yuiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.3

松山ケンイチの演技の幅の広さがわかる映画。
ベクトルの端から端まで切り替えられてすごい。

青空エール(2016年製作の映画)

3.4

すごい青春。こんなに、学生時代に夢と目標をもって何かに打ち込んでみたかったな〜。

竹内涼真はやっぱり爽やかの極みでかっこよかった。
あと上野樹里が、吹部の顧問役がとてもはまってて良かった!

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

家族って血の繋がりだけでは絶対ないよなと思わされた。
本物じゃなくても嘘でも、それが当人たちにとって一番幸せな在り方ならそれでいいじゃん、もう周りは介入しないでおこうよ…と思ってしまった。
でも現実は
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みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.6

家を建てるって大変なんだな…と思った。(身内やこだわりと癖の強すぎる人に頼むと)笑

色々職人・アーティスト同士ぶつかりがありながらも、お互い認められるところも見つけていって男同士の語り合いができるま
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これが実話に基づいてるなんて驚きでしかない!
普通の人の視力の5%、人の顔はおろか近くに何があるかも分からない状態で、それでも五つ星ホテルのホテルマンの夢を諦めないサリーは本当にすごいと思った。志の強
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

4.0

自分は関東とは縁がないので、県同士の確執みたいなものは知らなかったけど、この映画を見て、ステレオタイプも面白く知れた。

埼玉が卑下されていると思いきや、よく考えたら群馬が何気に一番秘境扱いされている
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

3.2

登場人物の動き方が独特というかスローモーションのようにぬめぬめ動く感じだった。

鈴木杏は私はわからないんだけど、蒼井優の天真爛漫で自由な感じがそのまま主人公の姿に出ていて、とても自然だった。

シャッフル(2011年製作の映画)

3.0

本当にどんでん返しの連続で、理解力<どんでん返しの積み重なり という感じだった。
展開の転じを理解しきらないうちにまたひっくり返る、忙しい映画。
だから「キサラギ」みたいに同じ部屋でずっと話が進んでて
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日日是好日(2018年製作の映画)

3.1

同じ亭主が開いても、二度と同じ茶会はない。
だからこそ、同じように日々を過ごせることが幸せなんだと感じる。

作中にあったように、今でこそすぐ人に連絡をとれるし、SNSで何をしてるかもわかるけど、昔は
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

3.5

リリー・コリンズが白雪姫にぴったり。
普通のファンタジーよりも、悪い女王を倒すために7人の小人ギャング集団に仲間入りして敵討ちを試みる白雪姫の方が今時な感じで面白かった!

箱入りの感じも良いし、強く
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

前半はコメディ要素強めで、クスッと笑いながら見ていたけれど、強い雨や雷の描写からドキドキし始め、
インターホンに映った時なんかからはもうハラハラしっぱなしだった。私は怖いのが苦手(ホラーもだけど特に人
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

もっと文学や芸術に詳しければよかったと非常に後悔。
マン・レイとか言われても全然わからなかった…そういう人物や時代風景がわかれば、もっと楽しめたと思う。
よく知りはしないけれど、ダリがとても愛おしいキ
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泥棒役者(2017年製作の映画)

3.3

何も考えず見れた。
まずストーリーよりも…
高畑充希ちゃんが、しっかりしてるけどふわふわしてて、気を遣わせない感じでめちゃくちゃ理想の女の子で可愛かった!
という感想が最初に出てきてしまった。


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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

オギーだけでなく、家族や友達、いろいろな視点があってよかった。
本人だけでなく、周りの人の気持ちや環境にも大きな障害を与えるのかもしれないけれど、小さなオギーの大きな心が、それを障害で終わらせず、全員
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映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

浜辺美波ちゃんが可愛いし、個人的に矢本悠馬くんがツボなので、たくさん笑わせてもらった。
ヴィレッジで心が浄化されたみたいになった木渡をやってる矢本くんが面白すぎる笑
最後の「足を全く使わずに進んでいる
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今までのカイジの映画をそこまでじっくりとは観ていなかったので、映画館でしっかり観るのはこれが初。
そのためか、1,2と比べている方はあまり満足できなかったみたいだけれど、私はこの作品としてはとても楽し
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.5

