この映画の存在を知ってから好きな要素しかないので楽しみにしていてようやくの鑑賞。アニミズムに魔女にとドロドロしたもの渦巻く世界だけど、映像はモノクロの美しい世界。白く浮かぶ伯爵令嬢や雪だるまのクラット>>続きを読む
暴走する老害ばかりの世の中だけど、この映画のなかのシャーリー・マクレーンとクララストファー・プラマーならば...と、マイケル・ラドフォードの手腕で素敵な物語に。シャーリー・マクレーンはおばあちゃんにな>>続きを読む
予想はしていたけど、予想通りな。制作総指揮ダニー・ボイルでドラッグ方面強めな仕上がりで、仕方ないにしてもみんな似てない〜!ボビーとか似てなさすぎ!そしてマイブラの扱い...
とはいってもすごい濃ゆい時>>続きを読む
弱肉強食で流れ着いたベガスでのしあガールな踊り子さん。ダンスが激しいはげしかい。乳首立たすのも大変!
玄米よりでかいバーガー食べたくなっちゃう。
林芙美子劇場で、高峰三枝子妻のやさぐれがすぎる。
生活の合間に見せるガサツで手抜きがちな女の油断がリアルすぎて、あんなふうに上原謙様のような夫に冷ややかに見られてしまったらと思うとタヒぬわ。お土産の天>>続きを読む
キラキラのジャック・ペランの世間知らずな坊ちゃまと、したたかなスレっからし女との淡い恋。こうしていくしか生きる術がない感じのクラウディア・カルディナーレの自我とこれが人生って感じが切ない。
大ファンな今敏監督、ノリにのりまくりで好きすぎる作品。妄想代理人も配信していて見返してこちらも。筒井康隆原作をさらに上げまくるこのアニメーションセンスは国宝ですね。夢の行き来、悪夢、気が狂う描写、沈み>>続きを読む
新聞の風刺漫画がベースだそうで、戦後PTSDっぽい伊藤雄之助のやさ男の踏んだり蹴ったりしょんぼり役が上手い。
渋谷桜丘も新大久保もまた田舎みたいで、
のどか。ナース八千草薫が天使すぎる。
ベルリンフィル主席指揮者のケイト・ブランシェットは超絶イケメン。メイクも衣装もカッコよく振り切っててビジュは好みすぎる!
舞台はクラシック音楽の世界なれど、思ったほど、どっぷりその世界ってかんじでもな>>続きを読む
お久しぶりのこちら。ちょー適当な邦題をぶった斬るように、キレキレまくりの今作。改めて観ると卑劣漢トゥコさんのキャラと演技の素晴らしさに感動しちゃう。南北戦争に紛れながらのラストへ向かい、有名すぎる三つ>>続きを読む
格別のカッコ良さ。OPのテロップからものすごい頑張ってるし、モリコーネのところの主張が強い。そんなモリコーネの音楽も何度聴いても流れても沁みるし、懐中時計のメロディとエピソードも素晴らしい!
時代の移り変わりと、北アフリカの地に赴任した男の理想のままの遊びの恋愛のはずがズブズブに自分でハマってゆくのが砂漠の地の風景と、建物、音楽にと官能的に美しい。男のリネンのスーツや女のシルクのドレスに浮>>続きを読む
スクエアの次がトライアングルで楽しみにしていたこちら。期待を裏切らない嫌〜〜〜な気分にさせる連発で流石やわ。
バレンシアガ/H&Mのジャブから始まり(わんこ♡)SNSフォロワー数からサバイバル力に力関>>続きを読む
空港に降り立つ前から受難まくるレティシア・ロマン嬢。ヘビ皮コートやワンピに、お衣装も素敵!モノクロの画面の妄想系サスペンスは短いのに割と長さ感じてしまったけど、絵面はとても良かった。洗濯場の彫刻群とか>>続きを読む
名前からして哀しい響きのトリスターナ。身体的不自由と精神的不自由が入れ替わり、変態的愛憎飛び交う男と女たち。
後半にかけてのドヌーヴ様の素晴らしさったらない。フェルナンド・レイの屈折ジジイもいい感じぷ>>続きを読む
流刑地だったオーストラリアでのアイルランド人の底辺と警察との確執。根が深い憎しみと、毒母な教育とで生まれたモンスター。ジョージ・マッケイの肉体美と演技素晴らしいし、仄暗さとライティングにも凝った作りで>>続きを読む
10年前に観てるの忘れてた。加山雄三のシュッとスマート侍はもちろんのこと、しつこい中丸忠雄の存在感と死に様が壮絶。ちょい役な様でいて決めるとこキメる天本英世も最高!
