MERCUryuさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

予想通りの面白さ!やっぱりこういう類の話は外さない。色んな登場人物を余す事なく描けていると感じた。高校生の時の色んな気持ちを思い出す。メインの2人だけじゃなくみんな幸せになってほしいと思った。主演の2>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.9

ピーターラビットがどういうキャラクターなのか全く知らなかったから、イメージとのギャップに少し驚いたけど、可愛くて笑えてホッコリできる楽しい映画だった。動物たちにそれぞれ個性があって面白い。ウサギたちに>>続きを読む

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.8

若干あっさり進みすぎかなというのと、話の中でのタイムトラベルの重要性があまり感じられなかったけど、全体的に雰囲気も良いし、最後も感動した。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

とにかく映像の迫力が凄くて、これは映画館で観たかったなと思った。でも、公開当初の高校生の時に観てもこの映画の面白さや凄さは分からなかった気がする。息子を殺された復讐のために脅威の生命力を見せるグラスが>>続きを読む

地上の星たち(2007年製作の映画)

4.1

すごい良かった。インド映画は正直あんまり知らないけど、無駄に長かったり急にミュージカルやアニメーション入れてきたりしてインド映画っぽさ満載で普段観ないから新鮮だった。かと思えばインド映画でもこんなテー>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

4.2

良かった。めちゃくちゃ良かった。自分がハロオタという贔屓目も少しはあるかもしれないが、青春映画としてとても素晴らしかった。前半はひたすらくだらなくどーしようもない事をしてる彼らを呆れつつも羨ましく思い>>続きを読む

ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.3

よくある少女漫画物と言ってしまえばそこまでだけど、思いの外飽きずに楽しめた。結末がどうなるか分からないような話でもないから、何も考えず気楽に楽しめる。それとこの手の映画に多い不自然な胸キュンシーンがほ>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

ドラマーの主人公が耳が聞こえなくなるお話。耳が聞こえなくなるという事を映画を通して追体験出来るだけでなく、インプラントを手術で埋め込んだ後の聞こえ方まで再現している。でもただ聴覚障害を描いた映画という>>続きを読む

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

4.2

なんて爽やかな映画なんだろう。久しぶりにこんなに後味の良い映画を観た気がする。タイムリープに陥った2人の男女の話。今日って当たり前に1日で終わってしまうけど、自分の知らないところでたくさん奇跡のような>>続きを読む

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

3.9

1人の男が死を受容するまでを丁寧に描いていて、そこまで大きな展開や感動がある訳ではないけど、静かに胸を打つ映画だった。自分がもしこの若さで死を宣告されたらどうするんだろうと考えた。唯一祖母にだけは打ち>>続きを読む

マルコム&マリー(2021年製作の映画)

3.5

今旬のゼンデイヤとジョンデヴィッドワシントンが2人芝居をしている事で話題の作品。ロックダウン中の撮影ということもあって本当に2人しか出てこない。基本的に2人が喧嘩しているだけなのだけど、不思議と観続け>>続きを読む

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.6

こういう考え方いつ無くなるんだろうなーと思いながら見ていた。同性愛は病気ではないし、誰がどんな人を好きになろうと本来関係ないはずなのに何故そこに干渉し矯正しようとするのか。一番味方でいてほしい家族にこ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.4

観終わった後の余韻が凄く、しばらく考えたくなる映画だった。一度レールから外れた者は二度と戻れないのか。結局現代では、我慢をして周りと迎合する事により「社会」に属する権利を与えられる。三上は本当にすばら>>続きを読む

赤い光点(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

景色が綺麗だったり、最近流行りの煽り系スリラーかと思ったら意外な展開でまんまと騙されたし思っていたよりは良かった。でも、何の罪もない人が殺されまくるのと、犬や子供が死ぬシーンが個人的にはしんどかった。>>続きを読む

獣の棲む家(2020年製作の映画)

3.7

評価よりもだいぶ面白いと思った。難民という社会的なテーマを盛り込みつつ、きちんとホラーにもなっていて良かった。驚くような展開もあり、終わりも良かった。雰囲気も良く、結構面白いのに何故か何度も眠くなって>>続きを読む

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.8

レオ様にケイトウィンスレット、さらにはキャシーベイツまでキャストだけ見たらほぼタイタニックな作品。あんなに美しい愛を見せてくれた2人に、こんな罵り合いはして欲しくなかったなと思ってしまった。花束もそう>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

終始陰鬱な雰囲気で、観終わった後も気分が沈む映画だった。狂信的なまでに息子を溺愛し、殺された女の子の葬儀に出向くなど暴走する母親を少し気持ち悪く感じた。正直前半は話にあまり進展がないこともあって少し退>>続きを読む

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

途中で観るのを止めようかと思うほど辛く救いのないシーンの連続で、実話ベースだという事で気持ちがより沈む。物語はショーシャンクのように、同じ施設の友人目線でナレーションが入る。ただショーシャンクのように>>続きを読む

