もこさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

面白かった。ルーニー・マーラ扮するリスベットが可愛いし強いし捉えどころないしで本当に魅力的。でも今作のダニエル・クレイグはちょっと体鍛えてるおっさん、というだけの印象で
、かっこいいんだけどなんか気持
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野火(2014年製作の映画)

3.9

怖い、本当に怖い。テレビでよくある、戦争従事者だったお年寄りたちが口を揃えて言う「もう戦争は絶対に繰り返してはならない」という言葉の本当の意味がわかった気がする。こんな恐ろしい目に遭う可能性があるのが>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

暴力と哲学満載の映画!かっこいい、チンピラみたいなプラピはまじでかっこいい。何着てもどんな髪型でも似合うな〜。タイラーの言っていることはめちゃくちゃなんだけど筋は通っていて、恐ろしいんだけどとても魅力>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

4.0

最高だった。迫力の戦車合戦は劇場版ということもあってパワーアップしてるし、正直女の子たちが言ってることの半分も理解できてはいないけど、それでも最高だった。これまでのライバル校が大洗を助けるために一堂に>>続きを読む

コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

3.1

まるきりファンタジーのようで、どこか現実的だった。美しく人気があった時の自分は永遠にスクリーンに残っていて、その様を老いてかつての輝きも失った自分が見ている……どんな気分なんだろう。とんでもない未来の>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.1

期待しすぎてたので思っていたよりきつい描写が少なくて残念なような安心したような……。それでもビビりなのでいくつかある痛そうな、いや痛い描写には目を逸らしながら見ていた。すごい気持ち悪い両親(主に父親)>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

地道な取材を重ね、時には罵倒され面白くない目に遭いながらも真実を伝えようとするチームの姿勢はかっこいい。地元紙だからこそ地元の汚点は伝えなければならないし、出来れば伝えたくない。作中にもある、みんなが>>続きを読む

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.4

ポップなコメディーだけどちょっとのホラー要素もある新感覚な作品。街並みがおもちゃみたいでかわいかった。ムーディな歌謡曲なのにポップさもあって軽快な歌を歌うトミー谷!嫉妬深くてちょっと怖いキャラだけど、>>続きを読む

チャイルド44 森に消えた子供たち(2015年製作の映画)

3.4

眠気と戦ったけど負けた。
小説読んだ方がわかりやすいんだろうなー。テーマもテーマだから終始重厚で緊迫した空気の中話が続くんだけど、あまりにも淡々と進むので個人的にはちょっとキツかった。あの時代のロシア
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マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.6

いかにもなパッケージから漂うB級感とは裏腹に、感動するしずっとハラハラしながら見ていた。扉の後ろって自分からは何も見えないから怖い……。ホラーというよりSF的というか、サスペンス要素もあって面白かった>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

3.6

グロ可愛い造形のキャラクターたちがいい!ストーリーはさくさく進むし音楽もノリが良くて思った通りの感じ。もうちょい長く見たかったかな〜。新郎新婦の親がクソだったけどこういう親おるよね、と思った。そして骨>>続きを読む

エコール(2004年製作の映画)

3.6

オープニングが終わってすぐの、棺桶で運ばれてくる新入生を迎え入れる在校生たち。白いスカートに包まれた下半身と棺桶しか写ってないシーンがすごく美しくて印象的だった。思ってたより希望がありそうな終わり方で>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

子犬めちゃくちゃ可愛かったのに映画開始後すぐに殺されたのでショックだった。でもそのおかげでジョンが暴れまわってるのも「やれやれ〜!皆殺せ〜!」と前向きに応援できたので結果オーライ。ヨセフが絵に描いたよ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.1

何回でも観たい。何回でも観て、彼らの『怒り』を味わいたいと思った。

アーロと少年(2015年製作の映画)

3.1

私がアーロだったら旅の初日で死んでる、と思うくらい過酷な目に遭うアーロ。困難が次々と襲い来て、もやしっ子には耐えられないだろうなぁと思った。だから耐えたアーロは凄い。これが主人公である宿命……?

