わかまつさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

わかまつ

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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.9


食欲湧いたら観るだけ!お手軽「冷たい熱帯魚」ダイエット!

冷めきった家庭の奥歯にものの詰まったような気弱なお父さんが主人公。
突如すり寄ってきた昭和気質で強引なおじちゃんはまさかの連続殺人犯。
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.5


本田章太くん!俺ら根暗モン票はきっとあんたに集まってたぜ!!

当選すれば将来内閣入りの重役ポストが確約される「生徒会長」を目指し、超エリート校の中でライバルたちと凌ぎを削る学園群雄割拠コメディ。
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.8


不可能を可能にした諜報員

機密文書の奪取を阻止するため上流パーティに潜入した極秘諜報機関「IMF」のチーム。だがそれは仕組まれた罠であり消されていくチームメイト。全てを奪われた主人公の大胆不敵な復
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

4.5


スーダンて知ってますか

内戦孤児となったスーダン国民をアメリカに移住させる計画でキャンプを出た一組の家族。そして彼らの就職の世話をすることになった案内所の独身女性。慣れない異国の地に戸惑う家族に冷
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グレートウォール(2016年製作の映画)

3.5


「長城よ、もう大丈夫、私が来た」

2000年前に建てられた世界最長の城壁「万里の長城」。その建設の目的は異星からの侵略者から人類を守る防壁の役割だった。

中国の歴史にファンタジー要素を加えた王道
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

3.0


酷評オブザワールド

大ヒット漫画の実写二部作の後編。
ヒトと巨人両方の性質をもつ主人公エレンは世界の救世主かはたまた破壊者か。

たまの休みに映画館に行ってこの映画を引いたならそら言いたいことは出
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5


特っ大惑星図ホログラム最高!!!!

舞台は近未来。古代壁画に描かれた手がかりを頼りに人類のルーツを探すため未知の惑星へ足を踏み入れる。

リドリー・スコットはグラディエーター以来2作目なのですが
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0


「序盤はよくある展開、でもこの先は『絶対に読めない』」

僕の尊敬するポエマーに藍染惣右介という方がいらっしゃいます。
彼の名言に「あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ」というものがあり、これは自
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


人の声に反応するっつってんだろ!!!

世界的に大ヒットした同名漫画の実写化
巨人によって奪われた生活区を主人公らが奪還することを試みる。

僕は新巻が出たら読む程度の原作ファンです。

原作者も携
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

4.9

こどもたち!パシリムをみよう!

突如現れた巨大エイリアン"KAIJU"を二人乗りシンクロ操縦ロボでヤキを入れてぶっ飛ばす脳汁爆散ムービー

なんですかこの日本愛に溢れた傑作は。
造形、ガジェット、ア
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怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.5


マッハGoGoGo

グルーたちの乗ってるマシンてあれ、
マッハ号の機能になかったでしたっけ
そんな感じで楽しめました

子どものような柔軟な発想が面白くて
壁を走ってる車の座席がそう回転すんのか!
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.8

マーベルって予告編が本当にうまいですよね

中でもこのシビルウォーはぶっちぎりに胸熱な予告編の出し方でした
スパイダーマン登場のとこはもちろん、特報のトニーの「So is I ?」のとことか当時目頭が
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.5

強さで孤独のおじいと弱さで孤独の青年
凍え切った二人が交わることで次第に心が溶けていく

パリ行き見る前にお勉強で鑑賞
ですが自分が未熟ゆえか前評判の高さゆえかしっくりこなかった
また時間を置いて見直
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

イーストウッドてすごい

まず、予告編から想像できる内容とは「ベイマックス」を鑑賞した時のようなズレがあり注意が必要です。
これはアクション映画ではなくイーストウッドが取り上げた実話なのであって「アメ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.8

お上品なピアノソナタのような

ピアノの独奏で最後高音になるにつれゆっくりになっていき「ティティ..ティ...ティン!」てなる曲あるじゃないですか。
まさにそんな映画でした。語彙。

R15指定に冷戦
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

5.0

最先端技術×最硬度物質×最強の一族

鎖国を保ち平和と貴金属を守り続けてきたワカンダを舞台に国王でありヒーローである主人公が黒豹アクションをぶちかます
祖国を愛するがゆえにぶつかりあう国王とヴィランは
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.0