最初から引き込まれるマジックの数々、そこから最後までさらに引き込むマジックやトリック、スリル、アクションの連続で、飽きが全くこず楽しめた。

ホースマンたちの余裕な表情や、騙された側の口あんぐりな表情
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.4

ペンギンの姿と効果音、鳴き声がひたすら可愛かった!
そしてお姉さんに近づこうと背伸びする少年も可愛くて微笑ましい。

I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE(2015年製作の映画)

3.4

スヌーピー可愛かった。
やっぱり一人一人のキャラがたってて、子どもながらに皮肉の効いた返しが多くて面白い。 シーンとシーンの間が少し脈絡がないところもあるけど、それはそれで漫画・原作の4コマを繋いだ感
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

2.9

SFがそこまで好きでないので、あまりハマれなかった。
でも、人類と、人類の知識にあるような概念がない宇宙人との会話はシュールで面白いところもあった。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

松岡茉優ばかり照明が当たっているわけじゃなくて、出場者1人ひとりがクローズアップされ、苦悩や心の動きが丁寧に描かれていたのがよかった。

塵くんの、欲もプレッシャーもない、ピアノへの真っ直ぐな気持ちが
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.1

普通に振り返ってみると散々な人生のような気がするけど、ミュージカル調でコメディ要素もあったので見れたという感じ。

家族に縁切られ、男たちに何度も裏切られ、芸能人もファンレターの返事はくれないし、自分
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

夏・秋よりも、暮らしや人間関係の部分が見えて好きだった。

納豆もち、山菜の天ぷら、ジャガイモパン、特製クリスマスケーキなどなど、本当に美味しそうなものばかりでお腹が減る…

このまま小森で過ごすのは
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.5

本物の自給自足生活。
料理や栽培方法、農法などはどれも私には無い知識で、小森で母や近隣の人たちから教えられながら、一緒に働きながら生きてきたいちこのような人にはどうしてもなれないなと思った。うらやまし
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坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.5

原作未読

ジャズにあまり触れたことがなかったけど、セッションシーンがとても楽しそうで少し興味が湧いた。

千太郎を演じた中川大志くんがとても好演で、ハマりすぎてて最初誰が演じてるかわからないくらいだ
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娼年(2018年製作の映画)

3.0

松坂桃李を見るために鑑賞。
思ってたより50倍そういうシーンで構成されててびっくり。何を見てるんだという気持ちになってきた。
ところどころ笑えるくらいのシーンや描写があった。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

3.5

何も考えずに見れたし、くだらないイタズラとか、駐在さんと高校生たちのシュールでコミカルな問答が笑えた。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.3

妄想根暗女子のこじらせ過ぎた感じをとてもうまく演じていてすごいなと思った。言葉とか動きの端々にそれが出ていて、モロそういう系の女子感がしていた。

一方で、一に会えることになってるんるんなヨシカはすっ
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.8

優しくて温かくて、何もかも包み込んでくれるおばあちゃんが素敵すぎて、心から憧れた。自分に言われてる言葉のように一言一言が心に沁みてきて、心が洗われたような気がした。
そしてあの空間。ハーブや野菜、野い
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ラストベガス(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

10代でも、60代になっても、
‘Asshole’ ‘Prick’ って会うたんびに言い合って、昔と変わらない空気が流れるような関係が、単純にいいなと思えた。

老いを恐れるビリーだったけど、若いまま
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

くんちゃんのワガママさに少し苛立ちもしたけど、それをお母さん目線やお父さん目線で見たり、逆に両親の言動を子供のくんちゃん目線で見たりすることができて、それぞれの感じ方がわかった気がした。

色んなとこ
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火花(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

何が芸人のリアルなのかわからないけど、なんかリアルだなと思わされた。
自分が本当に面白いと信じてることが世間にも通用するって奇跡みたいなことで、世間の顔色を伺いたくないけど、自分のやりたいことを曲げた
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告白(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

さすが湊かなえさん!というストーリーで、犯人を特定するところから始まるのに最後までどんどん引き込まれた。

復讐の思いに取り憑かれ、冷酷で落ち着いている森口の様子と、回想シーンで取り乱していたり最後に
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今までの作品に勝るとも劣らない美しいグラフィックに圧倒された。強く地面を叩く雨の描写や、みるみる晴れる空の描写が細かくて再現度が高かった!

音楽もとても良くて、グランドエスケープは鳥肌が立つほど。
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