ヤマダさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

キング・アーサー(2016年製作の映画)

1.0

酷すぎて屁が出た。
そもそもの不出来に加え、ガイ・リッチーの下町最高イズムにも飽きがきている。個人的に。

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

3.5

悪態ついてどつき合いながらも、互いのケツを今にも掘り合い出すんじゃないかと思わせる程の仲良しこよしで楽しそうな男達の世界(個人的な妄想である。)が梅宮辰夫が現れてから徐々に崩壊していく様は観るに耐え難>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.4

タマンナーがいない。やり直し。






だが、
それ以外は前作と同様。ほぼ文句無し。
主題歌はテルグ語版が一番好き。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

王道中の王道をこれ程的確丁寧大真面目にやれば、それは面白く無い訳が無い。
ただ、ある程度寛容になれる程の距離感を取って観る事が必要だとは思う。本作の突っ込み所は取るに足らない部分だとは思うが。
そんな
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カーゴ(2017年製作の映画)

3.0

傑作とまではいかないが良作だとは思う。舞台設定は珍しい方だとは思うが、ゾンビものはもう考え得るシチュエーションをやり尽くされた感があるので、本作もさほど新鮮味がある訳でも無く、既視感や起伏の無い物語か>>続きを読む

メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

2.0

バリー・ソネンフェルドはもうワザとなんじゃないかと思う程、作品の当たり外れが激しい。これは外れ。
「何故猫になったのか」を強調する割には、その理由の本質的な部分を示す描写が薄い。唯一面白かったのは、ケ
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エスケープ・フロム・L.A.(1996年製作の映画)

4.0

何度観ても楽しい不朽の名作であり、ディストピアのデザインが素晴らしい作品の1つ。
バスケやサーフィン、ハンググライダーを充分に楽しんだ後に文明を破壊する映画は多分これだけ。

ファウンド(2012年製作の映画)

3.0

微笑ましい程の低予算振り。
そのチープさも含めて、 劇中の時代にも恐らく設定されている80〜90年代初期辺りのエログロ映画を思い浮かべさせる。主人公の少年の様にあの頃の映画を見てきた自分の少年期を振り
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

2.5

デルトロの1作目とは似て非なる物といった感じだが、これはこれでそれなりにパシフィックリムにはなっている。
前作の日本の描写も決して完璧なものでは無かったが、本作の東京!富士山!ドカーン!には少し目眩が
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

ライアン・クーグラーの初長編監督作。
差別と偏見がもたらした悲劇により、命を落としたのは1人の「人間」であるという事。唯それを知って欲しい、理解して欲しいという作り手達の思いに、心を揺さぶられる。

クリープ 2(2017年製作の映画)

3.0

1作目はマーク・デュプラスの気持ちの悪さが半端なくて気に入ったが、2作目は可愛らしく見える。本当に見えるから、やっぱり気持ちが悪い。故に好き。

ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.0

あぁ、なるほど、と後でちゃんと消化できる作りになっている。面白い。
個人的にはこれはコメディだと思っている。登場の瞬間が最高にオチ。ローレン・コーハン綺麗過ぎか。

デッドロック4〜絶対王者ボイカ〜(2016年製作の映画)

3.0

ウォルターヒル監督作の1を除き、このデッドロックシリーズはスコットアドキンスの超人アクションが観られる貴重なシリーズなので、中途半端な事をせずちゃんと全シリーズ円盤にしてもらいたい。
個人的に好きなの
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

この映画の中に潜在したものを、誰が観ても感じ取る事が出来るのは、伏線の仕込みとメタファーの演出が超丁寧だからか。脚本が絶賛されるのも納得であるし、個人的にはホラー映画のお手本のような映画だと思う。
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

4.0

監督がアレクサンドル・アジャなので、「ははーん、このルイとかいう奴が9人位切って刻んですり潰す映画だな?」とか思っていた。騙された。アジャごめん。
アレクサンドル・アジャはヒッチコック的なスリラーをや
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無限の住人(2017年製作の映画)

3.0

・小道具が安っぽい
・原作未読の観客には不親切
・殺陣の魅力が薄い
という点が目立つ。物語的には、長い原作を1本の映画にするというのだから、どうしても圧縮気味なのは仕方ない。三池監督の手腕でいつも通り
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

3.0

中々面白かった。
人がペットを飼う理由は千差万別だが、その目的は1つで、心の充足を図る為である。人や物では満たされない隙間を、ペットに代替する。本作のラストにはまさにその心の充足を得られた飼主と、飼主
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