チャラ〜い、ジェラール・フィリップを堪能。どんどん展開してゆく場面がコミカルで軽快。身から出た錆まくり。
個人的には困り顔のジェラール・フィリップの方が断然好み。
クラウス・キンスキーの存在感薄すぎるし、モリコーネの曲もどっかで聴いた風のやる気ないのだし、ぼんやり観ていたもののラストのパンでなくダイナマイトを買え!というチュンチョの図にグッと持ってかれたわ!
80歳の誕生日を湖畔の別荘で過ごす熟年夫婦。ボケ気味で憔悴したじーさまぶりも、支える妻の優しさも巧すぎる流石のヘンリー・フォンダとキャサリン・ヘプバーン。娘との確執や突然放り込まれる血のつながりのない>>続きを読む
うつらうつらと睡魔と戦いながら観ていたのでアレですが、それでも相当良き。コクトーの美学と積み上げて、突き放して、のラストでうっとり。
ちょうバブリ〜〜〜!遺産相続によるゴタゴタ劇場だけど、野々村真だとらなんか弱め。結婚式会場とか、何もかもがゴテゴテだったんだなーと30年以上も前の日本の風景,風俗の俗悪な感じが出てる。竜雷太のお兄さん>>続きを読む
外は戦争、中の家族も崩壊。ぐいぐいとお見事な技で奥様を骨抜きにしてゆくフランコ・ネロの悪男っぷりと、壊れてゆく奥様リザ・ガストーニも、春川ますみみたいなアンドレア・フォレオルの豊満ボディも見どころ。ラ>>続きを読む
再び、超天然美女の小百合さん登場。前振りの公開失恋から切ない寅ちゃん。
不器用な宮口精二父ちゃん(萌)にナポレオンならぬワシントンで酔っ払って絡める寅ちゃんさすがやー。
で、大島に降り立つと思いきや島>>続きを読む
権力を皮肉りまくる不条理サスペンス。スキの無さすぎる圧を出しまくるジャン・マリア・ヴォランテ。建築物、インテリア、衣装もメイクもお洒落すぎるし、モリコーネの音楽もキマってて最高。当たり前だけどイタリア>>続きを読む
麦の穂も垂れる実りの秋の、離れ離れになったけどまた会えるよね、とそれぞれを思いやる家族の言葉少なめの優しすぎる世界。女学生の名残の原節子と淡島千景の"ねーえぇーー"ってのが可愛いすぎた!ぷんぷんする笠>>続きを読む
自殺願望のある顔真っ白な青年と破天荒おばあちゃんとの出会い。枠も柵もいらんとパンクに反抗して生きる姿に魅せられ、次第に血色を戻すハロルド。80歳で潔く逝くモードのような生き様も電車ハウスも可愛すぎて憧>>続きを読む
サム・ニールがハマりすぎているラブクラフトの作品が下敷きだそうな、最高ホラー。冒頭の精神病棟でかかるカーペンターズからしてアガる!終わり方、あの音楽ままでどこまでもお手本のようによく出来てる流石のカー>>続きを読む
戦争の最前線を舞台に戦争自体のエグさはもちろんのこと、どさくさにあれこれ求める男達に応えてくれちゃう若尾文子が大変。そんな中でのプレイも変態した後の軍医・芦田伸介との恋の流れもたまらん〜。最後の最後ま>>続きを読む
ツッコミどころ満載なのとプロパガンダ的な要素は時代のものとして置いといて、ものすごい勢いとノリで楽しめる。役者陣の巧さとずっこけっぷりに感服!
口パクがズレまくるロミー・シュナイダーとアラン・ドロンの顔面強すぎるお二人を愛でるメロドラマ。それ以上でもなく以下でもない。イケイケだった頃のあの国の雰囲気は好きすぎる。
立ち去った女でもキリスト教的受難と苦しみを描いていたけど、こちらも。ドストエフスキーの罪と罰を下敷きに現代フィリピンを描くいうことで、ラスコーリニコフがより罪を重ねるし、デブっ腹にわんこにで胸糞。後半>>続きを読む
ロジャー・コーマン×ジョナサン・デミの逆怒りの葡萄なキレたおんなたち。LAで生まれ育った娘の脳みそ溶けてそうな感じも、カジノで仲間入りするばーさんのお洒落も好き。
出てくるや否やずぶ濡れで子犬みたいなジェラール・フィリップ。訳あり感プンプン漂わせながらのサスペンス調ななかに宿屋のじーさまの立ち位置が最高。自分の昔に重ねる少年や何故か足が向いてしまった自分が建てた>>続きを読む
貧しすぎるオランダの貧民からののし上がりガール!影絵あそびに珍入するアレでがっつり心奪われた。
アリス三姉妹がいる英国風景だけでお腹いっぱいになるガーリィワールドで堪りません。そして私たち以上に堪らなかった、ルイス・キャロルのこのロリコンめ!なギリギリな関係と時を超えて伝わった愛。あの夏のピクニ>>続きを読む