の全>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.3

超話題作なので部屋を暗くして大音量サラウンドで鑑賞したが、終始自然光だし特に重厚音もほとんど無くあまり意味がなかった。ミッション先の部隊にたどり着いてから何とかドラマが動き気持ちを揺さぶったが、それま>>続きを読む

奴らを高く吊るせ!(1968年製作の映画)

2.6

クリント・イーストウッドの西部劇なのでマカロニ・ウエスタンと思いきや、まさかのハリウッド映画。そのせいか、西部劇の見せ場であるガンファイトは短いのが一瞬一回のみだし、恨みを引きずった割にあっさり。最後>>続きを読む

追憶(1973年製作の映画)

3.9

名作なのに何故か初見。バーブラの顔が苦手だったせいかな。70年代の学生運動真っ盛りの時代の映画なので、今見るとかなり邪魔くさい女なんだけど、世界的にそういう時代だったな。わかっていても今見ると「もう少>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.7

地上波で鑑賞。CM込み2時間枠のせいか、酷い編集。冒頭の人物の関係や動機が弱いのはそのせいだろう。またCMの度に不自然に話が飛ぶ(笑)。それを差し引いてもこれまでより荒いが、原作無しのオリジナルストー>>続きを読む

いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

3.0

評価も高く、多くの賞も受賞しているので観たが、自分には合ってなかった。エドワードもウィロビーも事の顛末が無意味にややこしいので何回も巻き戻すことになった。イギリス映画のせいもあり地味な印象。原作が古い>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.0

途中までは今のコロナ禍と同じ。普通ならわからない専門用語や状況が全て手に取るようにわかってしまう(涙)反面、娯楽作品である映画を観ていながらニュースを見ている気分になるので、今観るべきじゃないのかもし>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

2.8

これを観た時点での本サイトでの評価は4.1の高評価。それで観ようと思ったんだけど、よく考えたら犬の映画なんだ。犬嫌いなのに、ちょっと考えればわかることなのに。。。犬とは言いながら芯は家族の映画。決して>>続きを読む