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.6

私の性格が悪いからなのか、ストーリーが出来もしない奴がしゃしゃるな!と言っているかのようなみたいな印象を受けて若干しょぼんとなるけど歌や造形は素敵。ジャックが初めてクリスマスに触れて「何これ〜鬼やば〜>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

3.5

クソしか出ないぞこの映画!クソみたいな女と男が自分たちの欲望を賭けてシカゴという街相手に右往左往している感じ、別世界のようで身近にもあるんだろうと思わせる妙なリアルさ。リチャード・ギア演じるミスター・>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

3.8

面白かった!くるくる動くジュディ可愛すぎる!どの動物の動きも綺麗でスムーズで、毛並みとかが本当リアル。ジュディの頭をポンポンしたい笑ズートピアは動物たちの楽園だけど、当たり前のようにある差別意識はまん>>続きを読む

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.7

感動度は前作のが高いかなと思うけど、アニメーションの美しさは進化してた!海の描写が素晴らしい。今回の主役は忘れっぽくてマシンガントーク炸裂させてみんなをトラブルに巻き込むドリー!相変わらずマシンガント>>続きを読む

ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.7

どこにでもある恋人たちの話。好き合ってるのにうまくいかない、見てるこっちがもどかしくなるけど、当人同士は至って真面目にバカみたいに喧嘩し合っている。もっと素直になればいいのに、もっと相手を思いやればい>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.3

最後の楽しそうな祭囃子を聞きながら、散っていった仲間たちの墓を見つめる侍たちの姿が何とも物悲しかった。侍といえば強者の象徴、百姓といえば虐げられる弱者の象徴、というイメージだったが、この作品では徹底し>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.6

期待値が高すぎたせいか物足りなくて思ってたよりも面白くなかった。ニューヨークを舞台にしたゲリラライブとか楽しそう。いい大人が警察相手にキャーキャー逃げ回ってる姿はいいな〜。みんな楽しそうで、音楽を本気>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

シュールで不気味な世界観。全身真っ青で眉毛なくて真っ赤な目を持つドラーク人やその他の動植物もめちゃめちゃ不気味でトラウマ級の気味の悪さを持っている。でもドラーク人だけが悪でもなく、閉鎖的なコミュニティ>>続きを読む

ジプシーのとき(1989年製作の映画)

3.7

1人の純朴な少年がギャングになって破滅の道を辿るまでを描いた作品。今までみたクストリッツァ作品の中でもかなり静かで出てくる動物も少なくてシリアスな作品だけど、結婚式のどんちゃん騒ぎや幻想的な演出、可愛>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

高そうな毛皮に匂いがつくのも気にせず美味しそうに煙草を吸うキャロルが素敵だった。テレーズもあんなに可愛い顔して男前に煙草吸うんだもんなー、惚れるなー。衣装や映画の中の50年代の空気感もすごいよかった。>>続きを読む

ねこぢる草(2000年製作の映画)

3.6

いや〜な後味が後からじわじわ効いてくる。聞いてたより鬱でもグロでもなかったけど、エンディングは癖になるような不気味さがあった。血の表現がなんか独特で、ぽってりとしてて重たい感じ。原作読んでみたいなー。

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.7

間の取り方がゆっくりで、もどかしくて、とても現実的。特に高良くんの「なんか」とか「的な」を多用する頼りなさすぎる新任教師役、すごいリアル。この前まで学生やってたような人が急に教師なんて務まるわけもなく>>続きを読む

チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像(2014年製作の映画)

3.1

テレビスペシャルとして流しても違和感ない感じ。すみれ先生はもっと狂気的になってほしかった。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.7

サウルがとても不気味で怖かった。「息子」と言っている割にはあまり感情が動いてない割に葬儀のためにがむしゃらに動くし、なんだかんだ面倒見の良い仲間たちなんて無視してラビを探す姿は父性愛というよりは恐ろし>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.6

スティーヴ・カレルが神経質で近寄りがたいおっさん役!いいなー!ライアン・ゴズリングはスマートで頭の切れる銀行マンというぴったりな感じがかっこよかった。ドキュメンタリーじゃないんだけどメタ的な演出がして>>続きを読む

KING OF PRISM by PrettyRhythm(2016年製作の映画)

3.7

や、評価のしようがないですよねこの映画……。もともとプリリズやヒロ様(様をつけざるを得ない)とコウジの確執についてはうっっっっすら知ってはいたのですが、それでも知識はないに等しい、そんな状態でも楽しめ>>続きを読む

同級生(2015年製作の映画)

3.9

原作が私が人生で初めて買ったBL漫画ということもあり、思い入れは結構強い作品。中村先生の描かれる作品は詩的というか、空間をたっぷり含んだ作品というか、とにかく映像で表すのは難しいんじゃないかなーという>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.8

他のレビュアーさんも書いておられましたが、物語の展開に沿うような軽快なドラムに、否応なしに思い出されるセッション。この映画を見ていると「流れる」という印象を抱く。ドラミングもそうだし、ワンカットの取り>>続きを読む

デビルズ・ノット(2013年製作の映画)

3.6

どうしてこんな不条理なことが罷り通ってしまうのか。警察は杜撰すぎるしマスコミも過熱報道だし、大きすぎる権力の暴走って怖い。今日本でよくオタク=変態性犯罪者って思われるような報道が多くされているように、>>続きを読む