もこさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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陰陽師 II(2003年製作の映画)

3.0

若かりし頃の市原隼人!深キョンの役どころが意外だった。どう見ても可愛いお姫様。

野いちご(1957年製作の映画)

3.7

人と人との繋がりは煩わしいことが多いけど、それらを避けて生きていたらすごく寂しい。地位も名誉もあるけど孤独な主人公が過去の思い出や道中出会っていく人々との関わりを経て、自分を見つめ直すというすごく静か>>続きを読む

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.8

図書館のシーンでいろんな人たちの間を行ったり来たりしてる天使たちの描写が、いろんな言葉や思いが飛び交っていて面白かった。老人ホメロスの心の中の言葉たちがすごく詩的で美しくて、映画だけど言葉の美しさにも>>続きを読む

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.6

ブシェミがただただ男たちに絡まれている映画。男性陣がブシェミと絡むときだけ距離感狂いすぎてて何事かと思った。ところどころ往年の作品たちをイメージしたようなシーンがあって、モノクロなのになんか華やかで素>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

-

分からなさすぎたので評価の仕様がない、というか、できない。あのビタビタ投げ捨てられている気持ち悪い物体は何なんだ?へその緒?なんかの内蔵?それとも生き物?
なんか、ほんとによく分からなかったけど、赤ち
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.6

タイプの違う高校生でも悩みとか抱えてる痛みは同じようなものなんだよなーと。個人的には月曜日に会ったら僕たちどうすればいい?っていつブライアンの質問に対してリア充であろう二人の戸惑いと答えが印象的。高校>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.7

スウェーデンっぽい壁紙とかインテリアがすごい可愛かった。シモンとイェニファーの服がカラフルで可愛くて、シモンのジャージは機能的っぽい上におしゃれなんて最高。シモンにとっては分かり合える人はサムしかいな>>続きを読む

処女の泉(1960年製作の映画)

3.8

「神の存在を問う」映画は古今東西たくさんあるけれど、それらの中でも今作はわかりやすく、その上名作という凄い出来。
全編通して静かで、ひどいシーンも怒りを貯めているシーンもそれが爆発したシーンもとても静
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千夜一夜物語(1969年製作の映画)

3.5

高校生のとき、CS放送で流れていたのを母親と観たことを思い出して。これがとても面白かったので次週『クレオパトラ』が放送されると知って秒で録画予約したなー。主人公が愛するミリアムが死のうが娘と性行為をし>>続きを読む

ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

3.7

怒りや醜さ、恋をする喜び、別れの苦しみや悲しみを盛大な音楽とオペラに乗せて忙しなく、でもしんみりと描いていて、この緩急が凄かった。前半のうるさい馬鹿騒ぎに慣れたところで後半のしんみり感が来たので、逆に>>続きを読む

蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

3.7

ロマンチストで心優しいゲイと、革命に生涯を捧げんとする政治犯の友情。二人とも真っ直ぐで心が美しいから、悲劇の方へ向かってしまうんだろうなぁ。モリーナがすごく女性的で優美で、監獄の中でも壁にスナップ写真>>続きを読む

閉ざされた森(2003年製作の映画)

3.7

ちょっとやり過ぎだろ!何回転がせば気が済むんだ!というくらい話が二転三転して、なんかもう手がつけられなかった。最初の話と最後の話で大きく展開が違ってくるので、100足らずでよくぞここまで裾野を広げられ>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.6

恐竜たちがめちゃくちゃかっこいい!ちょっと前の技術のCGだけど、動きとか迫力とかが嘘くさくなくて、公開当時に見てたら本当に圧倒されただろうなー!ジェラシックパークを初めて訪れた学者三人の、ラボ?を見た>>続きを読む

(1974年製作の映画)

3.7

相変わらず訳がわからん。登場人物たちの過去と現在がモノクロとカラー映像に分かれて行ったり来たり、セリフも視聴者置いてけぼりでどんどん展開していくし、まるで監督に頭の中を覗いてみろよ!感じ取れよ!と言わ>>続きを読む

