このレビューはネタバレを含みます
ガチガチに固められた固定概念で成立している社会の中で生きる事の息苦しさを描いたこの映画、鑑賞中マスク着用でその息苦しさは倍増する笑。
映画を観てまず率直に感じたのが、映像が素晴らしいという事。>>続きを読む
ドヌーブ、ビノシュ、イーサンホークが出演しフランスで現地のスタッフと撮影しても、是枝作品になってて不思議。
家族の話っていうのも是枝感に繋がってるんだろうけど、タイトな構図とか(海外の映画ならもっと>>続きを読む
ストーリーとか関係なくとことんリアリティ詰めまくる事で、そこに自分がいるかの如く錯覚をひき起こさせようという映画。
そして見終わったあと、そこに自分がいなかったことの悲しさをバカリズムと一緒に共有す>>続きを読む
大人も子供も勝手に期待してガッカリして怒って
人間って勝手ですね。。
嗚呼やっぱり原節子は永遠だな
小津っぽくない動くカメラワークと
演出がちょこちょこあって新鮮
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「無意味なマッチョイズムで負ったその痛みに意味はあったのか??」
https://note.com/taxman85/n/n593be7fe6707
自分が学生時代を過ごした 90 年代や、
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公開当時に観て当時はそんなにだったが、改めて再見したら、物凄く良かった。
映画全体が演劇の様。
ビノシュ、クリステンスチュワート、クロエモレッツという年代の違う女優同士が演劇的な感じで大きく動きなが>>続きを読む
常に付き纏う不安感をホラー映画として具現化した様な映画で、面白い。
追ってくるスピード感が絶妙で、気を紛らわせて忘れたと思っても、ゆっくりと忍び追ってくる不安感を完全に表現してる。
ワイドレンズを>>続きを読む
愛国心を謳って過ちを認めない人や
どうでもいいTVや絵空事を歌う音楽や映画の様な娯楽で思考回路が停止した人たちと生きていくのはどこでも大変だ。
久しぶりに観た。
90年代-00年代に漂ってた、平和で物も溢れて豊かだったけど、どこか退屈な感じ=「終わりなき日常感」を捉えた、この時代の作品が個人的に好き。厨二病でしょうか?
911ぐらいから徐々>>続きを読む
映画の様に作りこまれた演出や空間とドキュメンタリーが混ざり合った映像がとても美しくて面白い。
作中に語られる彼の楽曲の制作手法(異なる要素を混ぜ合わせ化学反応を生み出す)ともリンクしており、ニックケ>>続きを読む
「アダムドライバーが悪魔のいけにえ化する映画」
コメディタッチで笑いながら観つつも
いいキャラクター達がどんどん悲惨な状況なっていく感じが世の中への皮肉にもなってて良かった。
白夜とか夜のシーン、>>続きを読む
昔ブログに書いたやつー。
ハネケの「白いリボン」と同様で「すでにクラシックな名作」って感じ
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まず最初にこの映画を僕は2度鑑賞した。
最初の鑑賞を終えた時、映像の美しさ、演技>>続きを読む
Twitter的な短文のやりとりが小気味いいコメディ映画。
ネット社会 特有の承認欲求や表面的な偽りが溢れる中で、鈍感で馬鹿正直な人間が幸せを掴むのが これまた小気味い。
人々は結局変われないとい>>続きを読む
シークレットサンシャイン、園子温、ポールトーマスアンダーソン的な、胡散臭いものを盲信的に信じる事で自分自身も騙して楽になろうという人間の心理描いてて好き。
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ブログから
黒沢清「岸辺の旅」。
ストーリーは、夫を亡くした妻の元に3年ぶりに死んだ夫が幽霊として戻ってくる。2人は夫が死後の3年間で回った土地を巡り、生前に伝えられなかったお互いの思いを伝え合う>>続きを読む
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2012年頃に書いてた感想。
黒沢清の『トウキョウソナタ』を観た。
黒沢清に魅力は感じなかったし、作品自体も『空中庭園』と被っている感じもして、あまり興味はなかったのだけど、借りたい作品がなかっ>>続きを読む
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大昔にmixiに書いたモノを添付。
北野武監督、2作品目の『3-4X10月』を観た。
この映画はヤバいです。今まで観た映画の中でも3本には絶対に入るぐらい面白かった。
ほぼ全カットが、写真のようで>>続きを読む
見えないモノが見えた人のお話。
信じる人は試され、信じない人は試されないお話。
自由で新鮮で美しい!
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海街DIARYしかり登場人物が多い為か、
じっくり見せるシーンもなく、ストーリー展開重視で進んでいくので若干退屈(セリフ、映像ともに)。
是枝監督作品の生々しい感じっていうのが、そのじっくり描く中で>>続きを読む
ノワール映画だけど登場人物が全然魅力的じゃない。。
ロンググッドバイ、インヒアレントヴァイスでお口直ししたい。。