もっちりとしたドラえもんの質感としずかちゃんの神がかった可愛さったらもう

原作の名エピソードの詰め合わせ
やっぱ元ネタが王道ヒット作なだけあってわかりやすくて面白いす
よく考えたらこんなディズニー
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銀魂(2017年製作の映画)

4.5


やり過ぎくらいが丁度いい
なんならあとで謝ればいい

原作の名エピソードの実写化。実写化に対する社会の目を逆手に取って乗り切った傑作です。

CGのアレ感は置いといて、アクションに自信がないなら誇張
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0


今日を生き抜く

暴動が続き荒廃した都市デトロイトでサイコパス警官に取り調べられる密室型無法犯人名乗らないとお家帰れないムービー。
密室+相手が警官のため逃げ場はなく文字通り耐え忍ぶシーンは胃が痛み
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.8


負けるなベイビーお前は赤ん坊なんかじゃない

「消費者は自分が欲しいものを知らない」とはよく言ったもので、「やってそうで誰もやらなかったことを俺がやればこうなる」とエドガーライトに見せつけられたよう
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0


宇宙、無重力、お前と俺、
シンプルな筋書きと宇宙の映像美で見せ抜く濃厚な90分

異星人バトルや超人戦争が溢れる時代に見劣りしそうなもんですが
こんだけ少ないテーマでこんだけ見ごたえある映像体験は必
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HAZE ヘイズ(2005年製作の映画)

4.0

完全にやられました

コンクリートの隙間で目を覚ました主人公、その脱出劇というシンプルなあらすじ

たかが48分だし寝る前に見とくか程度にポチったが運の尽き
2時間映画くらいの疲れに襲われてクタクタで
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.5

王道復習劇

史実に沿った登場人物もいつつ創作が大きく入っているらしいので娯楽作として楽しみました。

世界史苦手でローマのことも無知ながら、作り込まれたセットや空気感で奴隷身分の生活を感じられてさ
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

ジョディ・フォスターの可愛らしさにやられました
レクターの気持ち悪さも印象的ですが、演出やカメラによるクラリスの抱く男性への嫌悪感も伝わってきていやーな空気が加わっていき観客を飽きさせません

クラリ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

有村架純のぽつん。かわいすぎんだろおおお!!!!

盛りだくさんの革新的なアイデアでリアリティ表現を追求した日本発パニック映画。

これまでのホラーやゾンビ物でやり尽くされた「ひたすらなグロテスク」や
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.5

職場のいい感じの子が有村架純にお母さんが石田ゆり子?
どちゃくそ羨ましいわ!!!!!!

なんて思ってること束の間、「リバイバル」なるタイムループを続け事件を未然に防ぐ指名を負った主人公が小学生へと遡
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.0

クズ役といえばこの人!こと藤原竜也さんの新しいクズの境地が見れました。「カイジ」や「藁の盾」とはまた違う演技で新しい藤原竜也に引き込まれていきます。

加えてSNSやニコ生などを介する多種メディア表現
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凶悪(2013年製作の映画)

3.8

人は人を簡単に殺せる。
それを制止するものが法なのか理性なのか感情なのか、人間の本質を考えさせられる作品でした。

凸凹コンビは協力プレイで真価を発揮するとはこのことで、ピエールさんとリリーさんの日常
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.3

莫大な懸賞金がかけられた本当にどうしようもない殺人犯清丸をA地点からゴールへ運ぶ輸送サスペンス。
清丸のクズぷりが映るたび観客の心情を代弁するような台詞をブツけてくれる登場人物に頷きながら、降りかかっ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5


「どうしようもない奴が何かを守るために立ち上がる」
そんな使い古されたテーマに対し、新しい抜け道をいくつもいくつも見つけてそいつなりのヒーローへと導くマーベルの手腕は見事なものですが、今作はその中で
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.9

ちびっ子達がインディ・ジョーンズやルーク・スカイウォーカーに憧れるように、自分にとっての初めての憧れはアラン・グラント博士でした。

博士がスクリーンに戻ってくるだけで興奮でしたが
新顔肉食竜の大暴走
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