天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.6

最後が気持ちいい終わり方でよかった〜。スピヴェットが可愛い!賢くて優しくて、でも天才らしく生意気なところもあって笑、とにかく可愛かった!お母さん役のヘレナの憂い顔もよかったな〜。あの暖かい色合いもよか>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ソフィーとフランシスの関係がいかにも女子って感じでよかった!カラカラしてるようで陰湿で、でもいろんなモヤっとしたものも笑顔で洗い流せる。この関係、どっちかがまた上手く行かなくなったら拗れるのだろうな〜>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

3.6

トルーマンは最後まで二人(ペリー?)を救いたい気持ちと執筆欲に苦しんでいたけど、ネルの「本当はすくいたくなかったのよ」という台詞にある通り、本心では救う気持ちはなかったんだろう。でもその本心をペリーへ>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.0

マチルダが魅力的過ぎる。ていうか色っぽすぎる。それで頭もいいし、子供らしさもあるなんて、こんな子レオンじゃなくても落ちてしまう。レオンは凄腕の殺し屋だけど子供のような印象もあるし、ヤク中っぽいイカれた>>続きを読む

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.7

真木よう子と大西信満の見つめ合う演技がすごいよかった。恨みも憎悪も愛着も執心も綯い交ぜにして一緒に暮らしていった二人は、多分これからも離れられないのだと思った。離れたけど。大西信満さんという役者さんは>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

3.7

面白かったー!主人公あんなにキメてるのに間抜けすぎだろとかルイめちゃくちゃ馬鹿(というか青い)とかベロもうちょっとしっかりしろよとか色々思ったけど、途中からの緊張感やラストの終わり方の美しさ、サスペン>>続きを読む

NO(2012年製作の映画)

3.6

人々の心に訴えかけるには?という目的で政治家と広告屋の意見が全く違うのが面白かった。個人的な感傷を押し出すだけでは人の心は動かせない、国の未来のために人々15分のCMに熱くなる。
ノー陣営の勝ちが決ま
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サクリファイス(1986年製作の映画)

-

宗教的だなー。信じるだけじゃなくて、神のために自分以外をも犠牲にしなければ救いは得られない、という意味なのだろうか……。正直登場人物の関係性とか主人公の苦悩とか、よくわからないところは多かったけど、そ>>続きを読む

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

3.2

サイコパスっぽいちょいイカレおじいちゃんの、心温まらない冒険。人があっけなく死ぬ上に警察が無能すぎる、非常にのんびりした映画。アランのような強運の持ち主と旅をしてみたい笑

ノスタルジア(1983年製作の映画)

-

タルコフスキー作品を時系列バラバラで見てるのだが、これは画面の美しさとかシーンの撮り方とか、すごくタルコフスキーらしいと思った。特に同一空間に同じ人物が何人もいるようなショットとか、演説シーンの不自然>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.1

激しいブラスバンド演奏に合わせて踊り狂う登場人物たちが鮮烈に印象に残る。戦争最中のユーゴスラビアを舞台にしているのに陰鬱さや悲壮感が感じられないのはその明るい音楽や踊りがあってこそ。登場人物たちの破天>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

全体的になんか不気味。ブシェミ(が演じる犯人)のこと皆んなして変な顔って評しててうけた。不細工とかじゃなくてファニーって言われるとなんか許せる……?いや許せないな……。
犯人と女の子たちのモーテルでの
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.0

なんという完璧なハッピーエンド!登場人物がこれ以上なく魅力的すぎる!特におじいちゃんと孫という取り合わせに弱い私にとってこの作品はとても素敵……!どうしようもないクズキャラのダダンとクズキャラというよ>>続きを読む

さよなら、アドルフ(2012年製作の映画)

3.4

お姉ちゃんが痛々しかった。その分、下の妹や弟なんかはたくましく生きていけそうだよなーと思った。お母さんの「誇りを失わないで」という言葉がお姉ちゃんに一生重くのしかかってくるのかな……。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

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混乱しすぎてコメントできないけど、なんかすごいもの観ちゃった気がする。評価できない。