宮川アパート大上映会さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

宮川アパート大上映会

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偶然と想像(2021年製作の映画)

4.5

常識の外、言語化の前、形而上のものはそこにある。偶然を必然にせず、あくまで想像によって、その輪郭を描き出している。人生だなぁ。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

サーブ900かっこいい。美しすぎてずっと見ていたい。サーブの造形美と空気を凝縮させたような見事な描写。みさきとこの車は似ている。口数は少ないが質実で、きちんと向き合えば寄り添ってくれる。ふたりとも北国>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

万人に好かれようとしなくていい。美しさの基準は人の内面にある。だが正直に生きることは難しい。いざ、いきめやも。

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

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街がすごくよかった。あのクリーニング屋とかダンスホールとかに行きたい。

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

4.5

山水画。山と河。変わることなく存在する風景と絶えず流れゆく水。生きること、老いること。思想。生活。

思い返せば、土地、というものの力をすっかり忘れていた。忙しなく仕事をしスマホの画面ばかりを見つめて
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

-

年とか状況とか関係ない。いつ誰がみてもよい映画だし、観るべき時に観る映画だと思う。明るい映画なのかもしれないけど、涙が出そうになった。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

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ジムジャームッシュってこんなポップなの作るんだなーと思った。アダムドライバーの演技も相まって熱海の捜査官みたいな感じ。

どこへ出しても恥かしい人(2019年製作の映画)

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近くに公開している劇場がなかったのだが「仮設の映画館」のおかげで観れた。

6畳くらいのアパートで。扇風機と灰皿と小さなテーブルとペンがあって車券をメモ用紙にして。競輪場に行って夕方になって帰って鍋食
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

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建物がよい。建造物、部屋、調度品、どれも最高でした。あとあの手この手で働く裏社会の人たちが最高。ワクワクしちゃう。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

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長い作品だがしっかりと詰め込んだ結果というか、描ききれないSF設定の細部を突き詰めればもともと一本の映画では短すぎる内容を、奇跡的に職人技でまとめた作品。ディックの才能に改めて感嘆するし、原作あっての>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

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アナ雪1がよくできた作りだったのに対し、少し説明的すぎる気がしたけど気のせい。よかった。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

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見られてよかった。ユアンマクレガーがよい。
シャイニングが原作改変でスティーブンキングからクレームを受けたことがあってか、今作はキング色の強いテーマを感じた。
もちろんキューブリックの美しさは唯一無二
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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まったく隙のない。ずっと目が離せない。映像が進むにつれどんどん笑顔になっていった。圧倒的な解放感を感じた。美しい映画だった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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事件のことはさておき、屋根を駆け上るブラピ、強すぎるブラピ、トレーラーハウスで犬飼ってるブラピがよかったよね。二人の魅力が存分にでていた。泣き虫のディカプリオ、悪役のディカプリオ、イタリアファッション>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

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記録。"アメリカン"ってところが一番きた。少し無理があるけどよかった。破綻してるけど、男の子は入れ替わったという想像を膨らませる。