樹海村(2021年製作の映画)

2.3

犬鳴村同様、怖さは序盤がピーク。なんか途中から違う方に進んでいってしまう。しかも今回は村要素薄め。基本的に都市伝説のコトリバコがメインっぽいけど、もっと樹海にフィーチャーすれば良かったんじゃないかなと>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ良かった。ヤクザ映画なんてと思っていた自分を殴りたい。まずキャストが全員いい。舘ひろしや北村有起哉の渋さ、寺島しのぶや尾野真千子ら女性キャストの演技も良かった。そして何より綾野剛。正直あま>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

パンズラビリンスに全くハマらなかったから、デルトロ監督の作品はあまり合わないのかもと思っていたけど、これは面白かった。まずセットから何から何まで美しいし可愛い。特にラストはとても美しくて良かった。話も>>続きを読む

21グラム(2003年製作の映画)

4.2

これは結構面白かった。冒頭から時系列が複雑に入り組んだ映像をコマ切れに見せられ、最初は理解が難しいが、徐々に全貌が明らかになってきてそこからグイグイと引き込まれた。タイトルの21グラムの意味が分かった>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.9

ありがちな話だし、思っていたより下品だったけど、何だかんだ笑えるし元気になれる映画だった。最後の歌はみんな個性が活かされていて聞いていて楽しくなるし、ライバルの男性グループにずっと入りたかった子が活躍>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

序盤から怒涛の展開の連続で、下らないギャグや小ネタも飛ばしまくりだし正直1作目より楽しめた。相変わらずアクションはカッコいい。今回は本当にヒーロー物っぽくなってて良かった。X-MEN観てる人はもっと楽>>続きを読む

ただ君だけ(2011年製作の映画)

4.1

いやー良かった。これこそ純愛って感じがした。ソジソブの不器用で、哀愁漂う男がハマり役だし、ハンヒョジュはとにかく可愛い。ちゃんと韓国映画らしい辛い展開やバイオレンス描写もあって、全く飽きなかった。最後>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.9

前々から観たいと思っていてようやく観ることが出来たけど、期待通り面白かった。下ネタとか下品なシーンも多いけど、アクションは痛快だしかっこいい。だけど全然ヒーローっぽくなくて、自分の復讐でやってるってと>>続きを読む

哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.7

なんだか思っていたのと違って最初は笑えるような展開だったけど、後半はとにかく暗くてサイコホラーのような感じだった。子どもだけならまだしも田中圭演じる大悟もだいぶ狂っていて、だんだん追い詰められていく小>>続きを読む

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

4.0

普通にコメディとして笑えるシーンが多くて面白かった。主人公は割とどうしようもないし、小さい奴だなーと思うけどどこか憎めない。くだらないシーンが多いけど、話が進むにつれ主人公とともに観てる側も人生におい>>続きを読む

アンチクライスト(2009年製作の映画)

3.3

序盤から途中までは良かった。特に最初の子どもの転落をスローモーションで見せる辺りはラースフォントリアーの底意地の悪さを感じる。ただ作家性が強すぎて自分の頭では理解が追いつかず、物語が佳境に入り盛り上が>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

ここ最近観た邦画の中では一番面白かった。坂元裕二の脚本は何となくどれも暗いイメージがあったけど、これはカルテットや問題のあるレストランのようなクスッと出来る会話の多い作品だった。でも単なるキラキラ恋愛>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.1

こういう設定の話は大好きなんだけど、期待しすぎたかなーというのが正直な感想。オムニバス形式だったせいか個々の印象が薄くてあまり一人一人に感情移入出来なかった。あとは一人一人に"愛すべきイタさ”が足りな>>続きを読む

ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

4.1

日本版の映画もドラマも未見。正直全然期待していなかったけど、想像の何倍も良かったしめちゃくちゃ泣けた。日本版のやつは観てないけど何となく暗そうな印象があるけど、こっちは明るくてキラキラしてる王道の恋愛>>続きを読む

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.2

すごい良かった。自我が目覚め、大人への階段を登っていくウィリアムにキュンキュンした。妖しげで危うげなケイトハドソン演じるペニーレインも魅力たっぷり。これが半自伝だというのもびっくりだし、良い青春を過ご>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.1

シチリアの綺麗な風景と、夢か現実か分からないファンタジーな展開がよりこの物語の残酷さを引き立たせていた。序盤の可愛らしいシーンから一転してその後は終始暗く、最後のテロップでトドメを刺される。実際の事件>>続きを読む

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.8

静かなんだけどずっと緊張感が漂っている映画だった。ジュリアロバーツもルーカスヘッジズも演技が上手いから入り込んで見ることが出来た。どんなドラ息子でも、親にとっては一生大事な子どもなんだろうなと思う。薬>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.0

世の中には身を削って、命をかけて仕事をしている人がいるということを忘れてはいけないと感じた。森林火災って日本ではあまり起きない気がするけど、この映画でよく知ることができた。スポ根物のような男臭い人間ド>>続きを読む