monomiyuzanさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.0

オリジナルを超えたリメイク

アクションとコメディ一辺倒であったジャッキーチェンの新境地である。単純なストーリーながら最後まで飽きずに鑑賞できた。後出し有利とはいえラルフマッチョとパットモリタの完敗で
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.0

ただひたすらに切ない

今となっては市民権を得た感のあるLGBTものの走りであるが当時としては禁じられた愛の一表現であったのであろう。幸せとは程遠いストーリー設定であったが後味が重く感じないのは両主演
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

4、3、2と遡って逆再生で観賞してみた

今となってはさほど驚きはないが当時としては画期的な映像であったのだろう。ただし1はやはりトムハンクスのイメージが強すぎるような気がする。
もちろん2,3でそれ
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

4.0

3から遡って鑑賞してみた

どうせ内容はほとんど解ってるので英語音声の英語字幕で鑑賞してみたが子供向け英語なので意外とすんなり頭に入った。小中学校でも英語授業の題材に使ってみてはどうだろう著作権の問題
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

シリーズでは一番いい

笑いあり涙ありしんみりと切なくもありとピクサーらしい大人向けのアニメに仕上がっていた。自分の少年時代をアンディーに自己投影して没入する人も多いであろう。

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.0

大自然とダメ親父

内容的にはシビアな話だが(男にとって)壮大なハワイの自然環境をバックにジョージクルーニーらしからぬダメ親父っぷりをコミカルに描いてるのでくすくす笑えるような軽いタッチに仕上がってい
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

国連の役割とは

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの内紛末期に行われたジェノサイドを題材にしたかなりハードな作品である。結局この紛争はNATO(というかほぼアメリカ)の軍事介入によって表面上の終結を迎えるこ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

ジェームズワンが描くサスペンススリラー

毎回新しいジャンルに挑戦して自ら楽しんでる感でいっぱいのジェームズワンであるが。今作はお得意のホラーに加えて謎解きサスペンスやスリラーの要素も取り込んだ盛りだ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

昭和の香りで胸熱

ならず者国家(ロシア?イラン?)の悪巧みを少数精鋭の空軍チームが政治的考慮など一切なしに領空侵犯して劇的に阻止。
という有り得ない脚本であったが確か昭和の映画はトップガンにせよロッ
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君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.0

軽から重へのシフトチェンジ

普段着の大学生の軽いノリから始まる作品であるが徐々に張り詰めた重い空気へとギヤチェンジする展開が独特の雰囲気を醸し出している。登場人物全てが自己肯定感を持てない痛みを抱え
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

3.0

人気海賊シリーズ完結編と見せかけて

さすがにスケール感は凄いがいかんせん長すぎる。ちょっと引っ張りすぎ感は否めないがようやくこのシーリーズも終結かと見せかけてやっぱりまだあるんかいと。久々に観たチョ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.0

海賊シリーズ第4弾

前作でようやく終わったのだと思ったのだがまだ引っ張るか。とぼやきつつもまた観たい衝動に駆られるのがディズニーの演出(姑息な)なのであろう。人魚のシーンは圧巻であった。

パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

3.0

人気海賊シリーズ第2弾

ご存知ディズニーの大ヒット映画2作目であるが壮大なスケールはしっかり継されてるものの少しコミカルに走りすぎの面が否めない。と言いいつまた次作も観てしまうことになるのだが(全世
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.0

海賊シリーズ第1弾にして最高傑作

振り返ればこの一作目がシリーズの最高傑作であった。続きを期待させる演出に世界中の人間がすっかりハマってしまったわけだがそれも含めてディズニーということであろう。この
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チキン・リトル(2005年製作の映画)

3.0

ピクサーの完全子供向け映画

完全に子供向けなので内容は薄いが気楽に鑑賞はできるであろう。子供と一緒に楽しみたいただし低学年まで。

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.0

小さな料理人に心打たれるが

安定したキャラクター設定で素直に楽しめるのだがネズミが料理という概念をスルー出来るほどの楽観さが必要。潔癖な人間にはまず無理であろうその料理ほんとに食っても大丈夫なのかと
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

まさに王道の純愛

ライアンゴズリングとレイチェルマクアダムスがスターになる前の美しい作品である。生涯ただ一人の女性を愛すという単純明快なストーリーが胸を打つ。ラストは自然に涙が落ちるであろう。

カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

4.0

アニメを越えた深い思想

笑いあり涙ありスピード感あり。そして何より深い人生の教訓がさりげなく散りばめられている。エンドロール後のシーンももれなく鑑賞したい。

カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

4.0

2匹目の泥鰌では終わらない

前作に引けを取らない疾走感があった。もちろん笑いも感動も安定している。もちろん続編も大いに期待してたのだがまさか劇場未公開になるとは思いもしなかったのだが。

ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.0

TSUNAMI

公開当時はちょうど東日本大震災の直後。冒頭の津波シーンが震災を連想されるということですぐさま公開打ち切りになった作品でもある。当時映画館で観賞したのだが最初の津波の場面で頭が真っ白に
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

4.0

魂を揺さぶるスポーツ映画

やはりスポーツものは魂が震えるような直球の感動がある。モーガンフリーマンが演じたマンデラは圧巻であった。それにしてもイーストウッドは引き出しが多いな。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

イーストウッド最終主演という触れ込みであったが

まだ主役演じとるやんけ。とはいえ内容的にはイーストウッドらしい丁寧な演出で心に響く物語であった。ラストシーンはカッコよすぎるやろ。それで味を占めたか。

告白(2010年製作の映画)

3.0

映像と物語のギャップ

正直とてもお勧めできる作品ではないであろう。終始陰鬱な物語に対する中島哲也の映像美のギャップをどう捉えるかで名作と駄作に分かれるのかもしれない。今作から映画界に羽ばたいた子たち
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アリス・イン・ワンダーランド(2010年製作の映画)

3.0

ティムバートン独特の世界観

映像は確かに綺麗だがあえて3Dで観るほどでもないだろう。よくも悪くもティムバートン流の御伽話の域を超えていない。あくまでも芸術ファンタジー作品として鑑賞したい。

星になった少年 Shining Boy & Little Randy(2005年製作の映画)

3.0

原作はもっといいのかも

象を愛した少年の実話である。テレビドラマっぽい雑な演出であったが不覚にも涙した。もう少しリアリティを追求すればさらに良くなったのだろうが原作を読んでみたい衝動に駆られた。

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

4.0

実写とアニメのコラボ

ディズニーの王道プリンセスものかと思いきや基本待ちであるはずの姫が攻めに転じるという意外性もあった。肩の力を抜いて気楽に楽しめる作品であろうもちろん大人も子供も。

おくりびと(2008年製作の映画)

4.0

命を送るという仕事

何気に重い内容であったが淡々とした描写なので客観的にあくまでもエンタメの話として観られるであろう。改めて死生観を考えさせられる作品である。本木雅弘の細マッチョなのになで肩がなんか
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アバター(2009年製作の映画)

3.0

映画史を塗り替えた壮大ファンタジー

映画界に3Dという技術を導入したという意義はある。壮大なスケール感にはただ圧倒されるであろう。ただし映像は2Dの方が美しく観られた字幕も読みやすいし。3Dで観るな
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

イーストウッドが描く悲劇の日本史

イーストウッドらしい丁寧な演出と淡々とした映像とストーリーが逆にリアル感を生み出している。決して目を瞑ることのできない日本の歴史を日本側からの視点でアメリカ人が描い
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パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

4.0

大人も楽しめるファンタジー

笑いあり涙あり個性的なキャラクターたちも際立っている文字通り絵本のような映画。もちろん中島哲也の個性が発揮された映像も美しい。

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

みんなハッピーエンド

いくつもの愛の物語を詰め込んだきらきら輝く宝箱のような作品。
何もかも全てがハッピーエンドになるのがいい晴れやかな余韻に浸れる。落ち込んでる人は必見であろう。サントラもお勧め。

私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

3.0

意味不明な暴力性

韓国映画お得意の純愛映画であるが主人公の意味不明な暴力性に終始違和感があった。それもこれも病気のせいと片づけるには無責任文化の違いか。

初恋のきた道(1999年製作の映画)

4.0

とにもかくにもチャンツィイー

チャンイーモウの自己満足的作品と言えなくもないがチャンィイーというダイヤの原石を発掘しただけでもその後の映画界にとって大きなターニングポイントになった作品であろう。
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.0

想定内のどんでん返し

中盤までかなりドキドキ楽しめたのだが途中でネタばれは良くない。単純に二コールキッドマンの美しさを堪能したい作品である。

サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.0

ハルストレムの代表作とも言える至宝の名作

単にお涙頂戴では終わらない深い映画であった。自己犠牲や他者への無条件の愛情もハルストレムが描くと取って付けた感じがしない。鑑賞後に爽やかな余韻が残るのも彼の
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カーズ2(2011年製作の映画)

3.0

子供向け映画に落ちたカーアニメ続編

子供がはまりそうな安定のキャラクター設定である。レースシーンはさすがに迫力あるが前作と比べるとメッセージ性が薄まった分純粋な子供向けカーアニメに仕上がっている。
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